「@-Live.026-Parede scene-」@渋谷
DESEOではイベントの幕開けとなるに
ふさわしい実力派&個性派のバンドの
枠にとらわれないアーティストが揃い
会場を盛り上げた。
今年で創立6周年を迎える「@works project」。@works projectとは、ex.宇宙戦隊NOIZ/ex.-ZEROdbのドラマーS@TT-ONと当時マネージャーだった倉田が、アーティスト支援・ライブイベント企画制作を主とした活動を行うために始めたプロジェクト。そこへYURAサマ(Dacco/THE BEETHOVEN/Brother/Psycho le Cému)が自身のプロジェクトを加え参加。昨年末に法人化し、現在に至っている。
一日目となる「@-Live.026-Parede scene-」@渋谷DESEOではイベントの幕開けとなるにふさわしい実力派&個性派のバンドの枠にとらわれないアーティストが揃い会場を盛り上げた。
乙女おじさん(O.A)
D@NCE T3CH MANIA
トップバッターはD@NCE T3CH MANIA。EDMをガンガンに流し序盤から会場を盛り上げている。
ノンストップで曲は続き「Hello Goodbye」では客席全体が手を振って一体感を増していく。
【セットリスト】
永遠Lovers
2組目は永遠の愛をテーマにエレガント&セクシーがコンセプトの永遠Loversが登場。
音楽シーンにありそうでなかった、永遠Loversの徹底された世界観がこの日、尚更目立っていた。
【セットリスト】
TЯicKY
3組目は究極の一人エンターテイメントで、とりん星と言う所からやってきてアイドルという設定で歌を歌っているTЯicKY。
「いじられ芸」に突出しているのかと思いきや、様々な振り付けを一緒に踊って一体感のあるステージを作り上げたり、MCではお約束のように喋った後に「わー」と言ったりと、ファンの教育がしっかりしてる側面も見せたりと不思議なキャラクターに誰もが釘付け状態に!
誰もがノレるTЯicKYならではの不思議な中毒性のあるタオル曲「あたしmind」では思わず彼の思惑通り?に皆笑顔になっていた。
「シャンプー☆プロカリテ」では再び登場した乙女おじさんと熱唱。
【セットリスト】
The Benjamin
続いては安定した演奏とUKを彷彿とさせるThe Benjamin。
1曲目の「SORA」でベースのMashoeの「盛り上がっていこうか!!」の声で、会場全体がジャンプ。明るく爽やかにスタートし、そこから「ベルガモット」と激しく疾走感のある展開を魅せつける。またTackyのギターソロとMineyが感情を込めたハーモニカで音を絡め合うV系シーンではあまり見られないアンサンブルに楽曲の幅広さに個性が際立っていた。。
MCを挟み今年の2月7日にリリースされたアルバムからメイン曲の「ブーゲンビリア」を披露。力強いラブバラードを届けた後は「バトンタッチ」を3人で歌い上げる。様々な経験を経たバンドからの応援メッセージを込めた演奏と歌に会場には涙するファンも。さらに「Bitter Love,Sweet」で色っぽく、そして可愛らしく魅せた。
それぞれのソロパートがあったりと、個々のこれまでの経歴と技量があるからこそ感じる安心感と安定感は流石と感じた。
【セットリスト】
ADAPTER。
和とテクノサウンドの融合をコンセプトにしているADAPTER。
また、「クラブ知ってますよ風に横に揺れて、手は手持ち無沙汰だから前に組んで。それで時々高いテーブルにあるお酒を飲んで。たまに知り合いに挨拶して~!」と独自の視点からの盛り上げ方に会場は大爆笑。
MCでは「永遠Loversとは10年ぶりの再会」、「坊主で怖い時代もあった」など昔話をしたりとファンからは嬉しい内容を暴露。
トータルで計3回花をさせたり、自虐を含んだMCに安定した演奏と今回のパフォーマンスは、初見の人にも飽きさせないであろう。
【セットリスト】
Lida
トリを飾ったのはLida。オール弾き語りのスタイルで登場した。
そして「6周年とのことで全部乙女おじさんに捧げる」と「記憶のカギ」「REASON」、そして代表が何度も涙したという「春風」を披露してLidaさんのパフォーマンスは終了。
裏へ捌けて客席からアンコール。
再びステージに登場し、Lidaの掛け声で会場全体が「乙女おじさんコール」。
乙女おじさんが登場し、自身がユニットとして活動をしているDaccoの「フレッシュ&エナジー」を披露。
【セットリスト】
6周年を迎えて各アーティストがそれぞれの目標やこれまでの思い出を話す中、共通していたのは@works projectへの感謝の気持ちだ。
こんなにも会社を愛し、代表への感謝がひしひしと伝わるライブはあまりないであろう。
これからも盛り上がってくる@works projectに注目していきたい。
TEXT: かとうみゆ
@woks project
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