古河 耕史、細田 善彦、伊藤 祐輝、
ROLLYがドラッグまみれの中年男たち
を演じる SMAが舞台『High Life』を
制作

奥田民生CHEMISTRY氣志團西野カナらが所属するソニー・ミュージックアーティスツが、舞台制作に乗り出す。
題材となったのは、カナダ気鋭の劇作家、リー・マクドゥーガルの戯曲処女作『High Life / ハイ・ライフ』。1996年にカナダ/トロントのクロウズ・シアタ―で初演され、国内各都市及びニューヨーク、ロンドンでも上演されてきた。今回は、音楽劇「三文オペラ」で注目を集めた演出家・谷賢一が、上演台本と演出を担当し、古河 耕史、細田 善彦、伊藤 祐輝、ROLLYの4人がドラッグまみれの中年男たちを演じる。
また、音楽にはOpen Reel Ensembleから吉田 悠・吉田 匡、そしてドラムに山口 元基(moltbeats)が参加。映像をDRAWING AND MANUAL清水 貴栄が担当し、谷賢一と4名のみのキャストと共にかつてない不協和音をステージで奏でる。
■谷賢一 コメント
何だこれ地獄のような話だな、クソ溜め地獄を這い回るゴミムシどもが目前に垂らされた一本の蜘蛛の糸を奪い合い、結局糸は切れてしまうが、それでも俺の人生は上々、あいつらよりマシさと呟いて悦に入る。そんな話だなと最初に読んで思ったが、そんな彼らを僕は全く他人事に思わない。毎晩酒を飲み煙草を吸っている自分も哀れな薬物中毒者であることに変わりはないし、人生は地獄よりも地獄めいているとあの人も言っていた。
いや、違う、ここに描かれているのは、もしかしたら天国なのかもしれない。「あそこは地獄だ」と思って悦に入ってるのは私の方で、彼らの方が人生の喜びを生きているのかもしれない。天国を描くような舞台にしたい。

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