AKB48チーム8太田奈緒、舞台「殺しの
リハーサル」に出演!

AKB48チーム8の太田奈緒(京都)が出演する舞台「殺しのリハーサル」が2018年4月12日から東京の全労済ホール/スペース・ゼロで開催される。前日の11日夜にゲネプロが行われた。

太田は3月にも舞台に出演し、前回の舞台から1か月も経っていない。しかも4月には所属するAKB48の単独コンサート、チーム8の劇場公演に立て続けに出演するため、それらのレッスンもあり、舞台の稽古との両立に苦労していた。今回の舞台の顔合わせにも参加できなかったそうだ。
太田のちょっとした表情にも注目

太田のちょっとした表情にも注目

舞台での太田の仕草にも注目

舞台での太田の仕草にも注目

太田は何ごとにも全力投球するタイプで、どんなことにも手を抜かない。だが、さすがの太田も多忙なスケジュールの中での稽古は大変だったようだ。

数日前に太田はSHOWROOMで、アイドル活動と舞台の稽古の両立が大変なことをファンに打ち明けていた。
重たいシーンが多い中で太田は一服の清涼剤のような存在だった

重たいシーンが多い中で太田は一服の清涼剤のような存在だった

重たいシーンが多い中で「一服の清涼剤
」のような存在

「殺しのリハーサル」はドラマ「刑事コロンボ」のリチャード・レビンソンとウィリアム・リンク脚本による傑作ミステリー劇。内容も複雑で、全体として重たいシーンも多い本格的な舞台だ。そのような舞台で、太田が演じるサリービーンの役柄は「一服の清涼剤」のような存在だ。

決して太田の出番は多くはない。太田も自身のSHOWROOMで「奈緒の出番は少ない。『奈緒、いた』くらいと思ってて。でも来てね!」とファンに呼びかけていた。

太田は毎日SHOWROOMでファンと動画でコミュニケーションをしている。毎日、他愛のない会話をSHOWROOMでやっており、ファンからも愛されている。太田が出番が少ないと伝えると、ファンからも「時間の問題じゃない」「奈緒がいるから行くよ」とファンからのコメントが相次いぎ、太田も「そう思って見に来て!」と答えていた。

それでも、いつもの太田らしい笑顔とハキハキした動きが印象的で存在感があった。さらに、舞台での表情やちょっとした仕草にも注目だ。
ベテラン共演者たちと舞台に立つ太田

ベテラン共演者たちと舞台に立つ太田

主演の山口馬木也氏と

主演の山口馬木也氏と

「爽やかな演技ができる子を探していた

どうして太田を抜擢したのだろうか。
「殺しのリハーサル」のスタッフによると「重たいシーンが多い舞台で、爽やかな演技ができる子を探していた。出番は少ないが、このような役を演じられる子は少ない。そのような中、太田さんに白羽の矢が立った。太田さんは爽やかで、この役に適任だった」と語っていた。

今回の舞台、出番は少なくとも、誰にでも出来るものではなく、太田だからこそ演じられる役柄なのだ。

ゲネプロが終わった日のSHOWROOMで「舞台の見どころ教えて」というファンからの質問に太田は「全部です」と答えていた。そして「奈緒の役柄は、全部のことを楽しんじゃうかわいい女の子。純粋で何にも染まってない、そのままって感じの子」と説明し、「少ししか出ないけど、見つけてください!」と呼びかけていた。まさに太田らしい役柄だった。

多忙なスケジュールで稽古にはなかなか参加できなかった太田だが、スタッフによると「太田さんは頭の回転も速く、勘が鋭いので、すぐに舞台の様子を察知して、どのように演じるをすぐに理解していた。多忙な中でも台本をしっかりと覚えていた」と高く評価していた。
新たな女優としての地場を固めた太田

新たな女優としての地場を固めた太田

「楽屋でもみんなに愛されている」

ベテランの俳優に囲まれた今回の舞台。太田もSHOWROOMで「いろいろなアドバイスをしてくれて、凄く勉強になる」と語っていた。

稽古場での様子についてスタッフは「年上の共演者に囲まれた稽古場でも、真面目で優しい太田さんは、まさに清涼剤的な存在。爽やかな空気を稽古場にもたらしてくれた。楽屋でもみんなに愛されている」と語っていた。性格の良い太田は、誰からも「愛されるキャラ」だ。

「殺しのリハーサル」は5月に石川県の能登演劇堂でも上演される。

女優を目指している太田奈緒。次は5月に行われる劇団れなっちの「ロミオ&ジュリエット」だ。
太田のいつもの笑顔も見られる

太田のいつもの笑顔も見られる

主演の山口馬木也氏と

主演の山口馬木也氏と

様々な表情も見られる

様々な表情も見られる

舞台でベテラン俳優とともに挨拶する太田

舞台でベテラン俳優とともに挨拶する太田

ベテラン俳優たちの演技も見どころ

ベテラン俳優たちの演技も見どころ

ベテラン俳優たちの演技も見どころ

ベテラン俳優たちの演技も見どころ

アーティスト

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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