3月29日@渋谷WWWX

3月29日@渋谷WWWX

アイドル諜報機関LEVEL7、
4周年記念ワンマンライブを開催

女スパイをコンセプトとした5人組のアイドルユニット“アイドル諜報機関LEVEL7”。“LEVEL 7”とは“諜報機関の最高機密情報”を意味する言葉で、メンバーはそれぞれコードネームで呼ばれている。彼女たちは“女優やグラビアアイドルに扮装し、ドラマや映画、バラエティなど様々な芸能活動、その他諸々の現場に潜入”、“ライブではファンの皆様をBOSSと呼び、潜入して得た情報を報告する”これらのミッションをこなしていく。アイドル諜報機関LEVEL7は3月29日(木)に渋谷WWWXにて『4周年記念4thワンマンライブ』を開催し、その日の模様をレポートする。

佐々木麻里/コードネーム:まりまーり
璃乃/コードネーム:おしりーの
安永光希/コードネーム:ヤンミィ
高橋友里/コードネーム:くるむ
嶺井小雪/コードネーム:こゆきら

すでに気持ちは最上級の
エクスタシーの中へ溺れそうだ。

MISSION STARTの合図と同時に流れだした、重厚なSE。今回のミッションはかなりレベルが高そうだ。メンバーらの登場と同時にフロアー中からあふれ出る歓声。5人のスパイたちが舞台へ居並ぶと同時に、アイドル諜報機関LEVEL7のライブは「Taboo」からスタート。5人はクールかつセクシーに、挑発的な楽曲の上で、妖しく激しく身を揺らしせまってきた。人を魅了するレベルゲージを次第に上げてゆくメンバーたち。フロアーに詰めかけたファンたちのレベルゲージは、早くもMAXへ達しそうな勢いだ。「恋のTABOOはLEVEL 7」なら、このコンタクトの興奮指数はLEVEL MAXだっ!!!!!

躍動するビートの上で、激しいギターサウンドが炸裂。悩殺するような魅惑の視線と甘い声を上げ、彼女たちは観客たちを熱狂の虜にする罠を仕掛けてきた。「ストロベリートラップ」に触れたとたん、興奮指数が絶頂目指して駆け上がりだした。可愛く、でもセクシーにせまる。それって、とても罪な嬉しさだ。彼女たちの甘い香りに誘われたんだもの、もっともっと罠に落ちていきたい。クールな中から見える甘い誘惑へ心がメロメロにとろけそう、「キケン℃LEVEL7」で魅せた妖しい香りへゾクゾクしっぱなし。その挑発に煽られ、フロアー中から沸き上がる絶叫と無数の拳。メンバーに負けじと、誰もが声を張り上げてゆく。なんて嬉しい危険度の高いスパイたちだ。その挑発に心が支配されない奴のほうがおかしいぞ。

熱狂をさらに恍惚へ導くように、エレクトロでトランシーな「ShinyBeat」が飛び出した。フロアー中を支配する絶叫、甘い誘いを仕掛ける5人の妖しいオーラにずっと包まれていたかった。ステージを目一杯使い、ダイナミックでパワフルなステージングを描きだす5人。最上級のエクスタシーの中へ溺れそうだ。

僕らは、ただただ彼女たちの
奴隷となり、その誘惑へ溺れるだけ。

“今日はアイドル諜報機関LEVEL7を大好きにさせちゃうけど、いいですか”(まりまーり)。“今日はみんなを一晩中余韻に浸らせるくらいに楽しませます”(こゆきら)などの声を受け、ライブは次のブロックへ。

“今回のワンマンは攻めのセトリ”の言葉を証明するように、唸りを上げて飛び出したのが、最上級の熱狂を巻き起こす「最上級アドベンチャー」。凛々しい声を魅力に、フロア中の人たちを燃え盛る興奮の渦の中へグイグイ巻き込みだした。なんて、挑戦的なスタイルだ。その女豹のような仕種が、彼女たちにはとても似合うライブのユニフォーム。フロアー中から響き渡る野太い声。その雄叫びさえ彼女たちは飲み込み、挑発するように投げ返していた。

「ロングアトラクション」を通しチャーミングな魅力を振りまきながら、その中へ妖艶な香りを忍ばせ、彼女たちは観客たちのハートを射抜いてゆく。それまでの力強さとは裏腹に、優しい声の表情だ。でも、その中へ艶めきを覚えるからこそ、5人の優しい誘惑に引き込まれてゆく。フロアー中に響くエレクトロなビートに身を委ねながら、5人の一体化した誘惑に堕ちていきたかった。触れたとたん、その甘さに意識が蕩けそうだった。ジャジーで妖艶な楽曲の上で、妖しく歌う彼女たち。秘密の蜜の味は、とても甘くてとろけそうだ。「シークレット・ハニー」を通し彼女たちは、触れてはいけない扉を開き、その先の甘美な世界へ誘い込む。僕らは、ただただ彼女たちの奴隷となり、その誘惑へ溺れるのみ。その甘い刺激に、誰もが興奮の雄叫びを上げていた。彼女たちの妖しい動きから、ずっとずっと目を離せずにいた。

止まることなく、アイドル諜報機関LEVEL7は「たとえ世界が終わっても…」を歌唱。その歌は、確かな意思を持ってフロアー中に響いていた。強いメッセージが、気持ちを奮い立たせる。一緒に光をつかもうと、彼女たちはファンたちを明日へと連れてゆく。たとえ世界か滅びようとも、アイドル諜報機関LEVEL7と一緒なら、僕らは未来を信じられる。そんな強い絆を、彼女たちは示してくれた。激しいダンスビートが炸裂。一人一人が歌うたび、会場中の人たちが、喉が枯れそうなほどの絶叫をメンバーたちへぶつけていた。「グッバイ! !愛言葉」。切ない失恋歌ながら、楽曲自体がとても感情的で刺激にあふれている。その切なさを胸に抱きながらも、僕らは、5人と一緒に熱狂の中で絶頂を覚えたかった。“最後に一つだけ伝えたいことがあるの”の言葉に続く“好きでした”の切ない言葉に、胸が焦がれそうだった。

メンバーがメンバーに悪戯を
仕掛けてゆく。その結果は…。

動画コーナーでは、メンバーどうしがいたずらをし掛け合っていた。まりまーりがワサビ入りのお寿司を食べて人格が変われば、レモン汁をミネラルウォーターに入れられたこゆきらが、そのすっぱさに涙する場面も。顔面ケーキを食らい、絶叫するおしりーの。でも“美味い”と食べてしまうところがおしりーのらしさ。顔面サランラップを仕掛けていることへ気づきつつも、あえて餌食になったくるむ。ヤンミィはタイミングを逃したことから、サービス動画をプレゼント。その後、新曲を披露することを告知した。

OKMusic編集部

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