又吉直樹原作の衝撃作『凛』が佐野勇
斗・本郷奏多のW主演で映画化!

又吉直樹原作『凜』が、佐野勇斗、本郷奏多のW主演で映画化されることが発表された。
『凜』は、芥川賞作家・又吉が書き下ろした初の⻑編で、2007年12月に東京・神保町花月で公演した舞台作品。神隠しの伝説が伝わる村の学校を舞台にした⻘春群像サスペンスとなっている。今回、又吉は、原作のほか脚本監修も担当し、昨年上映されて話題となった芥川賞受賞作『火花』(文藝春秋)に続く、映画化二作目となる。
出演は、ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしても活動し、多くの作品に立て続けに出演する注目若手俳優である佐野と、数々の作品で主演を張り、個性・実力ともに兼ね備えた本郷によるW主演。「芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということですごく楽しみにしていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなくおもしろかったです!」(佐野)、「原作を読んでみたらすごく引き込まれる内容でおもしろい作品でした」(本郷)と、ふたりとも作品のおもしろさを早くも感じているよう。
佐野が演じるのは、真面目でどこか達観している現代っ子の高校生・野田耕太。「観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります」と佐野が意気込みを見せる。一方、不思議な転校生・天童を演じる本郷は「謎が多く引き込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください」と自信を覗かせた。
今回初共演となるふたりが、⻘春真っ只中に起きた“仲間が消える”という不思議な現象に脅かされる高校生をどう演じるのか?天童の抱える闇、消えていく仲間の秘密、そして一体犯人は誰なのか…?10年の時を経て映画化された『凜』が、新たなキャストで生まれ変わる。第二弾出演者情報も後日発表されるので、こちらにも注目したい。
さらに本映画は、吉本興業がテレビ放送局とタッグを組んで制作する『島ぜんぶでおーきな祭 第10回 沖縄国際映画祭』の「TV DIRECTORʼS MOVIE」部門作品となっており、TBSテレビと共同で制作。監督は『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』『せいせいするほど、愛してる』、『小さな巨人』(すべてTBS系)などで演出を手掛けてきた池田克彦が担当。また、全国公開に先立ち、2018年4月19日から22日に沖縄県内各所で開催される『島ぜんぶでおーきな祭 第10回 沖縄国際映画祭』で上映する予定となっている。全国公開は2018年度を予定している。
<コメント全文>
佐野勇斗
「今回、映画『凜』で野田耕太役を演じさせていただくことになりました佐野勇斗です。この作品は、芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということですごく楽しみにしていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなくおもしろかったです!まだまだ未熟な僕ですが、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしいキャストのみな様からたくさんのことを学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います。耕太が、観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります。公開までお楽しみにしていてください!」
本郷奏多
「この度、映画『凛』で天童役を演じさせていただくことになりました本郷奏多です。又吉さんの原作を読んでみたらすごく引き込まれる内容でおもしろい作品でした。作品に出演することができて非常に嬉しいです。 天童は、謎が多く引き込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください」

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