3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂

3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂

the peggies、
全国10都市を回る
自身最大規模のツアーを完走!

the peggiesが2月よりスタートさせた全国ワンマンツアー『super boy ! super girl !! tour 2018~SUPER MARKET TRIP!~』の最終公演が、3月25日(日)マイナビBLITZ赤坂にて行なわれた。ライブの一曲目は、「ドリーミージャーニー」でスタート。2017年にメジャーデビューしたthe peggiesのメジャーデビュー曲でもある同曲は、ファンにとっても思い入れのある大事な曲。《ドリーミージャーニー 何処までだって行ってやるさ》という歌詞通り、the peggiesの気概を感じさせるパフォーマンスに観客も手を振り、声を上げ、メンバーの登場を心より歓迎したかのように会場がひとつになった。2曲目の「カウンター!」では甘酸っぱい青春恋愛模様や女の子の心情をこれでもかと表現。短めのMCで観客を沸き立たせた後、最新ミニアルバム『super boy ! super girl !!』の1曲目に収録されている「GLORY」を披露し、溢れるエネルギーを曲にぶつける。

一転、インディーズ時代から人気の高い「JAM」では、痛みを感じさせる程に切実で、人の心の矛盾を孕んだダークな歌詞、北澤ゆうほ(Vo)の狂気にも似た叫びに会場は息を飲む。また「ボーイミーツガール」では甘酸っぱい恋愛模様を伸びやかな声で歌い上げ、「恋の呪い」ではテクニカルなギターでダンサブルなロックサウンドを展開。その後もしっとりとした別れのバラード「ずっと」、インディーズ時代から根強い人気のある「グライダー」と続いた。さらに最新ミニアルバムのリード曲である「ネバーランド」で観客のテンションも最高潮に。がむしゃらでも夢へ突き進んでいく気概を見せる、鋭い切れ味のあるパフォーマンスを魅せた。

リリース時より、女性から根強い支持を受ける楽曲「遠距離恋愛」は、北澤ゆうほのリアルな恋愛経験を元に作られたまさに“遠距離恋愛”がテーマのラブバラード。胸がぎゅっとなるほどの表現力に観客は北澤の歌声に聴き入る。そのまま「スプートニク」で会場を魅了した後、北澤がこのツアーについての気持ちを真っ直ぐに伝えた。“私は、みなさんと同じような事で悩んだり、劣等感を感じたり、上手に生きられないし、伝えたい事が伝わらなかったりしています。私には、歌って、みなさんに音楽として届ける手段を持っているけど、それ以外は本当に同じ生活をしています。そうやって悩んだ私が、第一人称“北澤ゆうほ"として書いた曲が皆さんの耳に届いた時に、皆さんの曲になっていたら、すごく嬉しい。この10本巡ってきたツアー中も、悩んだりした日もあったけど、こうやって会いにきてくれる皆さんの顔を見ると背中を押されたような気持ちになれて、私達は本当に幸せ者です。今日は本当にありがとう”と胸の内を明かした。

“まだ皆さん盛り上がれますか? そんなthe peggiesと一緒に、愛の旅にでかけませんか?”と笑顔で問いかけた後は「LOVE TRIP」を披露。時に切なく、時にチャーミングな姿でぐっと観客との距離を縮めた。その後はthe peggiesのライブでは恒例になっている「ちゅるりらサマフィッシュ」を披露、コール&レスポンスで観客との壁を取り払い、会場に大きな“すいかわっしょいコール”が響く。本編ラストは、全国の文房具店から収集した試し書き用紙に書かれた言葉だけで構成された歌詞がユニークな「I 御中~文房具屋さんにあった試し書きだけで歌をつくってみました。~」を披露し、明るく高揚感のあるロックチューンに観客も手を上げて答え、熱狂のツアー本編が終了した。

アンコールでは北澤ゆうほから、6月からの全国4箇所を巡るワンマンツアーが発表された。日程は6月17日の仙台からスタートし、神戸、京都をめぐり、ファイナルは7月5日 渋谷のWWW Xで行なわれる。“でも、6月・7月なんて3ヶ月も待たせることになっちゃうので…”と、4月23日に下北沢Club251にて、大貫ミク(Dr)の誕生日当日&大学卒業を祝うワンマンライブが実施されることも発表! なお、このライブは、メンバー全員が女子校出身という特徴を生かし、the peggiesはじめての“女性優先入場ライブ”となる。男性ももちろん入場できるが、女子校出身のthe peggiesとともに、女性のパワー溢れるライブになることを期待しよう。

そして、アンコールの一曲目は「ハートビート」を披露。続いて“the peggiesを応援してくれる、私達の可愛いベイビーに捧げます!”と北澤が叫び、スイートなロックナンバー「BABY!」を観客に届けた。全国ツアーの締めくくりに会場全体での一本締め、歓声と拍手の中、the peggiesが縦横無尽に駆け巡った全国ツアーの幕を閉じる。ドラムの大貫みくが大学を卒業し、5月にはメジャーデビューから1年を迎える彼女たちの未来へのパワーと期待、熱さを感じさせたツアーだった。

Photo by Wataru Nishida(WATAROCK) 、Amiri Kawabe(WATAROCK)
【セットリスト】
1.ドリーミージャーニー
2.カウンター!
3.GLORY
4.JAM
5.ボーイミーツガール
6.恋の呪い
7.ずっと
8.グライダー
9.ネバーランド
10.遠距離恋愛
11.スプートニク
12.LOVE TRIP
13.ちゅるりらサマフィッシュ
14.I 御中~文房具屋さんにあった試し書きだけで歌をつくってみました。~
<ENCORE>
1.ハートビート
2.BABY!

【ライブ情報】

■『とびだせ ペギちゃんマン!大貫ミク女子大卒業記念ライブ~マイミク募集中~』
4月23日(月) 東京・下北沢 CLUB251
<チケット>
¥3,900(ドリンク代別) ※お土産付き
・一般発売:4月8日(日)https://l-tike.com/st1/peggies251ticketweb

■『とびだせ ペギちゃんマン!~とべ!とべ!ペギちゃん~』
6月17日(日) 宮城・仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
6月30日(土) 兵庫・神戸 VARIT.
7月01日(日) 京都・KYOTO MUSE
7月05日(木) 東京・渋谷 WWW X
<チケット>
・一般発売:5月12日(土)https://l-tike.com/st1/peggiestourticketweb

3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂
3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂
3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂
3月25日(日)@マイナビBLITZ赤坂

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着