1月14日@TOKYO DOME CITY HALL

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最初から最後まで元気ハツラツ!
AKB48グループ『フレッシュオールス
ターズコンサート』開催

2018年1月14日、AKB48グループの『法定速度と優越感 フレッシュオールスターズコンサート~ゼロポジションの未来~』が開催された。このコンサートはAKB48の50thシングル「11月のアンクレット」のカップリング曲「法定速度と優越感」のメンバー25名(HKT48矢吹奈子とNGT48高倉萌香が休演)が出演した。

「法定速度と優越感」MV(Short ver)

各グループの次世代を担う
フレッシュメンバー登場

「法定速度と優越感」に出演している歌唱メンバーは「U-17選抜」と呼ばれるように、各グループを代表する17歳以下のフレッシュなメンバーが揃っている。

渡辺麻友からも"後継者"として絶賛されたチーム8の小栗有以、SKE48でセンターを務めた小畑優奈、HKT48でセンターを務めた松岡はな、NMB48で選抜常連の山本彩加、AKB48の16期研究生からは山内瑞葵と浅井七海、さらには元NMB48上西恵の妹でNMB48の上西怜、元NMB48薮下柊の妹でSTU48の薮下楓など錚々たるメンバーが登場。いわゆる「次世代メンバー」として、人気と実力を着実にあげているメンバーらによるフレッシュな楽曲ばかりだった。
1月14日@TOKYO DOME CITY HALL

1月14日@TOKYO DOME CITY HALL

各グループの代表曲を
フレッシュメンバーがセンターで披露

前座ではAKB48の16期研究生の浅井七海がサックスを披露。その実力に会場もどよめくなど、フレッシュメンバーの新たな才能も披露された。そしてコンサートはAKB48チーム8の小栗有以が「みなさん!おはようございまーす!」と客席から登場し、その後もメンバー全員が客席やステージからフレッシュな挨拶をして幕を開けた。冒頭から「フライングゲット」、「法定速度と優越感」、「ワッショイ フレッシュオールスターズ」、「#好きなんだ」の4曲を全員で披露。フレッシュメンバーによる元気いっぱいのパフォーマンスで会場を沸かせた。

その後も「Maxとき315号」(NGT48本間日陽がセンター)、「意外にマンゴー」(SKE48小畑優奈がセンター)、「思い出せてよかった」(STU48岩田陽菜がセンター)、「最高かよ」(HKT48松岡はながセンター)、「サササイコー」(NMB48山本彩加がセンター)、「抑えきれない衝動」(AKB48聖菜がセンター)など、各グループの代表曲をそれぞれのメンバーがセンターを務めて披露。

さらにアンコールではチーム8の「47の素敵な街へ」は後藤萌咲のピアノ伴奏に合わせたいつもとは違う感じの楽曲をフレッシュメンバーで披露。「47の素敵な街へ」ではメンバーの出身の都道府県を言っていくシーンがある。いつもはチーム8メンバーで聞きなれている出身地を、フレッシュメンバーが自分の出身地を大きな声で言っているシーンに会場のファンからも大きな声援が飛んでいた。
浅井七海のサックス

浅井七海のサックス

フレッシュメンバーの中でも
存在感が目立った小栗有以

今回、各グループから次世代のフレッシュメンバーが登場していたが、その中でもひときわ存在感が目立ったのがチーム8の小栗だった。今回のメンバー全員の楽曲「法定速度と優越感」でもセンターを務めているほか、コンサートでは昨年の”れなっち総選挙”で1位になった「ハッピーエンド」、「少女たちよ」でセンターを務めるなど目立っていた。他にも久保怜音と2人でのユニット「狼とプライド」を披露。前日にはチーム8のコンサートに出演していた小栗だが、疲れも見せずにクールな曲から、かわいい曲まで幅広く披露していた。

まさに渡辺麻友の注目株で、渡辺も「アイドルオーラを出してきた”王道アイドル”。 これからAKB48の正統派アイドルとして頑張ってほしい」と小栗のことを評していたが、フレッシュコンサートでも、まさに「ザ・スーパーアイドル」という感じだった。最後の挨拶で小栗は「いつかこのメンバーが全員選抜になった表題シングルがいいな!」と未来を見据えたコメントをしていた。
1月14日@TOKYO DOME CITY HALL

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最初から最後まで
フレッシュ感満載のコンサート

コンサート中にはチーム8倉野尾成美(熊本)に封書が手渡され「緊急発表!」として、徳間書店から発売されている女の子の人気ファッション誌「LARME(ラルム)」に、今回のフレッシュメンバーの中から1名レギュラーモデルを採用することが発表された(決定メンバーは後日SHOWROOMにて発表予定)。フレッシュメンバーへの期待も高い。

フレッシュコンサートでは「フライングゲット」、「言い訳Maybe」、「さよならクロール」、「走れペンギン」、「チャンスの順番」とステージだけでなく客席近くにメンバーが行くシーンも多かった。ファンの近くで元気に手を振りながら、全力でパフォーマンスするメンバーの姿が印象的で、最初から最後まで、元気溌剌でフレッシュ感いっぱいのコンサートだった。今回のメンバー以外にもAKB48グループにはもっとたくさんのフレッシュなU17のメンバーがたくさんいる。次は違うメンバーでのフレッシュコンサートも観たいものだ。
1月14日@TOKYO DOME CITY HALL

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(c)AKS
1月14日@TOKYO DOME CITY HALL
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浅井七海のサックス
1月14日@TOKYO DOME CITY HALL
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佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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