キッス、「The End Of The Road」を
商標登録申請した理由を語る

先月、キッスが米国特許商標庁に「The End Of The Road」という標語の登録を申請したことが明らかとなり、キッスがラスト・ツアーを計画しているのではないかと懸念されたが、その日はいつか訪れるとしても、いますぐではないそうだ。
フロントマンのポール・スタンレーは、この言葉を商標出願した理由をジャーナリストのMichael Cvaciniにこう説明した。「商標出願するのはこれが初めてじゃない。すごくいいタイトルだって思ったんだ。そして、これまで誰も使っていないことに驚いた。俺らが使うことになったとき、その日はいつか来ると思うよ…そのとき、自分らがそれを所有していること、俺らのものであることを確かにしておきたかった。<Hottest Show On Earth>ツアーをやるとき、Ringling Bros.(サーカス)が来て"それは使えない"って言われたことがある。あれがきっかけだ。気づかされた」
「俺らにはいつだって、自分らを象徴するスローガンや言葉がある。これもその1つだ。全てのものには、どんな形であれ終わりがある。自分の番になったとき、俺はカッコいいスタイルでやり遂げたい。だから、このアイディアが浮かんだとき、(「The End Of The Road」を)自分らのものにしておこうと思ったんだ」
Ringling Bros. and Barnum & Baileyサーカスは昨年、キッド・ロックが<The Greatest Show on Earth>ツアーを開催すると発表したとき、そのタイトルの権利は彼らが所有しており、事前に使用許可の申請がなかったとキッド・ロックを訴えていた。
ちなみに、同サーカスを設立したのはP・T・バーナム。現在ヒット中の映画『The Greatest Showman(グレイテスト・ショーマン)』の主人公だ。
Ako Suzuki

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