近藤晃央『近藤晃央の空想季節』
- vol.0「空白」 -
気になる言葉は、木になる言ノ葉。1つの「言葉」が1つの意味だけじゃない、そんな言葉の面白さをグラフィックスや写真と一緒に書いていけたらと思います。
いつも空白を求めている。
100を求めるなら、100の器ではだめだ。
満たされるというのは、
満たされている、という事を実感できる、こころの「空白」から生まれるものだ。
100の器に一杯になった100は、
満たされている、という表現よりも、
一杯一杯、という表現が近いのかもしれない。
いつ溢れるか、いつ割れてしまうか。
そんな脆さと隣り合わせだ。
空白は、形を減らして生まれることがある。
空白は何も存在しない場所ではなく、存在するものと共にあるもの。
誰も居ない場所に用意された居場所。
誰かと共にいる場所に作るのも居場所。
100を求めるなら、100の器ではだめだ。
満たされるというのは、
満たされている、という事を実感できる、こころの「空白」から生まれるものだ。
100の器に一杯になった100は、
満たされている、という表現よりも、
一杯一杯、という表現が近いのかもしれない。
いつ溢れるか、いつ割れてしまうか。
そんな脆さと隣り合わせだ。
空白は、形を減らして生まれることがある。
空白は何も存在しない場所ではなく、存在するものと共にあるもの。
誰も居ない場所に用意された居場所。
誰かと共にいる場所に作るのも居場所。