欅坂46の「ねる」に多くの人々が惹き
つけられる理由

長濱ねるは、才色兼備で女性にも大人気

初のソロ写真集「ここから」の売上が13万部を記録し、今話題のアイドル長濱ねる。現在欅坂46のメンバーとして活動している長濱ねるですが、可愛らしい見た目とは裏腹に、わんぱくで少年みたいな一面も持ち合わせています。欅センターの平手友梨奈(愛称・てち)とは仲が良くファンの間では、「ねるてち」または「てちねる」という愛称で呼ばれています。

欅坂46といえば、センターである平手友梨奈のライブパフォーマンスや楽曲の印象が大きく注目されがちですが、デビュー二作目にしてソロ曲を任されるなど、グループ内での期待度はかなりのものです。

今回は写真集発売で勢いに乗っている長濱ねるの魅力を紹介します!

長崎県五島列島出身!長濱ねるとは?

長濱ねる1st写真集 「ここから」より先行カットの長濱ねる
1998年生まれで、現在は19歳の長濱ねる。長崎県出身で3歳から7歳まで五島列島に住んでいました。ねるという名前は珍しいですが本名で、名前の由来は考えを「練る」からきているそう。自然にあふれた環境で育っているせいか、レギュラー番組「欅って、書けない?」では、時折自然児のような一面を垣間見ることができます。幼少期には秘密基地を作ったり魚釣りなどをしていたそうで、当時の経験が影響しているのかもしれません。しかし、同番組内で行われた「抜き打ちファッションチェック!」ではメンバー内で1位の評価を受けており、オシャレな女の子という印象を持っている人も多いと思います。さらに、高校生クイズ・長崎大会にも出場経験もあるというインテリぶり。まさに才色兼備という言葉がぴったりですね。

そして、長濱ねるの特技といえば、猿腕ではないでしょうか。メンバーに披露した際には、悲鳴が聞こえていました。その特技を活かしてロッテが販売するガム、フィッツのCMにも登場し話題になりましたね。フィッツの癖になるメロディと「ねる〜ねる〜」という歌詞には何度も繰り返し見たくなる中毒性があります。現在公式の映像は削除されているので見ることはできないですが、機会があればもう一度見てみたいものです。

長濱ねる、初のソロ写真集がネット上で
大反響

長濱ねる1st写真集 「ここから」
そんな長濱ねるですが、現在初のソロ写真集「ここから」が大ヒットしています。発売から1ヶ月で売上約13万部を記録。多くのメディアでも取り上げられるなど、その勢いは増していくばかり。日常の何気ないシーンも多く、一緒にデートしている感覚になれる写真集です。様々な表情の長濱ねるを見ることができ、ファンにはたまりません。今回、初めて水着に挑戦していて、美しいクビレも披露。水着の撮影にあたり、夜ごはんをあまり食べず豆乳をよく飲んで身体作りをしていたそう。同時期に写真集を発売したメンバーの渡辺梨加と励ましあいながら撮影を乗り切っていたというエピソードもあります。“美クビレ”と話題になったあの身体は、努力の結果生まれたものだったんですね。
写真集のパネル展を訪れた長濱ねる(渋谷ツタヤにて)
個人的には、涙を流している長濱ねるが印象的でした。故郷の長崎に帰り、アイドルとしての葛藤や悩みなどから一気に解放された涙なのかなとあとがきを読んで感じました。写真集を手に取った方は、最後のあとがきを読んでみてほしいです。そしてまた最初から写真集を見てください。改めて表情を見ると、その表情のひとつひとつに写真集に込められた思いを感じ取ることができると思います。

欅坂46加入までの境遇を歌った「乗り遅
れたバス」

デビュー曲「サイレントマジョリティー」ジャケット
このように現在は欅坂46の一員として充実した活動をしていますが、加入までの経緯は壮絶なものでした。長濱ねるは、欅坂46の1期生オーディションを受け、2次審査を順調に突破。その後、東京で行われる3次審査、最終オーディションを受けるため上京しました。しかし、この上京には母親とのある約束が交わされていました。それは「3次審査の結果に関わらず、辞退して帰る」というものでした。長濱ねるは、母親との約束を押し切り、3次審査に合格、最終オーディションを受ける決意をします。それに対し母親は上京してまで強引に長崎に連れ戻しました。長濱ねるは悔しさから家で泣きじゃくっていたそうです。そこで父親が欅坂46の運営スタッフに相談し、乃木坂46のコンサートに招待されることに。それを見て感銘を受けた両親は、長濱ねるを後押しする決意をしたのです。しかし、最終オーディションを受けていない長濱ねるは、公平を期すために欅坂46ではなく、けやき坂46(アンダーグループ)として加入することが決定しました。

この長濱ねるの加入までの境遇を歌った曲が「乗り遅れたバス」なのです。歌っているメンバーは、長濱ねるの他に、平手友梨奈、今泉佑唯、小林由依、鈴本美愉というデビュー曲「サイレントマジョリティー」でフロントを務めるメンバー構成になっています。これからの欅坂46を引っ張っていく4人と長濱ねる、このメンバー構成を見るとなんだか感慨深い気持ちになってしまいますね。

歌詞には

ごめん 一人だけ遅れたみたい あの場所に誰もいなくて どこへ行ったらいいのかなんてわからなかった 片道の夢 手に持ったまま 坂の途中で途方にくれた

というフレーズがあります。ここは長濱ねるのソロパートになっています。前述した欅坂46加入までのエピソードと重なっています。この加入に対して戸惑いを隠せないメンバーもいたでしょう。その様子は加入発表時のメンバーの顔からも伺うことができます。それに対する長濱ねるの遠慮みたいなものもあったと思います。しかし、それを受け入れ共にグループの一員として活動していこうという思いがこの曲から感じ取れます。グループの顔であるフロントメンバーを起用したのはそういう意図もあってのことでしょう。

ソロ曲「また会ってください」で見せる
素朴な可愛さ

欅坂46 『また会ってください』Short Ver.
そして、2ndシングル「世界には愛しかない」Type-Bに収録されている長濱ねるのソロ曲「また会ってください」。MVの撮影場所は、写真集と同様地元である長崎県。眼鏡橋や高浜海水浴場など長崎でも有名なスポットが出てきます。

好きな人に告白する勇気を持てない長濱ねる。ノートに書いた女の子のキャラクターが具現化し、長濱ねるに対して告白する勇気を持てるよう後押していくというストーリー。長崎の町並みに赤と白の衣装を着た長濱ねるが良いコントラストを生んでいます。

欅坂46の表題曲しか知らないという方は、この曲を聴いて驚くのではないでしょうか。脱力感のあるメロディが印象的で、欅坂46の尖ったイメージとは離れています。

また、同じくソロ曲を歌っている平手友梨奈とも対照的な楽曲になっています。平手友梨奈のソロ曲は欅坂46のコンセプトの延長線上にあるのに対して、長濱ねるのソロ曲は欅坂46とは少し距離を置いた素朴な可愛さ(王道のアイドルらしさ)を前面に押し出しています。この昔懐かしい王道のアイドル路線が欅坂46のライブでは良いアクセントにもなっています。欅坂46の楽曲が「あまり好きではない」方や、「可愛いアイドルが好き」という方は、長濱ねるのソロ曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

「#長濱ねると長崎デートなうに使って
いいよ」が可愛いと話題!

お気に入りの喫茶店へ、ぐいぐい案内してくれる長濱さん🤗🤗🤗🤗#長濱ねると長崎デートなうに使っていいよ #ぐいぐい #ねる散歩 pic.twitter.com/rfeBYEmdYq

— 長濱ねる1st写真集 ここから【公式】 (@neru_nagasaki) 2018年1月21日


長崎名物ミルクセーキと長濱さん
#長濱ねると長崎デートなうに使っていいよ #ツル茶んクラシック #ねる散歩 pic.twitter.com/xstL42uODC

— 長濱ねる1st写真集 ここから【公式】 (@neru_nagasaki) 2018年1月21日

写真集公式Twitterアカウントでは、写真集大ヒットのお礼としてイベントで長崎に帰った際の写真が投稿されました。投稿するや否や、ネット上では「可愛い!」と話題に。写真集でも同様の彼女感みたいなものが感じられる写真はありましたが、この投稿はよりデートしている感覚に近く感じることができます。Twitter上では「投稿された写真だけでもう一冊写真集を作れるのでは?」との声も上がっていました。このハッシュタグで投稿された写真を集めたフォトブック、見てみたいですね…!


写真集が異例の大ヒットとなり、欅坂46のグループの垣根を越えて活動の幅を広げている長濱ねる。長濱ねるは、見た目はもちろんのこと自然体の可愛さを兼ね備えているアイドルです。そんな彼女に癒されたという方も多いはず。また、写真集は飾らないありのままの長濱ねるというものが一つのテーマであり、長濱ねるに多くの人々が惹きつけられる理由は、この“自然体”にあるのかもしれません。


長濱ねる1st写真集「ここから」公式Twitter:https://twitter.com/neru_nagasaki/media?lang=ja
欅坂46公式サイト:http://www.keyakizaka46.com/s/k46o/?ima=0000

欅坂46の「ねる」に多くの人々が惹きつけられる理由はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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