京アニ制作「リズと青い鳥」で本田望
結が劇場アニメ初挑戦 1人2役を担当

 京都アニメーション制作の劇場アニメ「リズと青い鳥」で、13歳の現役中学生にして、フィギュアスケート選手としても活躍する女優の本田望結が、劇場アニメ声優に初挑戦することがわかった。
 同作は、吹奏楽部に所属する高校生たちの青春を描く武田綾乃氏の小説をアニメ化した「響け!ユーフォニアム」の新作劇場版。テレビアニメ第2期「響け!ユーフォニアム2」の序盤で関係を修復させた鎧塚みぞれと傘木希美が、ともに高校最後のコンクール自由曲「リズと青い鳥」に挑むが、みぞれが親友の希美と過ごす日々の終わりを恐れる中、ふたりの演奏はうまくかみ合わず、距離を感じさせるものになっていく。
 本田は、作中に登場する童話「リズと青い鳥」のキャラクター、“リズ”と“少女”の2役を担当する。リズは両親を亡くし、湖の近くの家でひとり暮らす女の子、“少女”は湖のほとりで倒れていたところをリズに助けられる、青い髪をした不思議な少女で、みぞれと希美が互いの関係性を重ねていくことになる存在だという。洋画の吹き替えなどで声優経験はあるが、劇場アニメは今回が初めて。「ひとり2役ということで、はじめは不安だったりもしたのですが、アフレコが楽しくて本当にあっという間に終わってしまいました」と収録を振り返っている。
 また、同作の主題歌「Songbirds」を、京都在住の女性4ピースバンド「Homecomings」が歌うことも決定した。「Homecomings」は、「『リズと青い鳥』という作品に触れて『Songbirds』という曲が生まれ、私たち『Homecomings』にとっても、すごく大切な曲となりました。離れたり近づいたりするふたつの線、『歌にしておけば忘れないでおけるだろうか』という密やかでささやかな願い、歌詞のあちこちに潜んでいる、穏やかでいて少し寂しげな、だけどきらりと光る何か。2人の少女を支えるように、または後ろからそっと背中を押すようなあたたかい曲になったのではないかと思います。ぜひ劇場で感じてください」と話している。
 「リズと青い鳥」は、新宿ピカデリーほかで4月21日全国公開。

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