斉藤和義、KEYTALK、Nulbarichなど
3月上旬から中旬リリースの8作を紹介
過去作に続き、ホリエアツシ(ストレイテナー)、荒井岳史(the band apart)などが楽曲提供した2ndミニアルバムは静と動の振幅激しい一枚に仕上がった。ポップでスケール感のある曲調に負けず、魅惑のハイトーンヴォイスを聴かせるmajikoの歌声は一歩も引かない存在感を見せつける。どんな曲調でも乗りこなす稀有なヴォーカリストだ。ゴリゴリのラウド曲「ダーウィン先生の倦怠」には驚いた。
TEXT:荒金良介
TEXT:荒金良介
デビュー25周年を飾る19thアルバム。1曲目「マディウォーター」のリミックスからして、ドラムやシンセなどレトロな機材を駆使した音色が新鮮で、これまでの作品とは質感がだいぶ異なる。それを冷たく無機的に響かせる「オモチャの国」では《バンバン土地を売ってあげたりしてる》《文春》の歌詞に息を飲む。温かく有機的に染みてくる「青空ばかり」のあたりで、“Toys Blood Music”のタイトルが腑に落ちるはず。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
昨秋に復活を果たしたEins:Vierの初セルフカバーベスト。2018年バージョンの“懐かしの歌”たちは、あの頃の思い出を壊すことなく、それでいてサウンドは重みを、歌は深みを増してアップデート。UKの香りとポップなエッセンスを持つ色褪せない楽曲たちに、改めて彼らが孤高だったことを実感した。往年のファンはもちろん、当時の彼らを知らないロック好きにぜひとも聴いてほしい。きっと初めて触れる音世界だから。
TEXT:土内 昇
TEXT:土内 昇
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