Far East Dizainが完成させた最新シ
ングル『Beyond These Walls』。
彼らの新たな魅力を存分に見せつけた
最新作に迫る!

2017年5月リリースのミニアルバム『DIZAINERVE』で圧倒的な実力を世に示したFar East Dizain(以下FED)が、それに次ぐ作品としてシングル『Beyond These Walls』を完成させた。かつてない爽やかな疾走感が心地よいタイトル曲「Beyond These Walls」、美しくも切ないメロディを磨き上げ、存分に聴かせた壮大なc/w曲「farewell」という絶妙なバランスの2曲で、我々は彼らの新たな魅力を目の当たりにすることとなった。FEDの2017年最後の取材となったこのインタビューで、最新作についてはもちろん、バンドとして大きな飛躍を遂げた2017年、そして期待が高まる彼らの未来について4人に話を聞いた。

たまには明るいメッセージも
いいかなと(Яyu)

――2017年を締めくくるシングル『Beyond These Walls』がリリースされました。今回のアーティスト写真はこれまでとガラッと印象が変わりましたね。
Leda:そうですね。自分たちとしても新鮮でした。
Keita:新しいアーティスト写真自体、久々でしたしね。

――ЯyuさんとSujkさんはバッサリ髪を切りましたね。
Sujk:俺は50センチくらい切りました。大分軽くなって、すごく楽です(笑)。
Яyu:俺もかなりバッサリ切ったんですけど、実は今回、メンバー間で髪型の打ち合わせはしなかったんですよ。各々やりたいルックスになって、撮影当日にお互いのイメチェンにビックリする、という感じだったんです。

――その「当日のお楽しみ」感は、「Far East Dizain×JILUKA」スペシャル対談でお聞きしたハロウィンライブのコスプレを彷彿とさせますね。
Leda:確かに(笑)。今回は各々がメイクさんと打ち合わせをして、お互いの色合いだけは教えてもらうという感じでした。

――Ledaさんは紫ですね。
Leda:そうなんですよ。“ザ・バンドマン!”って感じで、私生活が犠牲になっている感がすごいです(笑)。
Keita:俺は今回前髪を上げたんですけど、これまでライブでおでこを出した時にお客さんの反響が良かったので、今回アーティスト写真でもやってみました。

――ヴィジュアルからも期待値の高い作品でした。今回のシングルは今の季節らしい作品だと思ったのですが、季節感は意識しましたか?
Leda:特に意識はしていないんです。でもc/wの「farewell」はストリングスも入っていて、抒情的で冬の感じですよね。

――今回のシングルはどういうテーマで曲を作ったんでしょう?
Leda:リード曲は最初、「Cry My Name From The Light」(2015年11月リリースのアルバム『TONICK DIZAIN』収録曲)や「Inhale」(2016年3月リリースのシングル)に続くような、暗いミディアムテンポの曲を考えていたんです。でも作っている途中で「パーソナルになり過ぎているかな」とか「暗過ぎて自己満

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