【インタビュー】MAGiC BOYZ「スキル
の伸び幅は、マジボ史上最大!」新た
なアプローチで広がる無限の可能性

高校生3MC+小学生1DJのHIP-HOPグループ・MAGiC BOYZが、3月7日にシングル「ハッピーエンドマジック」をリリース。これまでの“マジボ”になかったポップソングでワクワクさせてくれる4人から感じられるのは、変幻自在で無限大な可能性。そんな彼らに、現編成になってから1年を経て高まってきたチーム力、メンバーそれぞれの強みや普段の楽しい関係性、グループとしての追い求める理想など、あれこれ探ってみました。
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■現編成になって間もなく1年!!メンバーが照れながらもお互いの強みを明かす!
――2015年にCDデビューしてから丸3年、現編成になってからこの4月で1年。これまでの変化や成長を踏まえ、今はそれぞれにどんな想いでMAGiC BOYZの活動をしているのでしょうか。
ジョー 同じく小学生DJのミロと一緒に2016年にMAGiC BOYZに加入した僕は、最初は本当に控えめで、ミロとばっかり話していたんですよ。
マヒロ そういえばそうだったね。
ジョー だから、ミロが卒業するっていうときは不安もあったんですけど、今はメンバーといろいろ話せるようになったしだいぶ慣れたなって、夜寝る前とかに思います(笑)。
トーマ 僕としては、ミロが卒業したとき、小6ひとりに高1が3人っていうバランスが、グループとしてどうなんだろうって思っていたんですよ。
リュウト うん、それは僕も思っていた。
トーマ でも今は、それがMAGiC BOYZのスタイルだって、胸を張って思えるようになりました。あと、それぞれの性格もわかってきたよね。
マヒロ うん、それはすごくある。
リュウト お互い、趣味とかキャラが全然違って……。
マヒロ 見事にバラバラだもんね。
リュウト そう。だから最初の頃は戸惑いもあったと思うんですけど、お互いのことがよくわかってくると、それぞれの良さを尊重しつつ、ここは誰に任せるとか、ここは誰がフォローするとか、そういうことができるようになってきたなと思います。
――チーム力がめきめき上がっているわけですね。そんな中、それぞれの強みというのは、どういった部分になるのでしょうか。
トーマ マヒロといったら、パワー型だよね。一番男らしいラップをするし、すごく勢いがあって。
リュウト そうだね。間違いない。
トーマ ターンもダイナミックだし。
マヒロ あ、僕ってそういう風に見えているんだ。なんかありがとう(笑)。
トーマ リュウトは、テクニカル。
リュウト ちょ……やめてくださいよぉ(照)。
マヒロ すごい照れちゃった(笑)。普段こういうことを言い合う機会ってないもんね。
トーマ でもホント、ラップのいろいろな歌い方ができて、テクニカルタイプだと思う。
リュウト RPGのキャラっぽく言うな(笑)。
マヒロ (すかさず)だとすると、トーマは回復タイプ(笑)。
リュウト なんかわかる気もする(笑)。トーマは安定しているし、一番順応力が高いと思う。ここは譲れない!みたいな頑固さがいい意味でないので、こうアプローチしてみたらどうかっていうアドバイスに、すぐ応えられるんですよ。
マヒロ そうそう。最初からパワーとかステータスのレベルが高いところで均等な、勇者でもある。
リュウト そのパーフェクトなバランスを保って成長しているからね、すごいと思う。
トーマ やっぱりこれ、照れるね(笑)。ジョーは、まだ小6ということもあって、ものすごく伸びしろがあるタイプ。小学生のうちからいろんなライヴを経験していて……。
――2018年のお正月には、DISH//のライヴ中のコントにMAGiC BOYZも全員出演して、東京・日本武道館のステージに立っちゃいましたしね。
マヒロ あのとき、ジョーはチャラいお兄ちゃん、しかもお嫁さんのいる役をやってね(笑)。
リュウト (DISH//の北村)匠海くんが弟ってどういうこと!?っていう(笑)。
トーマ そうやってとびきり早くから相当場数を踏んでいるから、これからどうなっちゃうんだろう!?って思います。それに、最近地味にトークが上手いんですよ。
ジョー え、そうでしたっけ?
トーマ うん、ボケがとても上手いから、もしかしたら芸人になれるかもって思っているよ?(笑)。
リュウト 芸人DJか(笑)。
マヒロ 悪くないね(笑)。ホント、どんどんいろんなことに挑んでいったらものすごい開花をするんじゃないかなって思っていたりもします。
――今みたいにお互いのことを語れるのは、信頼して認め合える仲だからこそですよね。
マヒロ そういうことです。ただ、普段、トーマは僕とリュウトのことをめちゃめちゃ疑うよね(笑)。
リュウト そうそう。中2のとき、トーマの筆箱から定規が失くなったときなんかは、めっちゃ疑われたよね。
――心当たりは全然ないのに?
リュウト ないです、ないです。実際、トーマが自分でお尻の下に敷いていただけだったし(笑)。
――まさかの濡れ衣(笑)。
トーマ それには訳があってですね、リュウトとマヒロはイタズラ好きなんですよ。
マヒロ たまにふたりで手を組むときもあるしね(笑)。
――狙うのは……。
リュウト&マヒロ トーマだけです!(笑)。
マヒロ ジョーを狙うときは、ふたりがかりじゃなくひとりでやります。年長者として、そういう配慮はあります(笑)。
――そして、そうしたイタズラもコミュニケーション手法のひとつであるわけですよね。
ジョー 耳たぶとかほっぺをつまんでブルブルってされたりとか、僕も楽しいので(笑)。
マヒロ トーマに関しては、彼のスマホを勝手に操作して撮影したり、いろいろ楽しませてもらっています(笑)。
■初のポップソングで「自分たちの引き出しが増えた!」挑戦心を持って突き進む!!
――なにしろ、とても仲良し。さて、ニューシングル「ハッピーエンドマジック」はこれまでのパーティチューンとはまた違った雰囲気のポップソングで、意表を突かれました。
リュウト マジボにこれまでなかったような方向性の曲で、こういうマジボもどないですか?っていう。でもその分、カップリング曲は「O.NE.DA.RI」(おねだり盤に収録)はじめ、これまでのMAGiC BOYZらしいイケイケな曲なので。
――新しい道を切り拓きつつ、らしさも健在。
リュウト そうです。そして、1stアルバム『第一次成長期~Baby to Boy~』(2017年8月リリース)からのスキルの伸び幅は、マジボ史上最大だとも思っています。
――グループとしてはもちろん、それぞれとしても手応えが大きいわけですか。
リュウト 個人的には歌が苦手で、メロディアスな「ハッピーエンドマジック」の歌録りはメンバーの誰よりも苦戦したんですけど、フリーにアレンジできるラップとは違う、きっちり歌うということに向き合うことで、ライヴ本番に臨む際の意識がより高くなりました。
マヒロ これまでのマジボの曲ってアゲアゲなものが多かったから、振付にしても勢いのある大きな動きが多くて。でも、「ハッピーエンドマジック」でひとつひとつの動きをしっかり見せていく中で、自分たちの引き出しが増えたんじゃないかなと思いますね。
トーマ うんうん。ラップにしても、これまでは勢いのあるガツガツした感じが多かったけど、今までと違った優しさを感じさせるラップができるようになったし、歌にしてもずっと無理だと思っていた高音域が出るようになって。できることが増えました。
ジョー 本当に、今回のラップはカッコよくて。だからこそ難しくて苦戦したんですけど、たまにライヴに来てくれる友だちに感想を聞くと「良かったよ」って言ってもらえたりするし、自分なりに成長できたんじゃないかなって思います!
――そんなMAGiC BOYZが目指すのは、どんな在り方なのでしょうか。
マヒロ MAGiC BOYZはこれまでいろいろなラッパーさんとコラボしてきたし、まだまだいろんなことに挑戦できるから……どうする?(笑)。
リュウト お!?(笑)。いやでも、これからもいろんなラッパーさんとコラボしていきたいし、MAGiC BOYZとしての表現の幅も幅広くしていきたいし。ね、ジョー。
ジョー はい!MAGiC BOYZの活動は、本当に楽しいので。いろいろチャレンジしていきたいし……。
トーマ ラップを日々磨きつつ、変幻自在なグループとして、枠に囚われずに活動していきたいと思います!
文/杉江優花

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