ACIDMAN、震災後7年連続となる3.11
福島公演で「空白の鳥」初披露も

2018年3月11日、いわき芸術文化交流館アリオス中劇場で『ACIDMAN LIVE in FUKUSHIMA 2018』が開催された。
ACIDMANが2012年以降、毎年3月11日に恒例として行っているこのライブ。即日完売となったこの日の1曲目は、代表曲「リピート」だった。静かで優しい曲調からラストは力強いバンドアンサンブルと共に「何を手に入れた?」と繰り返し問う。
ACIDMAN
「ミレニアム」、「FREE STAR」などライブ定番曲で場内を盛り上げながら、中盤には久々の披露となる「彩-SAI-(後編)」も。続くインディーズ時代の楽曲『酸化空』では、大木伸夫(Vo/ Gt)が感極まる場面もあり、観客からは鳴り止まない拍手が送られた。
終盤には最新アルバム『Λ(ラムダ)』から、映画『犬猿』の主題歌ともなっている「空白の鳥」も初披露され、ラストは「幸せだったかい?」と故人に想いを馳せる楽曲「愛を両手に」で締めくくられた。
ACIDMAN
「皆にとって3月11日が、悲しみの日であり、最高の楽しい日であって欲しい」(大木)
壮大な世界観と共に生命を歌うACIDMANと、その日福島に集まるオーディエンスの想い。今年も3月11日という特別な日は素晴らしい1日となった。
なお、例年通り、この日のライブの収益は全額、福島の復興支援団体に寄付される。
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