デジタル配信世代。異例のスピードで
成長するNewspeak(ニュースピーク)
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あけましておめでとうございます!
元気!2018年になりました。今現在、最新のNewspeakのコンセプトを教えてください。
Yohey)去年ありがたいことに、サマーソニックとかマグロックとか、リキッドルームでやったり、今日はクアトロですけど、バンドマンなら憧れるステージに早くも出させてもらって、自分達の曲はこういうステージで映えると思うので、大きなステージにもっとハマる感じでやっていきたいなって思ってます。
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Newspaekの音楽からは柔らかい生命力というか、湖のようなジワリとした豊かさを感じるのですが、そういった部分は意識的に作り出されているものなのでしょうか?
だから自分の作る音楽でもそれを感じて欲しいし、そのためには曲を書く時に頭の中にある景色をバンドと共有して、アレンジしてレコーディングとして盤に収める時までみんなで守らなければという意識は常にしてます。それが生命力であったり湖のような豊かさという表現に繋がっていて嬉しいです。
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なるほど。景色の共有をバンド内で大切にしているんですね。
唐突ですが音楽以外に好きで続けていることはありますか?お一人ずつお聞きしたいです。
Rei)僕は旅行ですね。この間もリスボン、リバプール、グラスゴー、マンチェスター、イスラマバード行ってきたんです。
Ryoya)僕はワイン
Yohei)ワインんんん?
一同)笑
Steven)YouTubeのマニアックなところまでいっぱい見る。
過去のインタビューで「色々な生活を送っていく中での共通言語として、僕らの音楽が新しいコミュニケーションのツールになるといいな」とお答えされていましたが
実際にそういう体験は増えましたか?
Rei)僕らの意味するNewspeakは「膨大化した情報の中から余計なものを削ぎ落とすことで思想を解放する」って感じですかね。毎日色んなことあるけど、結局は「楽しい」「悲しい」「嬉しい」とか子供の頃と同じような感情を持ってって生きてるよな、みんな素直になろうぜ。みたいな笑
例えば、Newspeakのライブを通してライブハウスでお客さん同士が仲良くなったりを見ると嬉しいです。年齢もバラバラの人達が僕らの曲で感情を共有してくれてて、実際コミュニケーションのツールになってるんだなって。
まぁでもそれこそ俺らの音楽を聞いてくれる人には俺らのイメージするNewspeakという言葉の意味にさえ縛られずに楽しんでもらえればと思います。
Newspeakはデジタル配信に力を入れていると思いますが、結成当初からの方針ですか?またデジタル配信で気を使っている部分などありましたら教えてください。
SpotifyやTuneCoreで自分達の音楽が世界のどこから聞かれているのかってのがわかる機能があるんですけど、すごく面白いですよ。英米もそうですが、台湾とかブラジルの人めちゃ聞いてくれてる!笑、とか札幌の人もたくさん聞いてくれてるなとかわかるんです。いつか実際にそういう場所に行って何かやりたいというモチベーションにも繋がります。デジタルで良かったから盤を買ってくれる人もたくさんいますし。
気を使ってることは、コンテンツをコンスタントにファンに届けるっていうことですかね。ネット上のものはリアルのものと比べ移り変わりが速いので。HONNEとかAmPmとか短いスパン(1〜2ヶ月間隔)で作品を発信していて、そういうところは凄く見習わないとなって思います。
CDやライブ以外でも僕らの音楽を届けられるシステムがしっかりとあることってほんとに恵まれてると思うんです。だからこそなんですが、僕ら自身も受動的にならずに自分から新しい、いい音楽を探すことが大事ですし、その上でその他大勢にならないように、ちゃんと見つけてもらえるようなシンプルな楽曲の良さとか新しさを追求して更新していく努力が一番気をつけるとゆうか、大事なことなのかなと思います。
Rei)だね。俺らみたいなインディペンデントでやってるバンドがそういうツールを使わない手はないよな。
アーティスト活動の中でよく使うデジタルツールはありますか?
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移動中に皆聴いているお気に入りアーティストを1組教えてください。
Yohey, Steven, Ryoya)ニッケルバック!アブリルラヴィーン!AmPm!Chai!BRADIO!
Rei)ひとつだってば!BLINK182です。
一同)笑
海外での公演はもちろん考えていると思いますが、今後のNewspeakの目指すところを教えてください。
Yohey)日本で成り立つっていうのはもちろん考えてますけど、自然に海外に行きたいっていうのはあります。狙って準備して行くっていうよりは、日本のバンドも世界に普通に行くよねっていう感じでやって行きたいです。自然に海外に行けるっていうスタンスでいたいです。
Rei)間違いないっすよーへいさん!
Steven)呼ばれてください
一同)笑
Yohey)コーチェラ(アメリカ合衆国・カリフォルニア)出たい。今日一緒のMANDO DIAOとかもそうですけど音楽で繋がってくっていう意味では、僕らが聴いてる洋楽のアーティストと普通に友達になりたいですね。自然に。
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具体的に見えている目標がたくさんあるって頼もしい!今日は本番前の貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
取材日:2018年1月10日 MANDO DIAO 東京公演 サポートアクト @渋谷クラブクアトロ
Newspeak(ニュースピーク)
Member(L→R)
Rei(The Never Never Club & ex. John Doe Tokyo) Vo/Key
Steven(ex. Kando Bando) Dr.
Yohey (Curtiss) Ba.
2017年3月より始動した4人組ロック・バンド。リバプールより帰国したRei(The Never Never Club & ex. John Doe Tokyo)、Ryoya (ex. go!go!vanillas)、 Yohey (Curtiss)、プロデューサーでもある Steven(ex. Kando Bando)により東京で結成された。同年6月に会場限定盤としてリリースした1st EP「What We Wanted」は発売から4か月で完売、11月には2nd EP「July」をリリース。結成初年度ながらサマーソニック2017、マグロック2017といった大型フェスティバルへ出演のほか、MANDO DIAO東京公演サポートアクトも果たしている。
オフィシャルサイト:http://newspeak.jp/
配信ストア一覧:https://www.tunecore.co.jp/artist/newspeak
音源情報
「July」
¥1,000-(税別) 1,000枚限定盤
[収録曲]
1. July
2. Media
3. Watch Me Blaze
ライブ情報 2/23(金) 『Sweet Vibration 2018』 at 新代田FEVER
w/ odol ...and more
2/27(火) 『Metamorphose 227』 at西早稲田BLAH BLAH BLAH ※Acoustic Live
w/ GALLOW (日高央from THE STARBEMS)
3/8(木) 『W.O.O』 at 代官山SPACE ODD
w/ Attractions / HAPPY / Luby Sparks / ravenknee(O.A.)
3/24(土) 『Getting Better Presents Sound Of Youth』 at下北沢CLUB 251
DJ 斎藤雄 / 片平実 / 鹿野淳 / 神啓文 / Anna / Amy
Guest DJ 佐藤栄太郎(indigo la End / MISTAKES)
3/25(日) 『IMAIKE GO NOW 2018』 at 名古屋・今池周辺ライブハウス等9会場
w/ LUCKY TAPES / CICADA / 奇妙礼太郎 / Yasei Collective / odol 他多数
アーティスト
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