紫吹淳が男性ダンサーのリフトに大興
奮! 『バーン・ザ・フロア Joy of
Dancing』制作発表レポート

世界を魅了したダンスエンターテイメントが記念すべき10回目の来日を果たす! 『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』が、2018年5月から東京と大阪にて上演される。『バーン・ザ・フロア』創設から20周年というメモリアルイヤーでもある今年の公演を紹介するために、4月2日(月)都内で記者会見が行われ、日本公演に出演するダンサー9名と、本公演のスペシャルサポーターを務める紫吹淳、柴田英嗣(アンタッチャブル)プロダンサーの金光進陪が登壇した。(※もう一人のスペシャルサポーターである村上佳菜子は都合によりVTR出演)
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
早速、ダンサーたちはパフォーマンスを披露する。本公演からのニューナンバー「Happy Boogie」のメロディに乗りながら、客席から登場したダンサーは、手にスマホを持ち、男女ペアで踊っている仲間を撮影しながらまた踊る、という趣向で次々とステージに上がっていく。彼らはいずれもボールルームダンス(競技ダンス)の世界的なプロフェッショナルダンサーだが、マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」、ジェイムズ・ブラウンの「I feel good」「Sex machine」、ロビー・ウィリアムズの「Let me entertain you」と、競技ダンスではまずかかることのない楽曲が大音量で流れる中、皆ほとんど汗をかかず、パワフルに踊り続ける。一曲の中でもワルツ、サンバ、タンゴ、ラテン、コンテンポラリー、ディスコ、ストリートダンス、チャチャチャ……と様々な種類のダンスを織り交ぜ、まるでダンスで一つの物語を描いているかのようだった。競技ダンスで使うスキルは同じであっても、その表現の仕方がまったく異なる『バーン・ザ・フロア』。「楽しい!」「興奮した!」「踊るのが大好き!」といった競技ダンスでは見せることはない激しい感情を全面に出しながら、笑顔のままハイレベルのダンスをこれでもかと披露した。
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』ダンサー
(左から)紫吹淳、柴田英嗣(アンタッチャブル)、金光進陪
男性ダンサーが紫吹淳をリフト!お姫様みたいですね!
世界トップレベルのダンスを目の当たりにした紫吹は「喉がカラカラです。口を開けたまま見入ってしまいました」とコメント。元宝塚のトップスターである紫吹は「以前、宝塚でも社交ダンスを少し学んだことがあるのですが、(男役だったので)女性をリフトするほうばかりやっていましたね」と告白。すると「せっかくなので男性ダンサーにリフトしてもらいましょう!」という展開に。リフトされた状態でくるくると回された紫吹は「言ってみるもんだ(笑)!お姫様のようです!」」と赤面しながらも満面の笑み。その様子を見ていた柴田は「(娘役のように)脚が綺麗に伸びていましたよ」と突っ込んでいた。また、柴田はイケメンの男性ダンサーたちに「モテるでしょー!?」とダンス以外の点で突っ込みをかけ、全日本ダンス選手権で優勝経験のある金光は、プロとしての目線で「男女のペアを組み変えるときの速さや、演出や構成がすごいんです」と彼らのすご技について解説していた。
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
今回、初来日のダンサーが多かったが、日本でどんな興味を持っているか?何を体験してみたいか?という質問に対して「寿司」「ナイトライフ」「漢字でタトゥーを入れたい」(そんなことをしている暇はないわよ、と先輩ダンサーから笑いながら突っ込みが入る)「未来少年コナン」「美少女戦士セーラームーン」「NARUTO」「ドラゴンボール」「ワンピース」など、次々とリクエストが飛び出す。その後、紫吹が最後の挨拶の中で「彼らに夜遊びをさせてあげてください!」とスタッフに助け船を出すと、ダンサーたちは笑顔で紫吹に拍手喝采を送っていたのだった。
『バーン・ザ・フロア Joy of dancing』
取材・文・撮影=こむらさき

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