音楽ってパーソナルな文化だとおもうんです。表向きに好きって言ってる曲と、部屋や車内、イヤフォンでひとり聞いている曲は違ったりもするわけで。だから「え、意外。そんな曲が好きなんだ」って言われると、はにかんでしまうし、逆もまた然り。でも、はにかんだ顔っていいんですよね。そこから広がる音楽もある。Luby Sparksによる選曲に、おもわずはにかんでしまうかも。

Jay Som 『The Bus Song』

ベートーベン作曲の『トルコ行進曲』をエレクトリック・カバー。50年も前の音なのに今でも新鮮さを感じます。恐ろしいです。このマヌケで気の抜けるような電子音を聴いたら、はにかむというか思わず笑ってしまいます。(Sunao – Gt)

Archie Shepp 『Quiet Dawn』

フリージャズを代表するテナー・マン、アーチー・シェップのアルバム『Attica Blues』の最後を飾る曲。女の子のピッチの外れた歌声が印象的で、下手というよりも味になっている。ランランラン〜♪でおなじみの『風の谷のナウシカ』劇中歌の「遠い日々」的な。聴くとはにかむというか、微笑ましくなります。(Sunao – Gt)


Luby Sparksのはにかむ音楽はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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