【インタビュー】常識を超えた先の驚異的な空間に、僕らの新しい学校のリーダーたちがいた!!

【インタビュー】常識を超えた先の驚異的な空間に、僕らの新しい学校のリーダーたちがいた!!

【インタビュー】常識を超えた先の驚
異的な空間に、僕らの新しい学校のリ
ーダーたちがいた!!

メンバーそれぞれの個性を分析!!!!
──みなさんの存在感に強く惹かれています。先にメンバーそれぞれの魅力をお聞きしたいのですが、隣に座った方の紹介をお願い出来ますでしょうか??
RIN:おかっぱで丸メガネのSUZUKAさんは、新しい学校のリーダーズのメインヴォーカルの方。1stアルバム『マエナラワナイ』には昭和歌謡っぽい楽曲がちょいちょい入ってるんですけど、その手の歌がとても似合う歌い手なんですね。彼女自身が昭和な感じの曲が好きで、何より、中森明菜さんが大好き。その感じを前面に滲ませて歌っているところがむっちゃ格好いいんです。

1stアルバム『マエナラワナイ』
そして、誰よりもしゃべる方。たまに、配線が切れて何言ってるのかわかんないときもあるんですけど、とても面白い方です。

──SUZUKAさん、昭和歌謡がお好きなんですか??
SUZUKA:昔の、あの感じが好きなんですよね。昭和歌謡の歌いまわしとか、醸しだす雰囲気とか、顔や衣装とか、なんか絶妙に今の時代にはない感じがしてて。けっして昭和レトロのブームに乗っかってやっているわけではなくて、本当にあの世界が好きなんです。自分の感覚には、あの時代感がすごくフィットします。
横にいるストレートヘアーの目鼻だちがはっきりした女性が、KANONさん。彼女は見た目がキリッとしているように、性格もしっかりしてるんですけど、抜けてるところもある方。踊りはジャズ系が得意で、ストレートヘアーも踊りとフィットしていく、その華麗な動きへ…髪の毛の動きも含めたその踊りへ魅了される人はいっぱいいると思います。
KANON:わたし、髪の毛にも神経が行き届いてます。だから踊るときには、髪の毛も身体の一部として髪先まで神経を注いで踊れば、わたしのダンスは髪の毛の動きまで含めて表現しています。髪の毛といえば、横にいるMIZYUも一緒。MIZYUは見ての通り二つ縛り(ツインテール)に横毛で、黒髪ぱっつんなところが特徴的。テンションが上がりだすと、二つ縛りの髪の毛をまわしてしまう癖のある人。新しい学校のリーダーズのメンバーって、みんな同じ意識を共有しているから、わかんない面はぜんぜんないんですけど、その中でも一番謎めいたメンバーだなとも思います。

MIZYU:髪の毛は、すぐに振りまわしちゃいますね。わたしも、髪の毛の動きも含めた振り付けをやっています。で、RINさんは、よく見るとわかるけど、ポニーテールの下を刈り上げています。それと、見た目に反してすごく心配性な人。きっと見た目だけで判断したら、RINさんが一番強気なメンバーとして見られるんですけど、一番心配性な人。だからよく3人で「大丈夫に決まってんだろ!!」って脅しをかけてます(笑)。
個人的にRINさんの特徴だなぁと思っているのが、RINさんが歌うと、日本語でも英語のような発音で歌えてしまうところ。そこも、わたしはRINさんの個性だと捉えています。
そこは、そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…。
──歌い方も、踊りも。何より、存在感がとてもインパクト強いですよね。
SUZUKA:ありがとうございます。とくに踊りにはとてもこだわっています。

──あの独特な踊りの数々は…。
KANON:何時も4人で考えています。
──あの踊りの数々が、どんな発想から生まれてゆくのかとても不思議というか、すごく興味深いんですよね。
MIZYU:まず最初に楽曲を聴いた印象や歌詞のテーマをもとに、その楽曲に似合う振り付けのテーマを幾つか出します。そこからテーマを絞って具体的な踊りをつけていく形です。たとえば、先行配信にもなり、MVも公開中の『キミワイナ'17』で説明するなら、この歌はマラソン大会で裏切られたことが物語の題材になっていることから、振り付けのテーマを「裏切り」と決めました。そのうえで、ちょっと寸劇チックにしてみたり、マラソン大会で走っている姿を踊りや表情に出しているように、『キミワイナ'17』に関しては寸劇要素の多い振りになっています。
KANON:全体の振りの中にも、何度か裏切りを表現しているように、いろんな裏切りが起きてる感も振り付けの中から感じてもらえたらなと思います。
──どの楽曲でもそうですが、振り付けがとにかくユニークだし、そこへ強く眼が惹かれます。
SUZUKA:振り付けは、自分たちでもつねにユニークなものを作ろうとしています。自分たちで面白いと思って作った振りが、世間からは褒められたり、スルーされたりしていますが、かなり満足しています。さらにしばきあげていきたいです。

──新しい学校のリーダーズの楽曲は、昭和歌謡やジャジーな要素も多く詰め込まれています。みなさんは、新しい学校のリーダーズの曲世界をどのように捉えているのでしょうか?
SUZUKA:この見た目で、まさか歌謡曲やジャズ要素のある楽曲やダンスをやっているって想像しないじゃないですか。そのギャップにビビッとくる人たちも多いように、そこはちょっと狙っている面もあるかも知れないですね。もちろん、わたし達のやりたいことを伝えつつ、そこは、そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…そこそこ優秀すぎる大人たちともしゃべって…。

──優秀な大人たちの意見を取り入れることもあれば、無視する場合もあったり??
SUZUKA:そこそこ優秀すぎる大人たちとわたし達の意見を組み合わせて、「これはいい」「これは駄目」って、みんなで作りあげている感じです。
RIN:「とにかく面白いことをやりたい」、その一心です。

KANON:人の真似じゃなくて、新しい学校のリーダーズだからこそ出来ることを追求していきたいなと思っています。
MIZYU:そういう発想って、本当にくだらないことから始まるんですけど。それをいろいろ具体化していくと、新しい学校のリーダーズにまつわるすべての表現へ自然と繋がっていくんですよね。
だから、わたし達は最強なんです。
──楽曲は、すべてH ZETT Mさんが手がけています。
SUZUKA:作曲に関しては、とても偉大なH ZETT Mさんを頼りにしているように、全力でお任せています。歌詞に関しては、新しい学校のリーダー達という奥行きが深いチームで書いたり、今回のアルバムのようにいろんな方にお願いをして書いていただいてます。
──何に驚いたって、ウェブサイトでみなさんのPROFILEを見たときに、髪の毛しか映っていなかったこと。でも、実際にお会いしたら、あの髪の毛だけで十分自己紹介になっていたことが理解できました。
KANON:たとえシルエット姿だとしても、それぞれの髪の毛を観ると誰かがわかるように、そこも新しい学校のリーダーズの大きな特徴なんです。
MIZYU:使える個性は何でも使う。わたしで言うなら、二つ縛りの髪の毛も、横毛も使う。
SUZUKA:横毛を使ってた記憶はないけど(笑)。新しい学校のリーダーズの場合、お互い血の繋がりを持った関係じゃないかって錯覚するくらい、4人の感覚が一緒なのも特徴です。表現するうえでも、お互いに感じたことを言葉にすると全員が同じ答えなことは多いです。それに、昔から「こんな感じでやっていきたい」という話をみんなで重ね続けてきたことも、4人の感覚を一つにしてゆく強みになっていると思います。

──みなさん、付き合いは長いんですか??
KANON:4年くらいです。
MIZYU:他のアーティストさんに比べたらぜんぜん短い期間なんですけど。でも、けっこうな深い絆だからね。
RIN:ホントに、すべてを共有しているんじゃないかくらいに。お互いに知らないことがないレベルまで4人とも心を通じ合わせていれば、何でも話をしています。すごく信頼しているからこそ何でも言えるし、言ったことでまた互いの信頼も深まるし…。
SUZUKA:気持ちを隠すほうが、逆に不安になっちゃう。
KANON:わたし達、オリンピックの花のマークと一緒なんですよ。それぞれ個性的なように一人一人が大きな輪を持っているんですけど。その4つが重なり合ったとき、全員の輪が共通して重なる部分が中央に大きく生まれるんです。だからこそ、こうやって通じ合えてるんだと思う。
MIZYU:それぞれが個性を磨けば、磨いた個性を4つ重ね合わせることで共通した個性にしていく。その繰り返しで進んでいます。
SUZUKA:だから、わたし達は最強なんです。
MIZYU:新しい学校のリーダーズは最強だと思います。
SUZUKA:その自信があるからこそ、ライブぅでお客さんたちが衝撃を受けてたり、感動や興奮をわたし達が与えていけてるんだと思います。そういってくれていると信じています。

沼みたいなものなんで、一度はまったら足を抜かせないです
──初めて新しい学校のリーダーズのライブを見た人たちは、かならず最初にキョトンとなってしまうんじゃない??
SUZUKA:初めて新しい学校のリーダーズのライブぅを観る人は、1曲目ではみんな「ハテナ??」状態ですね。みんなの顔が「なんだ、こいつらは」になってる。
MIZYU:どう対応して良いのかわからずに、キョトンとした顔をしている人が多いです。
SUZUKA:絶対にそうなるのをわかっているので、「わたし達はこんな感じなんやぞ」というのを徐々にライブやMCの中で伝え、最期にはいくばくかは理解していただけるような構成を意識しながらも、グルーヴィを大切にしたライブぅを行っています。
──MCでも、いろいろやっているんでしょ。
SUZUKA:寸劇をしたり、作文を読んだり…。
KANON:自己紹介の儀式をやったりもしています。
SUZUKA:わかりづらいという諸説もあります。そこにこだわりがありつつもこの1年で、少しは場の空気が読めるようになりました。
MIZYU:理解されないままに終わっちゃって、悲しい思いもありました。しくしく。
KANON:せっかく意味を持って表現しているんだから、少しはわかって欲しいんです。
MIZYU:何もわからないと、何も興味を持たれないということじゃないですか。「あー、わかんないからいいや」ってなっちゃうのが嫌なように、今は、らしさの表現の幅をひろげ、少しはわかってもらおうと全力でライブをやっています。

──その世界に魅了されたら…。
KANON:新しい学校のリーダーズって沼みたいなものなんで、一度はまったら足を抜かせないです。 たぶん。

曲の一つ一つの振り付けに意味やストーリー性はあります。
──それぞれ、1stアルバム『マエナラワナイ』の魅力や、気になる歌詞についても教えてください。
MIZYU: 今回のアルバムタイトルに『マエナラワナイ』と付けたんですけど。この言葉に、わたし達は「めまぐるしくてもどかしい毎日を全力で楽しみたい」「個性を出して力強く生きたい」「はみだしたい」という気持ちを投影しています。それらの想いをひと言で表現したのが『マエナラワナイ』というタイトルなんです。
前(みんな)に習って集団行動ばかりをしているだけじゃ、つまらない一週間で終わってしまうけど、前に習わないで、自分なりに生きたら何か変われるんじゃないか。わたしたちはルールも守りつつ、それぞれに個性も発揮していきたいと日々思っています。歌詞の面で惹かれたのが、モーモールルギャバンのゲイリー・ビッチェさんに奇跡的に歌詞を書いてくださることが実現した『最終人類』。
ゲイリーさんから届いた手紙に書いてあったのが、「この歌詞のテーマは、たとえ人類は終わろうとしても、自分だけは大切な音楽を信じ続けて死にたい」という言葉でした。そこからわたし達は深くて重たい、わたし達には背負いきれないくらいの重みを歌詞に込めた想いから感じました。だからこそ、そこをしっかりダンスにも投影しようと思い、半重力を連想させる振り付けにすれば、表情まで振りの一つとして取り入れているように、ぜひMVなどを通し、そこまで感じて見ていただけたらなと思います。
──新しい学校のリーダーズの場合、振り付けに込めた意味や想いまで理解したうえで見て欲しいわけですもんね。
MIZYU:これまでとくに説明したことはないんですけど。曲の一つ一つの振り付けに意味やストーリー性はあります。
KANON:1stアルバムの『マエナラワナイ』は、全曲H ZETT Mさんにプロデュースしていただいたように、どれも格好いいんですよ。その格好いい曲に4人が全力で向き合い、魂込めまくりでこの作品を作りました。歌詞で惹かれたのが、『ピロティ』です。
一小節ごとに語尾がピロティ/ビューティ/キティ/マタニティなど、ぜんぶ「ティ」になっているんですよ。その面白さを、組み体操を何個か入れた振り付けにも活かせば、新しい学校のリーダーズ初の合唱曲なので、サビの振りに合唱感を入れています。それと、夕焼けの差す学校の放課後もイメージしています。

親友がその人のことを好きだと知りながら、さらっと裏切るんですよ
──SUZUKAさんは、1stアルバム『マエナラワナイ』の魅力をどのように捉えています??
SUZUKA:1stアルバム『マエナラワナイ』に収録した曲たちは、どれも自信満々な楽曲ばかりです。その中でもわたしは『恋の遮断機 feat.H ZETTRIO』が好きです。『恋の遮断機 feat.H ZETTRIO』は、恋した男子を親友に取られるという、けっこう残酷な青春ストーリーなんです。この楽曲は、アルバムの中でもとくに昭和歌謡テイストの強い歌。だからヴォーカルにも昭和歌謡色を強く出したくて、わたしの大好きな中森明菜様を参考に、ブレスの仕方や低い声の響き方などをすごく研究して歌いました。だから聞くときには、ブレスの音や発音の仕方まで細かく聞いてください。
──親友に好きだった人を取られてしまうという内容が、なんとも情念的じゃないですか。
SUZUKA:この歌では、わたしが取られる側で、MIZYUが取る側として歌ってるんですけど。歌うときにも、わたしが怒りを込めて情念的に「あんなにアタシが言ったのに」と恨みを込めて歌っているのに対して、MIZYUは「告白されたの、しょうがない」とサラッと歌うんですよ。親友がその人のことを好きだというのを知りながら、さらっと裏切るんですよ。しかも、2回も。「好きや好きや」と相談してんのに、平気でその男を取る。それってひどくないっすか??
MIZYU:告白されちゃったんだもん、それはしょうがないよ(笑)。
RIN:でも、こういうことって、学校生活や社会の中にもあるわけじゃないですか。きっとこういう経験も、生きてく中ではあることなんだろうなぁとも受け止めていました。わたしは『席替ガットゥーゾ』の歌詞が好きです。席替えって、学校生活の中にかならずあること。授業を受けるときはもちろん、そこの席で学校生活を送るわけだから、隣の席になる人ってすごく重要。場所も、一番前だと先生に目をつけられるから、窓際の後ろがいいなぁと思ったり。席替えには、そういう想いが絶対にあるんです。だからこそ、席替えって学校生活の中では負けられない戦いになるんです。そういう強い気持ちを、席替えのじゃんけんで勝つか負けるかのときに生まれる熱量として表現しています。

KANON:わたし達の歌詞って、学校あるあるが多いからね。
MIZYU:新しい学校のリーダーズは、日常のことをどれだけ壮大に表現するかも大事にしています。
音源や動画を観るだけでは伝わらない熱量や臨場感までも伝えていける
──4月21日(土)には渋谷WWWを舞台に、新しい学校のリーダーズの初ワンマンライブ『無名ですけどワンマン~有名になんかなりたくない。なりたいけど。~』が開催になります。
KANON:新しい学校のリーダーズにとってライブぅは、本当に大切な場所なんです。
MIZYU:自分たちの持つ熱量が一番ダイレクトに伝わる場だからね。
RIN:音源や動画を観るだけでは伝わらない熱量や臨場感までも伝えていけるのが、ライブぅ公演だからこそね。それこそ最前の人などは、メンバーのわさっとした髪の毛の動きによる風圧も含め、熱量を感じてもらえるんじゃないかな。
MIZYU:歌っているときの表情も含めて見て欲しいよね。
SUZUKA:新しい学校のリーダーズは伝えたい気持ちが強いのはもちろん、衝撃と感動と興奮を与えるライブをしていきますから。だからこそ直接ライブぅに触れ、振り付けも含めて見て欲しいなと思っています。ぜひ、足を運んでください。
──ありがとうございました!

TEXT:長澤智典
photo:片山拓

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