舞台上で抱き合う又吉直樹(左)と観月ありさ

舞台上で抱き合う又吉直樹(左)と観月ありさ

又吉直樹「むっちゃいいにおい…」 
舞台「火花」で観月ありさと抱擁

 舞台「火花~Ghost of the Novelist~」の公開舞台稽古が30日、東京都内で行われ、出演者の観月ありさ、又吉直樹(ピース)、植田圭輔、石田明(NON STYLE)らが登壇した。
 「第153回芥川賞」を受賞した又吉の初純文学作品『火花』が、2016年のドラマ化、17年の映画化に続き、舞台化が実現。注目の若手俳優・植田が原作の主人公でもある、お笑いコンビ・スパークスの徳永を、石田が徳永に慕われる先輩芸人の神谷を演じる。
 また、本作は、又吉が「本人役」で登場するほか、観月も「女優・観月ありさ」として出演することが話題になっている。
 冒頭、ステージに立ち、語り始めた『火花』の原作者又吉。そこに観月が現れ、又吉を抱き締める。戸惑いながらも「むっちゃいいにおい」とうっとりする又吉。
 「女優さんって、好きでもない男をそんなふうに見詰められるもんなんですかね?」といぶかる又吉に、観月は「結婚してください」と訴える。又吉は「観月さん、結婚されてますよね?」と冷静に突っ込み、会場の笑いを誘う。
 又吉から小説をもらおうと説得する中で「私の全てをあなたにあげる」「何でもしてあげる」と言い放つ観月。考え込んでしまった又吉は、「やらしいことでもいいのよ!」というおちゃめな観月の誘惑に「やらしいことは駄目です!」と必死に抗う。
 コミカルなやり取りで観客の関心を引き寄せつつ、物語は一気に加速。徳永と神谷が織りなす原作物語に、いつの間にか観月と又吉も入り込んでいく。
 舞台は30日~4月15日、都内・紀伊國屋ホールで上演。

エンタメOVO

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着