ゲスの極み乙女。、喜多村英梨、
UNISON SQUARE GARDENなど
1月リリースの9作を紹介

フリーマガジンokmusic UP's vol.161(1/20発行)に掲載中の『DISC GUIDE』から、1月リリースの作品9作を紹介!

1.「棘と吹雪と」/上杉 昇
2.「戦ってしまうよ」/ゲスの極み乙女。
3.『MODE MOOD MODE』/UNISON SQUARE GARDEN
4.「妄想帝国蓄音機」/喜多村英梨
5.『アイハベル』/Kiroro
6.「DREAMIN'」/NAMBA69
7.「ロトカ・ヴォルテラ」/KEYTALK
8.「冬盤」/打首獄門同好会
9.『Too Much Is Never Enough』/FIVE NEW OLD
「棘と吹雪と」/上杉 昇Single 1/10 Release
    • pojjo record
    • OPCD-1182
    • ¥1,700(税込)
90年代に数々のヒットを放ったWANDSの元ヴォーカリストが12年振りにリリースするシングル。心を閉ざした人に歌いかける情熱的なバラードの表題曲に真島昌利の「アンダルシアに憧れて」と、じゃがたらの「Tango」のカバーを加えた全3曲を収録。ヴァイオリンをフィーチャーしたジプシージャズなアレンジが印象に残る。新境地に円熟味を宿らせた、まさに意欲作。25周年記念ボックスも同時リリース!
TEXT:山口智男
「戦ってしまうよ」/ゲスの極み乙女。Single 1/24 Release
    • unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN
    • 【初回限定盤(DVD付)】 
    • WPZL-31409 ¥2,200(税抜)
    • 【通常盤】 
    • WPCL-12827 ¥1,200(税抜)
約2年振り、5枚目となるCDシングル。タイトル曲はスマートフォン&タブレット向けの対戦カードゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』TVCMソングに起用。川谷絵音(Vo&Gu)が実際に『クラロワ』をプレイしたのち、30分ほどで書き下ろしたそうで、彼らの得意とする深みを持たせすぎないプログレポップが奇っ怪な音色も含みながら痛快に炸裂している。皮肉たっぷりの「イメージセンリャク」など、ダーク&したたかに抉ってくる一枚。
TEXT:田山雄士
『MODE MOOD MODE』/UNISON SQUARE GARDENAlbum 1/24 Release
    • TOY’S FACTORY
    • 【初回限定盤A(Blu-ray付)】
    • TFCC-86635 ¥5,500(税抜)
    • 【初回限定盤B(DVD付)】
    • TFCC-86636 ¥4,800(税抜)
    • 【通常盤】
    • TFCC-86637 ¥2,800(税抜)
全12曲が鋭さを持った、強烈でトリッキーなアルバムが届いた。新鮮味のあるシンプルでポップな楽曲がありつつも、あくの強いメロディーを運ぶベースラインと狂気的なドラミング、セクシーさと迫力がマッチした歌声が終始ユニゾン節を炸裂させている。1秒先でさえ予測のつかない展開と、ユニークな言葉選びからは彼らのポテンシャルの高さをひしひしと感じた。改めて彼らと向き合いたくなる、大胆不敵な傑作だ。
TEXT:千々和香苗
「妄想帝国蓄音機」/喜多村英梨Single 1/24 Release
    • ロッカンミュージック/テイチクエンタテインメント
    • 【初回限定盤(DVD付)】
    • TECI-599 ¥1,800(税抜)
    • 【通常盤】 
    • TECI-600 ¥1,300(税抜)
脳髄から魂までをも揺さぶる激重&超濃密なラウドサウンド、そして妖艶な歌声が紡ぎ出す摩訶不思議な世界は、まさしく“妄帝国”そのもの。ベーシスト兼ボカロPとして活躍する鬱P作の表題曲をはじめ、数々のラウドロック界の猛者たちによって生み出された楽曲たちからは闘争心があふれ、喜多村英梨の魂と見事に共鳴を果たした。各地でヘドバン&モッシュの嵐を巻き起こすであろう本作は、この冬を間違いなく熱くする!
TEXT:佐藤志保
『アイハベル』/KiroroAlbum 1/24 Release
    • Colourful Records/ビクターエンタテインメント
    • VICL-64907
    • ¥3,000(税抜)
前アルバムから13年という歳月は、ふたりの音楽性をじっくりと深化させたことがよく分かる。とにかく振り幅が広く、「Let's Go Together」のゴスペルアレンジを筆頭に、ライヴを意識したというロックナンバー「無敵なBig Smile」など、やわらかな空気感を残した唯一無二の楽曲が顔を揃え、聴く者を飽きさせることなく穏やな音の波で包み込む。デビュー20周年という節目を皮切りに、ふたりの新たな歩みにも期待したい。
TEXT:佐藤志保

OKMusic編集部

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