フジテレビがアニメ枠「+Ultra」新設
 櫻木優平、谷口悟朗、渡辺信一郎の
3作品を発表

 フジテレビが3月8日、「ノイタミナ」に次ぐアニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」の新設を発表した。「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、10月から放送を開始する。「AKIRA」で知られる漫画家の大友克洋氏がディレクションしたタイトルロゴとムービングロゴも公開されている。
 第1弾作品は位置情報ゲーム「Ingress」をアニメ化した「イングレス」で、人間の精神に干渉する未知の物質「エクゾチック・マター(XM)」が提唱された、もうひとつの現代が描かれる。XMを人類の進化に利用しようとする「エンライテンド」と、XMを脅威とみなして管理しようとする「レジスタンス」の2大陣営が、東京を舞台に争奪戦を繰り広げる。監督に「ソウタイセカイ」の櫻木優平監督を迎え、「花とアリス殺人事件」のクラフターが制作を担当。アニメーションとオンライン位置情報ゲームが、現実とリンクする「拡張現実エンタテインメント」になるという。
キャロル&チューズデイ」(c)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会 2019年1月から放送を開始する、「青春(ジュブナイル)“災害(パニック)”群像劇(アンサンブル)」と銘打たれた第2弾作品「revisions リヴィジョンズ」は、「プラネテス」「コードギアス 反逆のルルーシュ」で知られる谷口悟朗監督の最新作だ。シリーズ構成と脚本を「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの深見真、キャラクターデザインを「Wake Up, Girls!」の近岡直、アニメーション制作を「ALWAYS 三丁目の夕日」の白組が務める。
 歌が起こす奇跡を描く第3弾作品「キャロル&チューズデイ」は、19年4月から放送開始。こちらは「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督が、「スペース☆ダンディ」でタッグを組んだボンズとともに制作するオリジナル作品となる。キャラクター原案は、日清食品が発売するカップヌードルのCM「HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ篇」などで知られる漫画家の窪之内英策、脚本はNHK連続テレビ小説「カーネーション」の渡辺あやが担当する。

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