【インタビュー】NGT48「北原里英さ
んが卒業しても、前を向いて歩いてい
く」 グループとして新たな想いを胸
に踏み出した一歩

常に様々な表情を見せてくれるNGT48。今まで清純派のイメージがあった彼女たちのニューシングル「春はどこから来るのか?」のMUSIC VIDEOは、なんと映画『全員死刑』の小林勇貴監督によるもの。極限までのミニスカートに網タイツ、刺激的なアングルなど、その姿に衝撃を受けるはずだ。とはいえ、楽曲は、聴くだけで勇気をもらえる応援歌となっている。このギャップ溢れる曲について、センターを務める本間日陽と、荻野由佳、小熊倫実に話を聞いてきました!
【NGT48 読者プレゼント企画開催】
4月11日から14日に掲載されるインタビュー記事&ランキング記事にキーワードが出ています。そのキーワードを繋げるとある言葉が出現しますので、それを導き出してください!!詳しい応募方法は、14日掲載のプレゼント企画記事をチェック♪
■何も説明されず北原里英に追いかけられた!MV内容の意味とは?
――「春はどこから来るのか?」のMVは、観ていてドキドキしちゃいました!
荻野 私もドキドキしました!(笑)。実は撮影日の朝に、小林監督が「全員死刑」と書いてあるTシャツを着てきたんですよ。最初は映画のタイトルだと気付かなくて、“ど、どういうこと!?”と驚いたんです(笑)。
本間 ビックリしたよね。撮影の前日に監督の映画を観させてもらったのですが、この監督が私たちをどうやって撮影するんだろうと、実は不安でいっぱいだったんです。
荻野 でも、お会いしたらすごく優しくて、またまた驚きました。少し強そうに見える監督なのですが、人は見かけじゃないんだなって思いました(笑)。
小熊 私はこの撮影で生まれて初めて網タイツを履いたんです。最初は“これは一体…”と戸惑いましたが、セットをよく見ると、インスタ映えするようなかわいらしい雑貨も置いてあったので、“これはおもしろい映像が撮れそう”と、すぐに不安がワクワクに変わりました。
荻野 撮影中は、何の説明もされずに、(北原)里英さんに追いかけられるシーンから始まったんです。言われるがまま走ったり、逃げたりとハードな撮影だったんですが、最終的にこのシングルで里英さんが卒業することもあり、今のうちにスパルタ教育で私たちを育てるという意味があったと知り、“なるほど!”って思ったんです。
本間 撮影は1月下旬だったので、道路は雪だらけだったんです。とっても寒かったんですが、監督もその“全員死刑”のTシャツ一枚で頑張ってくれたので、本気度が伝わり、“いい作品を作りたい!”と思うようになりました。
――前回も山戸結希監督にかなり追い詰められた撮影だったと語っていましたが、今回も追い詰められるような作品だったんですね。
荻野 確かに!今回も“ゆうき”監督だったので、“ゆうき”という名前の監督はみんなすごいんだなって思いました(笑)。
本間 ここまで個性の強い監督さんとグループがコラボすることってあまり例がなかったと思うんです。なので、普段からは想像できないNGT48を楽しんでもらえたらなと思っています。
■「キュンキュンしてもらえると思う!」ポイントはピュアな関係を感じさせる歌詞
――楽曲だけ聴くと、いつものNGT48のかわいらしさを感じますよね。
荻野 ありがとうございます!実はこれまでの1st、2ndともにイントロがなかったんですよ。でもこの曲にはイントロがあったのでビックリしました!
本間 イントロがつくだけですごくワクワクするもんね。
荻野 そうなの!レコーディングも、両手を振りながら歌うくらい楽しかったんです。ただ、キーが少し低くて歌うのが難しかったのですが、男性ならカラオケで歌いやすいと思うので、幅広い世代、男女問わず愛してもらえる楽曲になったのかなと思っています。
――背中を押してくれるような歌詞になっていますよね。
荻野 そうなんです。<見上げた桜が満開だよ>というフレーズがすごく好きなんですよ。この歌詞っていろんな捉え方ができると思うのですが、私たちにとっては、里英さんが卒業していなくなったとしても、前を向いて歩こうという意味だと思っていて。この曲とともにいろんなNGT48の魅力を出して行けたらなと思っています。
小熊 最初にこの曲を聴いたときに、すごくアイドルっぽい曲だなと思ったんです。明るくて春らしい曲は、聴くだけで楽しくなるんですよね。さらに、“制服”やちょっとの恋心を感じるような学生らしい歌詞も入っているので、キュンキュンしてもらえると思うんです。
――小熊さんは、高校生になったんですよね。
小熊 はい!高校生になったら、お仕事ができる時間が増えるので、いろんなことに挑戦してみたいなと思っています。今からすごく楽しみです!
――そして、この曲のセンターは本間さんになります。
本間 はい!聴けば聴くほど好きになる曲ですし、この曲に私自身が救われているんですよ。通学路のイメージを頭に思い浮かべながらパフォーマンスをしているので、多くの人にも共感してもらえる曲になったと思います。
荻野 主人公はすごくピュアだよね。
本間 そうなんですよ。<誰にも相談できずに、1年過ぎても僕たちの距離が埋まらない>と歌っているのですが、そんなピュアな関係ってすごく素敵ですよね。でも、ラストには制服の肩の上に乗っている桜の花びらを取ってあげているんです。その一歩踏み出す感じが、聴いていて勇気をもらえるんですよ。ぜひ、この曲を聴いて、新たな一歩を踏み出してもらえたらと思います!
文/吉田可奈

アーティスト

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

新着