千年前の人たちの恋愛事情に親近感!
さくらしめじ・田中雅功が好きな百人
一首の句BEST3

1stフルアルバム『ハルシメジ』を4月4日にリリースするさくらしめじ。中学時代に百人一首にハマったという田中雅功に、好きな句を聞いてみました。映画『ちはやふる』シリーズを観て、かるたに魅了されたという彼が心動かされた句とは?
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【1位】「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり」春道列樹(32番)
“山の中の川に、流れ止めの柵(しがらみ)がある。それは、風に落とされ流れきれないでいる紅葉の集まりだったよ”という意味の句なんですけど、表現の仕方がとても素敵で、情景が目に浮かぶようだなと。秋はもちろん、陽射しがポカポカしている日にこの句を詠むと、今、僕は自然豊かな地球にいるんだよなぁ、と思ったりもします。あと、冬に詠めば秋の景色を思い出したりとか、夏の最後に詠めば秋を感じ始めることができたりとか。大好きな句です。
【2位】「忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな」右近(38番)
“あなたに忘れ去られても、私はなんとも思わない。けれど、いつまでも私を愛すると神に誓ったあなたに神罰が下ってしまわないか、それが惜しまれてならないのですよ”という意味の句です。平安時代というとすごく遠い昔に感じますけど、千年前の人たちも現代と同じように恋をしたり失恋したり、失恋すればこの句のように嫌味を言ってみたりしたんだなと思うと、すごく身近に感じられるし、いつの世も変わらないんだなと思います。
【3位】「朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に ふれる白雪」坂上是則(31番)
“明け方、空がほのかに明るくなってきた頃にパっと起きると、吉野の里一面に降り積もった雪が、有明の月かと思うほどに明るく光り輝いている”という意味の句です。大きくなると、雪が降ったら交通機関の乱れを心配してしまいますけど(苦笑)、小学生の頃なんかは、雪予報が出ている朝、カーテンを開けて雪が積もっていると嬉しかったわけで。そういう高揚感、感動を思い出させてくれるし、とても風情ある句だと思います。

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