月ごとにテーマを変えて、様々なひとに選曲をお願いしてきた「MIXTAPE」企画。今回のテーマは、ずばり東京。東京と名のつく曲はたくさんあるし、いろんな人が東京に対する思いを持っている。だけど、東京は広い。場所によって、聞こえてくる音も思い出す曲もちがう。東京出身のひとも、地方から出てきたひとも、いまは遠くから東京を眺めるひとまで。「東京」をテーマにどんな曲を選ぶのか。名古屋出身で、メンバーチェンジ&活動休止一切なし。結成29年目のフラカンはどんな曲を選んだのか。

【鈴木圭介(Vo.)】

榎本健一『洒落男』
お調子者の田舎っぺが騙されるトホホな歌なんだけど、曲調は明るくて、どこか呑気な雰囲気。アレンジもゴージャスで、大好きな曲です。


友部正人『一本道』
夜中、一人でこっそり聴く歌。聴くたびに、しんみりしたり、高揚したり、色んな気持ちになります。僕にとって、この曲は東京そのもの。

【グレートマエカワ(Ba.)】

瀬川洋『それで良いはずありゃしない』
「ピエロ+2TRACKS」収録

[昭和]の東京オリンピック以前の古き良き東京へのロマン。


太田裕美『木綿のハンカチーフ』
幼い頃この曲を聴いて、[都会]という言葉を覚えた。名古屋に住んでいた為か、[東へと向かう列車]、[都会]という歌詞の一部から東京を連想したのだ。

【竹安堅一(Gt.)選曲】

遠藤賢司『東京ワッショイ』
いい時は最高、悪い時は最低。東京にはじき飛ばされずにがんばれてる。好きさ東京。


RCサクセション『甲州街道はもう秋なのさ』
感動した思い出。上京して初めて甲州街道の色づくイチョウ並木を走った時。歌詞が鮮明になった。

【ミスター小西(Dr.)】

エレファントカシマシ「星の降るような夜に』
上京したての頃、この曲が入った『東京の空』というアルバムを聴きまくっていた。当時の気持ちとリンクする歌詞。
もちろん今も変わらずである。


斉藤和義『空に星が綺麗』
この曲が入ったアルバム『FIRE DOG』には沢山の思い出がある。
始まったばかりの東京生活をいろいろ後押ししてもらった。
この頃の思いを忘れずにいたい。

フラワーカンパニーズ「東京の音楽」はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

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「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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