【インタビュー】DISH//「がむしゃら
でも、無様でもいいから夢を諦めるな
」ここが僕たちの新たな原点

2月21日に、シングル「勝手にMY SOUL」をリリースするDISH//。今年の元旦、東京・日本武道館単独公演にて“ダンスロックバンド”としての唯一無二の存在感と可能性を見せつけ、アンコールでは改めて“ダンスロックバンド”の先駆者として歩んでいくという決意表明をした彼らが、信念貫く「勝手にMY SOUL」に込めた覚悟とは?結成以来、猛スピードで進化し続け、なおかつ過去も現在も連れて未来に向け魂燃やして生きる彼らは今、とんでもなく頼もしくて男前だ。
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■唯一無二の存在になるための誓い!新曲に込めたありったけの想いとは?
――日本武道館で行った元旦ライヴで、“ダンスロックバンド”の先駆者として歩んでいくという決意表明をしたDISH//ですが、みなさんの覚悟は、キャッチーでいてうねるロックナンバー「勝手にMY SOUL」にも顕著だなと。
匠海 まさに、「勝手にMY SOUL」は削って削って出てきた今の僕たちの魂そのものです。
龍二 元旦に決意表明をして以降、初めてリリースするシングルで改めてその決意や覚悟を示せるわけで、そのことによって僕らの本気が見えるんじゃないかなと。
大智 昨年からバンドとしてもカッコいい曲が多くなってきた中で、「勝手にMY SOUL」はがっつりバンド志向の曲。元旦ライヴで初披露してみて、今後ライヴでどう見せていけるかっていう期待値が高まってもいます。
昌暉 元旦ライヴで、僕は「今年はライヴをたくさんしたい」と言ったんですけど、そう願っている中で、カッコいいしポップでキャッチー、コール&レスポンスもできるこの曲がどう育っていくかという楽しみがあります。
柊生 同感。それに、『銀魂』(テレビ東京系)大好きな僕としては、“銀ノ魂篇”のオープニングテーマとして「勝手にMY SOUL」が流れるっていうことでもテンションが上がっていて。物語にすごくマッチする曲だと思うし、『銀魂』ファンの方からも好評を頂いているので、嬉しい限りです。MUSIC VIDEOもお気に入りだし……。
――サイケデリックで中毒性が高いですよね。
柊生 そうそう。たくさんの方に知ってもらえたら嬉しいですね。
昌暉 「勝手にMY SOUL」は、曲にしろMVにしろ“過去の自分との対峙”がテーマなんですけど、自分たち自身、己と闘ってDISH//としてどうすべきか悩んだからこそ、説得力があるんじゃないかなと思います。
――納得です。思えば、前シングル「僕たちがやりました」でバンドとして覚醒した感がありましたが……。
匠海 そうですね。「僕たちがやりました」は、“DISH//はこの道を行きます”という提示ができた曲。自分たちの中で、決意する大きなきっかけになったことは間違いないです。
――活動開始当初はダミーの楽器を持って歌って踊っていたみなさんが、今ではストレートにカッコいいバンド像を見せてくれていますし。大智さんががっちりビートで支える中、匠海さん、昌暉さん、龍二さん、柊生さんが演奏しながら歌って踊って “ダンスロックバンド”として魅せる姿は、唯一無二です。
匠海 僕たちの場合、スタートから演奏ができていたわけではなくて、少しずつ演奏できる曲が増えていって、楽器を演奏しながら踊るダンスロックバンドとしての完成形が、「HIGH-VOLTAGE DANCER」でやっとできて。
――その裏では相当な苦労があっただろうし、努力を重ねてきたはずです。
昌暉 もともとギターに興味をもっていたわけではなかった僕は、なかなか大変でした(苦笑)。でも、年齢を重ねることで向き合い方が変わっていったし、メジャーデビューして責任感もより持つようになったし。やっていく中でギターを好きになったことも大きいですね。投げ出さずにここまでこられて良かったなと思うし、今はもっともっとうまくなりたい!という気持ちが強いです。
龍二 僕も最初から楽器に興味があったわけでもないし、事務所に入ってからずっとダンスしかやってこなかったわけで、まさか自分がバンドを組んで演奏するなんて夢にも思わなかったですからね。なんでこんなに重いものを持って踊らなきゃいけないんだ!って最初の頃は思っていたけど、だんだん踊りながらベースを弾けるようになって。昌暉と同じようにやってきて良かったな、大変な想いも無駄じゃなかったなと思うし、今ではベースが大好きです。
――柊生さんは、DJだけでなく鍵盤演奏もどんどん磨きをかけていて。
柊生 ピアノの経験はまったくなかったけど、憧れはあったから、練習も苦ではなかったんですよね。素敵な先生に巡り合えたこともあって、すごく楽しくできていますよ。
■誰も進んだことのない道を切り拓け!DISH//らしさを胸に踏み出す新たな一歩
――そうやって頑張れるのは、それぞれにとってDISH//が大事なものだからでもありますよね。
柊生 全員が二十歳を越えて、今までに増してDISH//への想いを強くしている感は確かにすごくあります。
龍二 あと、DISH//がどんどん進化していく中でも、4人から5人になったときも、温かく見守っていてくれたスラッシャーの存在っていうのは、やっぱり大きいよね。
大智 DISH//に入ってみて、本当にスラッシャーのみんなの愛は温かくて大きいんだなっていうことを痛感したからね。
匠海 いつも、本当にありがたいなって思っています。それに、大智が入ったときに背中を押してくれた同志もいて。
昌暉 うん。そういう仲間の存在が励みになったりもしました。
――DISH//が愛されるグループであるからこそです。それから、シングル「勝手にMY SOUL」には、表題曲のほかにも進化し続けるDISH//の今を感じさせる魅力的な曲が収録されていて。
龍二 ダンスロックな「BEAT MONSTER」とかカップリング曲も含め、今までのDISH//、ステップアップしたDISH//を見せられていると思います。これまでDISH//を応援してきてくれた方も、今回初めてDISH//を知ってくれる方も、全員連れていきたいなという想いを込めたシングルです。
大智 うん。カップリングの踊れるロック「BEAT MONSTER」にしても、育て甲斐がありそうだなと思いますね。
――なお、“ダンスロックバンド”としての覚悟を決めたDISH//としては、「勝手にMY SOUL」の歌詞の通りに“さらば穏やかな日”であっても構わない、上等だと腹をくくっていたりもして?
匠海 そうです(きっぱり)。
昌暉 穏やかな日々じゃ、つまらないもんね。
匠海 DISH//は、這いつくばってでも進めるグループ。ずっと目標に掲げてきた神奈川・横浜スタジアムを変わらずに目指していますし、がむしゃらでも、無様でもいいから夢を諦めるなっていう気持ちは強くありますから。
――おまけに、ファッションアイコンでもあり、コメディ要素もあるわけで、やはりそんなバンドはほかにいないなと思います。
匠海 ただ粗削りでカッコいいだけでなく、「勝手にMY SOUL」のカップリングに寸劇を織り交ぜた「Sa-Ra-Band~俺たち皿バンド~」があったりするし、なおかつおしゃれでカルチャーな存在、異色な存在ではいたいんですよね。誰も進んだことのない道を切り拓くのは簡単なことではないですけど、DISH//らしさは失わずにいたいなと思います。
――そして、これからも道を切り拓き続けていくにあたり、新たな出発点である「勝手にMY SOUL」は“戻ってこられる場所”にもなるのではないでしょうか。
匠海 そうですね、「勝手にMY SOUL」は、僕たちの新たな原点。5人での新たな一歩でもあります。
文/杉江優花

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