Half Mile Beach Clubが1st EPを4月
にリリース maco marets参加曲やin
the blue shirtsのリミックスも
Half Mile Beach Clubは神奈川県逗子発のバレアリック・バンド。昨年話題を集めたコンピ『Rhyming Slang Covers』などへの参加や、ライブと映画を融合したパーティを主催し、DYGL、Yogee New Wavesなどを招くなど、インディ・ロックとクラブ・カルチャーを横断した活動を行っている。
そんな彼らの正規デビュー作となる今作は、ミックス・エンジニアに元Open Reel Ensembleの佐藤公俊(Mother Tereco)を迎え、バレアリックやマッドチェスター・サウンドなどの趣を感じさせつつ、現行インディ・ロック〜ダンス・ミュージック・シーンともシンクロした幅広い楽曲群を収録。都内を中心に活動するラッパー・maco maretsをフィーチャーした曲や、トラックメイカー・in the blue shirtsのリミックスなども収録されている。
【The Wisely Brothers コメント】
外に出るとコンクリートから砂浜になって、海までザクザクと歩いていく。Half Mile Beach Clubの音楽は日本にいるけれど日本じゃないどこかへ連れ出してくれるような気がした。
【beipana コメント】
【加藤寛之(すばらしか) コメント】
自分の生まれ育った土地に自分と同じような音楽を好きになって共有できる人たちがいるってことは、案外とても嬉しいこと。あの時感じた気持ちが、いまの自分の原動力になっていると思うことは多々あります。
ハーフマイルのイベントはこの前の開催で12回目。最初から一貫して地元の逗子で映画上映とライブを複合させたイベントをやっていることは、素直にすごいことだと思います。彼らの優しさや純粋さが感じられる素敵なイベントなので、是非一度遊びに来て下さい。
音源について、僕的なハイライトは二曲目の「Blue Moon」。ジャングリーなビートとブリットポップ・ライクなギターリフの狭間に、夕日が沈んでいく一色海岸が見えました。全体的なサンプリングのセンスとかトラックメイクの自由度は、ある意味渋谷系的というか、後期のピチカートとかフリッパーズギターに近いのかなとも思いました。
ただ、彼らに憧れて構築したものというよりは、ルーツ・ミュージックに根ざしたオリジナリティを感じます。
色んな時代の色んな人に届く、今の音楽だと思います。
【リリース情報】
Half Mile Beach Club 『Hasta La Vista』
Label:249records
Price:¥1,500 + Tax
Tracklist:
1. Olives
2. Blue Moon
3. Bee Line
4. Piccolo (feat. Maco Marets)
5. Monica
6. Green House
7. Blue Moon (in the blue shirt Remix)
■『Hasta La Vista』特設サイト:http://hlv.half-mile-beach.com
■Half Mile Beach Club オフィシャル・サイト:https://www.half-mile-beach.com/
アーティスト
Spincoaster
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