【インタビュー】Sonar Pocket 「誰
かを本気で愛する気持ちを描いた」
映画『honey』主題歌で話題の王道ラ
ブソング!

10周年イヤーを迎えたSonar Pocketからニューシングル「108〜永遠〜」が到着した。3月31日公開の恋愛青春映画『honey』の主題歌となった新曲は、ピュアな想いを真っ直ぐに伝える胸キュンラブソング。ど直球の歌詞にはデビュー期の彼らを彷彿とさせるキラキラ感がありつつ、サウンドでは第二章で展開してきた進化形の自分たちを聴かせる、懐かしさと新味がいっぺんに堪能できる楽曲となった。カップリングには昨年のツアーで披露されていた「Precious」を待望収録。表題曲のタイトルにちなみ、今回は“永遠に続いて欲しい場面”も3人に聞いてみた。
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■タイアップがあったからこそ生まれた、新たなSonar Pocketらしさ
——新曲「108〜永遠〜」では、映画『honey』のどんな部分をすくい取ろうと考えたんですか?
ko-dai 今回は映画側から僕らの王道のラブソングが欲しいというオーダーを受けたんです。で、台本や完成間近の映像を観たら、主人公がとにかくピュアで一途。その想いを相手に届けることが一番のテーマになっていたので、Sonar Pocketが昔ずっと投げていた直球ど真ん中のモノを久しぶりに描けばいいなと思ったんです。誰かを本気で愛する気持ち。嘘みたいに真っ直ぐな愛を描こうと。
——移籍して第二章に突入後は、敢えて多くを語らない大人っぽい言い回しにトライしてきました。今回は言わば正面突破だと思いますが、照れなどありませんでしたか?
eyeron 別に照れとかはなかったです。逆に、みんなが思うSonar Pocketらしさって何だろう?って考えたくらい。キャリアを積んだからこそ言葉の選び方の選択肢もあるし、今だからこそ見えるSonar Pocketらしさもあるし、タイアップだからこそ挑戦できた部分もありました。
——言い換えれば、タイアップがなければ、新曲でこういう方向にトライすることはなかった?
ko-dai たぶんなかったですね。今回は最近よく一緒に制作しているArmySlickさんという方と作ったんですけど、そのときにSonar Pocketらしさは何も過去に戻ることだけじゃない。過去を焼き直さなくても得られるものだと思ったんです。
——歌詞は王道で青春していますが、サウンドは最近トライしている抑えの効いた大人味のソナポケ路線を踏襲していますからね。むしろ新顔と制作することで、懐かしさと新しさを共存させたものが作れたと。
matty その融合が良いバランスでできたんじゃないかと思います。ArmySlickさんはダンスミュージックを得意とする方なんですけど、僕らに寄せてベースとなるトラックを作ってくれて。でもアレンジはデビューした頃からお世話になった、恩師といえるようなSoundbreakersと久しぶりにタッグを組んだんです。 これを昔の制作チームのままでやっていたら、「新しいものを生み出そう」みたいな変な力が入っていたかもしれないし、もしくは、まんま過去の焼き直しになっていたかもしれない。今回は自分たちらしさを俯瞰することができたと思っているし、そうすることで、またひとつ新しい殻が破れた気がしています。
——そもそもタイトルの「108」という表記には、どんな意図があるんですか?
ko-dai 108本のバラには、花言葉で「結婚してください」という意味があるんですけど、それが映画のキーワードになっているんです。結婚って、言わば永遠を約束しようっていうことだと思うし、108は永遠(とわ)とも読めるので、そこに惹かれて、こういう表記にしたんです。
■eyeronの永遠に続いてほしい瞬間を聞いてko-daiとmattyが心配!
——カップリングの「Precious」は、ライヴで披露していた曲だそうですね。
ko-dai 去年の『Reload』ツアーの前半戦、初日から9月3日までやっていたんです。ツアーを回るということもあったので、ファンへの想いを歌おうと。でも、その想いを前面に出すんじゃなく、それを恋愛に重ね合わせて書いたんです。
——障害や壁を乗り越えていくラブストーリーが歌われていると思いますが、eyeronさんのバースには、これまでのソナポケヒストリーが凝縮されているように思いました。<急ブレーキ>は、ko-daiさんの入院のことだなって思ったし。
ko-dai <倒れそうになり〜>ってね。そのあと<sorry>って歌っているし(笑)。
eyeron あはは。逆に、そうやって取ってくれたのは嬉しいですね。俺はそこまで意図していなかったから。書いているときは恋愛ソングとして楽しんで欲しいっていう気持ちがあったし、あと、これって今のSonar Pocketらしさだなと思っているんですよ。いい意味でやり過ぎていないし、切なさもあるし。
ko-dai 当時、近くにいすぎると見失っちゃうモノっていうのが、曲を作っているときのテーマとしてあったんですよね。「一生一瞬」をリリースした頃に作っていたから。当たり前の中のありがたみを忘れていることが多かったので、それは恋愛に於いても言えることだろうと思って作ったんです。
——最後に、表題曲のタイトルにちなんで、最近、“この瞬間が永遠に続いたらいいのにな”と思ったことを教えてください。
eyeron 風呂に入りながら寝オチする瞬間とかですかね(笑)。
matty やばい。死ぬよ、それ(笑)。
eyeron いや、ちゃんと起きるけど。けど、あの瞬間はすげえ気持ち良くない?(笑)。
ko-dai 俺は今年正月に行ったハワイで見た夕陽です。空が焼けるっていう感じの夕陽。日が沈んでもなお空がオレンジ色に染まっているのはずっと見ていられるなと思った。
matty 僕は愛犬の“かわいいな”と思う表情。あれは永遠に続けばいいなと思う。
eyeron 俺は他にもありました。歌詞を書いていてパズルがハマった瞬間。点と点を繋いでいって線になった瞬間はすげえ気持ち良いから。達成感というか、爽快感というか、体を動かすのとは違う気持ち良さがあるから、あれは永遠に続いて欲しいですね。
文/猪又孝

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