かぐらスキー場と和田小屋

かぐらスキー場と和田小屋

国内屈指のパウダースノー「かぐらス
キー場」ファーストラックを狙え!「
和田小屋」宿泊レポ

国内屈指のパウダースノーが満喫できる「かぐらスキー場」。標高1,380mにある「和田小屋」の宿泊特典で、ファーストトラックを独占できます。予約方法、「和田小屋」までの道のり、宿泊の実際の様子等を詳細レポート。

白馬や志賀高原、北海道にも匹敵する、国内屈指のパウダースノーが満喫できる「かぐらスキー場」。
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関越自動車道「練馬」ICから、約2時間で行けてしまう湯沢エリアにあるため、上級者を中心に、通っている方も多いでしょう。
「かぐらスキー場」かぐらエリアの標高1,380mには、山小屋「和田小屋」があり、宿泊営業しているのですが、冬季はなんと、かぐらメインゲレンデのファーストトラックを滑れる宿泊特典があります。
“かぐらのファーストトラック独占!! ”
スキーやスノーボードが好きな人ほど、この響きには、甘美なものを感じてしまいますよね。
「和田小屋」宿泊の実際の様子を、詳細にレポートします。
Web予約!「みつまたステーション」で受付「和田小屋」の宿泊料金は、1泊2食付きで、大人(中学生以上)¥8,200、子ども(小学生まで)¥6,600という、リーズナブルさ。
加えて、宿泊特典で、「かぐらスキー場」と「苗場スキー場」共通で使える、Mt.Naebaリフト券(1日券)が、¥3,200の激安で購入できます。
この¥3,200という価格は、Mt.Naebaリフト券としては、私の知る限り、あらゆる割引券を凌駕する最安値です。
宿泊の問い合わせは、ホームページから専用フォームにて行えます。
無事に予約が完了したら、当日はまず、「かぐらスキー場」の「みつまたステーション」へ。
「みつまたステーション」にあるロープウェー山麓駅の奥に、「和田小屋」の受付を行える、専用カウンターがあります。
こちらで宿泊料金と、リフト券代を支払い、いざロープウェーに乗って「和田小屋」へ向かいます。
「みつまたステーション」から「和田小屋」までの道のり「和田小屋」までは、ロープウェー1つ、リフト1つ、ゴンドラ1つの、けっこう長い道のりになります。
滑走しなければ辿り着けないため、荷物はバックパックなどに纏める必要があります。
まずはみつまたロープウェーに乗って、山頂駅へ。
ここから少し滑り下って、みつまた第1高速リフトに乗ります。
みつまた第1高速リフトを降りたら、そのままゲレンデ「ゴンドラライン」を滑って、かぐらゴンドラへ向かいます。
ここの道のりが、やや急傾斜があるので、ビギナーでは苦労すると思います。
中級者以上であれば、まったく問題ありません。
かぐらゴンドラは、スキー板やスノーボードを外して乗車するタイプです。
着脱が面倒ですが、この約3kmのかぐらゴンドラを降りれば、「和田小屋」は目の前です。
和田小屋に荷物を預けてゲレンデへ!
和田小屋に荷物を預けてゲレンデへ!「和田小屋」へ到着し、従業員さんに宿泊者である旨を伝えると、荷物を置く場所を教えてもらえます。
チェックイン時間を聞いたら、そのまま「かぐらスキー場」のパウダースノーを満喫しに行きましょう。
「和田小屋」目の前の、かぐらメインゲレンデを攻めるもよし、上級ゲレンデに挑戦するもよし、田代エリアまでロングクルージングをするもよし。
とても1日では滑り切れない広大さが、「かぐらスキー場」の魅力の1つです。
山小屋での宿泊! 仕切りはカーテンなので注意15時を過ぎて、「和田小屋」の一般向け営業が終わると、宿泊者のチェックインとなります。
2階の宿泊スペースへ案内されますが、山小屋ですので、個室ではなく、仕切りはカーテンになります。
プライバシーが気になる方は、注意してください。
その後は、1階のスペースで寛いだり、お風呂に入ったりしながら、夕飯の時間を待ちます。
料理がうまい。ビールも進む「和田小屋」は、料理がとても美味しく、日中も、食事をする人々で賑わっているくらいです。
宿泊者向けの夕飯も、これまた絶品。
ステーキ、お刺身、煮物、どれをとっても、絶妙な味付け。
スノーレジャーを満喫した後の、心地よい疲労感もあって、アルコールが進んでしまって仕方ありません。
別料金で生ビールや日本酒(鶴齢)が飲めるほか、洗面所の自動販売機でも、プレミアムモルツや角ハイボール、ストロングゼロなどが購入できます。
翌朝も早いので、飲み過ぎには要注意。
寝室スペースの2階の消灯は21時、1階の消灯は22時となります。
いざファーストトラック!!
いざファーストトラックへ!!翌朝は、平日は午前7時、土日祝日は午前6時45分に朝食となります。
ファーストトラックの営業は、平日は午前8時、土日祝日は午前7時30分から(天候により変更になる場合も)。
一般のスキーヤー、スノーボーダーたちが、ロープウェーやゴンドラを乗り継いで、かぐらエリアに到着するまで、「和田小屋」宿泊者だけで、朝イチで整備したての、かぐらメインゲレンデを独占です。
荷物は、置いたままで滑りに行けますので、ご安心を。
さあ、いざファーストトラックへ!!
と思いきや、撮影したこの日は、大雪。一晩で1m前後積もり、まだ降り続けていました。
すぐ目の前に見えるはずの、かぐらメインゲレンデが、まったく見えない状況。
それでも、通常はかぐら第1高速リフトの運行のところ、かぐら第1ロマンスリフトに変更して営業しますとのアナウンス。
滑りに行ってみると。
当たり前ですが、最高でした。
特にこの日は、降雪が多すぎて、圧雪した上にさらに20cm近くも積もっている状況だったのですが、この雪が、今までに経験したことがないくらい、本当に軽いんです。
板がズブズブ埋まるのがまったく気にならず、それはそれは柔らかい新雪の中を、泳ぐように滑ってきました。
晴れたら晴れたで、ほとんど誰もいないゲレンデで、絶景を心ゆくまで満喫しながら、真っさらな雪面に、弧を描けたでしょうね。
蛇足ですが、この日、みつまたステーションに戻ったところ、我が家のコンパクトカーが、隣にあるワンボックスと同じくらの背の高さになるほど、雪が積もっていました。
車は丸一日以上、置きっ放しにすることになるので、ちょっと注意が必要ですね。
脱出に、スコップを使って約1時間。
もしスコップがなかったら、お手上げでした。
「かぐらスキー場」に限らず、豪雪地帯へ行くときには、車にスコップを積むのを忘れないようにしたいところです!
■かぐらスキー場
《所在地》
みつまたステーション/新潟県南魚沼郡湯沢町三俣
《アクセス》
車:関越自動車道「湯沢」ICから、約15分

アーティスト

ウレぴあ総研

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