『娘が可愛すぎるんじゃ~! 』

『娘が可愛すぎるんじゃ~! 』

「我が子可愛い」とどんどん言ってい
きましょう!“ムスメ愛”爆発のコミ
ックエッセイに共感

子どもをホメられた時、つい謙遜してしまう風潮ってありますよね。でも、「そうでしょう、可愛いんです!」とママ同士言い合えたらもっと素敵かも。親バカ全開のコミックエッセイ『娘が可愛すぎるんじゃ~!』の著者・きくまきさんに、ポジティブ育児について伺いました!

子どもをほめられた時、つい「いえいえそんなこと」と謙遜していませんか?
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ママ友同士、「うちの子、ここがダメで…」とできない部分を嘆いてはいませんか?
心当たりがある方は、ぜひ “溺愛系”育児コミックエッセイ『娘が可愛すぎるんじゃ~! 』を読んでみることをオススメします。我が子への溢れんばかりの愛情がこれでもかと炸裂していて、「もっと子どもへの愛をストレートに表現していいんだな」と思えるハズ。
今回は、著者・きくまきさんに、改めて娘LOVEエピソードや、ポジティブに子育てするコツを伺いました!
「うちの娘の可愛さを見て!」という気持ちで発信しています(笑)――娘さんへの愛情が爆発していて、気持ちのいいほどの“親バカ”ぶりに共感しながら笑わせてもらいました。
きくまきさん(以下、きくまき):親バカぶり、笑っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!
――周囲の反応はいかがでしたか?
きくまき:Twitterでは、「娘ちゃん可愛いですね!」と娘を褒めていただけたり、私と同じように我が子が可愛い方が「そうそう、わかる~!」と共感してくださったり、様々な温かいコメントをいただけて幸せな気持ちになっています。
それから、大変なことも少しでも楽しく伝わるように心がけて描いているので、「笑った」という反応がとても嬉しいです。
「みなさーん!うちの娘の可愛さを見てくださ~い!」という気持ちで発信しているので、多くの方が見てくださっていて幸せです。
――マンガを描こうと思ったきっかけはやはり、あとがきにあるように娘ちゃんの可愛さをとどめておこうというのが大きいでしょうか?
きくまき:そうですね、その時期の娘の可愛さをとどめて、改めて読み返せるのは大きいです。可愛いエピソードをどんなに覚えておこうと思っていても、日々がたつと忘れてしまいますもんね。
マンガに描こうと思ったきっかけは、絵を描いてる方はそうではないかと思うのですが、「大好き!」な存在がいたら、絵に描いて表現せずにはいられないんです。
自分の中にたまった「可愛すぎて辛抱たまらん! 胸が苦しい!」の気持ちを、絵やマンガに昇華することによって、息ができるというか。
それからネット上に発表したのは、私だけでなく周りの方も、娘の成長を一緒に見守って喜んでくれたら嬉しいなぁ、という気持ちがありました。
――ネタはすぐにメモっておいて、寝かしつけ後に描いているんですか?
きくまき:忘れないうちにメモを取ろうと心がけてはいますが、娘と遊んでいる最中だったりすると中断も難しく、なかなかメモは取れないです。そうして忘れてしまうことも多々です(笑)。
夜思い出せたら急いでメモしたりはしていますね。
イヤイヤにはとことん付き合いました――旦那さまもきくまきさんに負けないくらい娘LOVEな様子がほほえましいです。
きくまき:「娘は60歳過ぎても可愛い」と言っています。
いつか誰かと結婚することを許してくれるだろうか、と今から心配です(笑)。
――「イヤイヤ期ですらカワイイ」という描写もありましたが、ポジティブで素晴らしいです。
きくまき:イヤイヤ言ってて可愛いな~と思える時もありますが、とはいえピーク時は結構しんどかったですよ。
2歳になる直前くらいに突然すさまじいイヤイヤが始まりまして、オムツ替えも着替えもイヤ、出かけるのもイヤ、出かけたら帰るのもイヤ、もちろんお風呂も歯みがきも寝るのもイヤ。スイッチが入ると、地べたに仰向けに転がり、叫ぶように泣いていました。
あまりの激しさに「えっ、イヤイヤ期ってそれなりに長いんだよね、これしばらく続くの…!?」と絶望しましたが、2~3週間くらいで徐々に落ち着きました。
ポジティブに育児するには?
――どんなふうに乗り切りましたか?
きくまき:ピークの時は、オムツ替えイヤ!が始まったら諦めてオムツ替えなかったり、出かけるのイヤ!が始まったら一日中家にいたり、帰るのイヤ!が始まったら本人が帰りたくなるまで遊びに付き合ったりしていました。
――イヤイヤにとことん付き合うのも大変ですよね…。
きくまき:思う存分要求に付き合うようにしていると、ちょっとずつ「イヤって言ったらオムツ気持ち悪いままなんだ…」とか「出かけるのイヤって言ってたら一日中出かけられないんだ…」とか把握してきたみたいで、徐々にイヤイヤしなくなってきました(笑)。
今(2歳3か月)もそれなりにイヤイヤしていますが、ピークの時のことを思うと可愛いもんだな~と思います。
どんどん「我が子可愛い」と言っていきましょう!――その時々で可愛さが常にMAXかと思いますが、今でも印象的な娘ちゃんの行動・言葉…などはありますか?
きくまき:単行本の最後にもマンガで描きましたが、「ママ、ダーイシュイ(大好き)~」と言って抱き着いてきた時は、萌えや可愛さや嬉しさや、大変だった思い出とか色んなものが一気に押し寄せてきて、涙腺が崩れ落ちました。
最近は「だいだいだ~いしゅき~」と言って抱きついてくれます。夫もメロメロです。
――子どものストレートな愛情表現って本当に可愛いですよね! でも、謙遜してしまって「我が子可愛い!」を堂々と表現できるママって日本では少ないのかなと思います。どんなふうに「我が子可愛い!」を表現していったらいいでしょうか(笑)。
きくまき:私は抱きしめて「可愛いねえ~」と独り言のように言ってます(笑)。「可愛いでしょ!」と押しつけはしないけど、隠すこともしない感じです。
私の周りもわりと我が子を可愛いと普通に言う人が多い気がします。どんどん言っていきましょう!
――とても楽しんで子育てしているように感じられます。きくまきさんのように、ポジティブに子育てするコツがあれば教えてください。
きくまき:多分私が適当な性格だからだと思うんですよね。頑張れないと思ったら、頑張らない。サボりまくりです。
家事もしっかりやり過ぎると疲れるから、こんなもんでいっか~って感じです。夫もそれを咎めたりは絶対にしないので、ありがたいです。
娘の最近の口癖も「マ、イッカ!」になってて、完全にうつってます。(笑)
頑張らなかったらそれだけ心の余裕も増えるので、笑顔で楽しく娘と向き合えている気がします。
娘が楽しく過ごせるなら、部屋が汚くてもオールオッケー!ですよ。
まとめ「まあいいか」精神、つい自分のことは棚に上げて子どもには完璧を求めがちな子育てにおいては必要なものかもしれません。
そしてきくまきさん流「親バカのススメ」が詰まった『娘が可愛すぎるんじゃ~!』は、改めて我が子の可愛さに目を向け、育児に前向きになれる1冊です。ぜひご一読を!

ウレぴあ総研

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