【インタビュー】祭nine.「お守りに
してほしい、日本一縁起がいい曲!」
主演特撮ドラマも決定した運気上昇
中7人組の新作!

BOYS AND MEN研究生から誕生した7人組エンターテインメント集団・祭nine.。文字通り、“祭”をコンセプトに熱と笑いを届けてくれる、見ただけで元気になれるグループだ。昨年8月に「嗚呼、夢神輿」でデビューすると、オリコンウイークリー2位(2017年8月28日付)を獲得し、年末には、「第32回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ニュー・アーティスト」も受賞。ほとばしるほどの勢いを武器に躍進する彼らが、2ndシングル「HARE晴れカーニバル」をリリース。新曲の話はもちろん、4月から始まる主演特撮ヒーロードラマ『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』(CBCテレビ)の話まで、爆笑トークでお届けします。
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■自己紹介ソング「I’m On Fire」のカッコいい(!?)聴きどころを全員でアピール!
――3月21日に、2ndシングル「HARE晴れカーニバル」がリリースされました。今作も、祭nine.らしい、テンション高めの元気が出る曲ですね。
寺坂 そうなんです。この曲には、キャッチコピーがあるんです、せーの……。
全員 日本一、縁起がいい曲!(でもバラバラ)。
髙崎 あ~(笑)。
横山 この曲の歌詞の中には、縁起のいい言葉がたくさん入っているんです。例えば、<1富士 2鷹 3なすビーーーー!!!>、とか。よく聴くとわかるのですが、キラキラ感のある音とか、祭感のある音とか、いろんな音が詰まっていて、豪華なんです。デビュー曲「嗚呼、夢神輿」とは、また違った祭りを表現しています。
――歌の勢いに押されて、そこまでちゃんと聴き込めていませんでした(笑)。
野々田 開運効果がありますから、聴けば聴くほどいいことがありますよ!
神田 お守りにしてください!
――「HARE晴れカーニバル」のMUSIC VIDEOでは、みなさんが武士に扮していますね。
清水 撮影はめちゃくちゃ楽しかったです。出来上がったものもおもしろくて。「嗚呼、夢神輿」のMVがバチバチに決めたストーリー性があるものだったので、今回はギャグ路線で攻めています(笑)。爆発するちょんまげから、何が出てくるのか気になりませんか?まだ前半しか公開されていないので、後半も楽しみにしていてください。
――ちょんまげ姿も斬新でした。「え、誰?」って思う人や、意外と似合っている人がいたり(笑)。
横山 僕は、似合っていましたね~(しみじみ)。
寺坂 みんな、似合っていたと思います。だって、僕たちには、日本人のDNAがあるから(笑)。
――おもしろいエピソード、何かありましたか?
清水 あ、奇跡のコラボレーションじゃない?
寺坂 それはあったな(笑)。あと浦ポン(浦上)の、体を張った対決とか。
横山 でもMVのフルバージョンは、CDを買わないと観られないんです。気になる方は、ぜひお求めください!
――カップリングの「I’m On Fire」は、自己紹介ソングですよね。これは、ライヴで盛り上がりそうですね。自分のカッコいいポイントをアピールしてください。
清水 僕のソロパートには、英語が入っているんですよ。まぁ、当然カッコいいですよね(ドヤ顔)。
神田 小学生の自慢か!
髙崎 個人的には<ねぇねぇキミも投げてみない?>でカッコいいフリがあるんですけど、それを聴くとつい、「はーい!」って言いたくなるはず。そこは、狙ってやっています(笑)。最後の<ねぇ弟じゃ、いやだよ?>ってフレーズだけじゃなく、そこにも注目してほしいです。
浦上 次の人に変わる時に、<Who’s Next?>って名前を呼ぶんですよ。僕は普段“浦ポン”って呼ばれていて、名前を呼ばれることがないから、“拓也”って呼ばれると、いいなって思います。僕の名前、悪くない。むしろ、良きです(笑)。
清水 あとはみんな、どっこいどっこいです。
一同 おいおい(笑)。
野々田 僕のチャームポイントは眉毛なので、<眉毛がMOOOOOOOM!>ってところの、眉毛ポーズを見てほしいです。
横山 僕は、自分のパートの前のビートボックスを聴いてほしいですね。本当に自分でやっているんですよ。ライヴでも、ちゃんとやっているので、耳で楽しんでほしいです。
寺坂 僕は、<覚悟はいいのかGo To The Top>って言っているんですけど、そこでリーダーらしさを出しています。
神田 僕は出だしから元気いっぱいなんですけれど、最後のセリフは、色気たっぷりにしていて。最初で存分に油断していただいて、最後に仕留める気持ちでやっています。
――みなさんの個性がよくわかる歌詞ですね。作詞家の先生と相談したり?
清水 自分たちでもアピールしたいポイントを先生に伝えました。そこに先生が感じた僕らのキャラがプラスされています。
野々田 曲調もキャラにバッチリ合っているし、キャラが立っていますよね。
――そして、「ROCK STEADY」は、祭nine.らしからぬ、カッコいい系です(笑)。
清水 まぁ、ギャップってやつですね。昨日、ライヴで初披露したんですけど、反響も良かったです。「カッコ良すぎて、声が出なかった」って言われました(笑)。
野々田 今回のこの曲は、僕自身、意識していることがあって。
髙崎 どんな?
野々田 どエロさを前面に出そうと思って。
一同 おーーーーー!
野々田 と、思っていたんですけど、ちょっとスベッている感じがする……。「カッコつけている顔が似合わない」って意見もあったので、少し考え直して、新たなエロさを目指したいと思います。
――褒められたところは?
寺坂 衣装のマントですね。
神田 回転すると広がって、カッコいいんですよ。
――なんだか、タキシード仮面みたいですね。
清水 その通りですね(笑)。
■主演ドラマではムッツリ役に?本人と役柄のギャップがあるメンバーは誰だ!
――4曲目の「祭戦士ワッショイダー」は、みなさんが主演するドラマ『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』の主題歌ということですが、もうドラマの撮影は始まっているんですよね?
寺坂 はい。名古屋を舞台にした新しいヒーロードラマです。祭nine.が名古屋のみんなの夢を守るんです。
神田 そう。テーマは夢です。
野々田 普通ヒーローものって子どもが観るものだから、朝の放送じゃないですか。このドラマは、大人向けなんです。カッコいいだけじゃなく、夢を持つ大切さとか、深い部分も提示していきます。でも、大人にも子どもにもわかっていただける内容になっていると思います。
寺坂 放送時間が深夜なので、そういう意味でも大人向けです。
神田 でも、難しくはなくて。ギャグみたいなおもしろいパートもあるので、特撮に興味がない人でも楽しめます。ヒーロー部分のアクションもちゃんとあるから、特撮ファンにも満足していただけるはず。いろんな要素が詰め込まれているので、あらゆる方に興味を持っていただけると思います。
清水 今、アクションって話も出ましたが、僕たち、吹替なしでアクションをやっているんですよ(ドヤ顔)。変身ポーズもあります。アクロバットも戦いも、全部、僕たちです。顔が隠れていないので、吹替ができないという(笑)。
――特撮ヒーローって、色によってキャラがあるじゃないですか。
浦上 僕らの場合、ドラマのキャラクターと、実際のキャラクターがちょっと違うんです。
清水 名前は自分たちの名前なんですけど、キャラはちょっと違っているので、その変化もおもしろいと思います。ドラマでは、(野々田)奏がみんなをまとめて「練習しようよ!」って熱血系な感じなんですけど、実際は全然違うんです(笑)。一番練習嫌いで、ずっとスマホをいじっていますから。
野々田 おい!でも、僕たちの本来のキャラを知っている人が見たら、おもしろいですよね。
――なるほど。役と本人のギャップが一番あるのは誰でしょう。
髙崎 誰だろう?
寺坂 やっぱり、奏じゃない?
野々田 (神田)陸人だよ!
神田 僕、普段はマジメで賢いキャラなんですけど、ドラマではムッツリなんですよ。ヒロイン大好きで、ちょっと気持ち悪い感じ(笑)。でも、演じていて、めちゃくちゃ楽しいです。本当はそういう要素、自分の中にないけれど、呼び起こして演じています。
浦上 え、ないなんて嘘でしょ?自然な感じだったよね(笑)。
清水 4月12日から名古屋CBCテレビで放送開始になりますので、ぜひ観てください!
――もちろん、ドラマの中でも、みなさんの勢いはこのままですよね?
清水 そうです!名古屋に来たときには、ドラマを観て確かめてください。
浦上 ヒーローショーもやります!
――ヒーローショーで、子どものファンも増えそうですね。
清水 悪役の方とは、パンチが当たらないように相談しないと。
横山 それ、リアルだな~。夢がない(笑)。
清水 お母さんたちにもオススメです!ボディラインが見える衣装なので、セクシーです(笑)。
神田 グラビアか!
清水 純粋に、カッコいいドラマになると思いますので、ぜひ、観てください!
文/坂本ゆかり

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