『トランス=シベリア芸術祭 in Jap
an 2018』 ワディム・レーピン、樫
本大進、服部百音、パロマ・ソーがザ
ハール・ブロンを囲む

2017年9月にオーチャードホールで開催した『トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』は、同芸術祭の芸術監督であり世界を舞台に活躍するヴァイオリニストのワディム・レーピンとボリショイ劇場の華、スヴェトラーナ・ザハーロワが共演するなどして大成功を収めたことは記憶に新しい。“日本におけるロシア年” ロシア・イヤーの今年は、天才レーピンを育てたヴァイオリンの名教師ザハール・ブロンの70歳を祝して世界のトップスターが集結してのガラ・コンサート。
昨年12月にはスイスのバーデン、ドイツのベルリン、デュッセルドルフでも開催された。ブロンは、1970年代にモスクワ音楽院でイーゴリ・オイストラフ教授の助手を務めた後、ノヴォシビルスク音楽院に移り数多くの優秀なヴァイオリニストを育成。チャイコフスキー国際コンクールなど世界中の主要なコンクールの覇者、入賞者を沢山輩出している。
今回は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めソリストとしても大活躍中の人気ヴァイオリニストの樫本大進が参加。さらに、18歳にして欧州各地に活動の場を広げ、2015年にはノヴォシビルスクの『トランス=シベリア芸術祭』でレーピンと共演するなど今最も注目を集める服部百音も出演する。さらに、2015年ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位、近年ベルリン響、ロンドン響と共演する新星パロマ・ソーの参加も決まった。
ブロンに薫陶を受けた日露の名手たちが、フェスティバル・アンサンブルをバックに、J.S.バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」、サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」、マスネ「タイスの瞑想曲」などお馴染みの名曲を次々と披露する贅沢なコンサート。巨匠から若い才能まで、世界のヴァイオリニストの今を知ることのできる絶好の機会である。
演奏予定曲目
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(ワディム・レーピン)
ラヴェル:ツィガーヌ(ザハール・ブロン)
グノー(ヴィエニャフスキ):ファウスト・ファンタジー(服部百音)
ビゼー(ワックスマン):カルメン幻想曲(パロマ・ソー)
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(ザハール・ブロン、ワディム・レーピン)
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンのための5つの小品(ザハール・ブロン 他)
サラサーテ:ナヴァラ(未定)
マスネ:タイスの瞑想曲(ザハール・ブロン)
ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調(ザハール・ブロン、ワディム・レーピン、樫本大進)
※やむを得ず出演者、曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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