チョコレートの祭典『サロン・デュ・
ショコラ2018』で絶対に手に入れてお
きたい10選!

今年で16回目となるチョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が、1月22日から東京・新宿NSビルで開催中。世界のトップ・ショコラティエから、日本初出店となる新進気鋭のショコラティエまでが一堂に会するチョコレート好きには欠かせないイベントに潜入。108ブランドのチョコレートが勢揃いする中で、編集部オススメの10選をご紹介したい。
とってもかわいくて写真を撮りたくなってしまう、『GINZA SENBIKIYA』の「稔り」は、ミニチュアの世界のようなビジュアルに釘付け。国産メロンを使用したガナッシュに日本酒のソースを合わせ、さっぱりとした爽やかな味わいの「メロン」と、岡山県産の白桃をふんだんに使用した「桃」、青森県産のりんごを贅沢に使用したガナッシュと濃厚なソースの甘みと酸味が絶妙な味わいの「りんご」、お酒に漬けて干した国産柿をガナッシュに練り込み、濃厚な甘さの「柿」がセットになっている。果物のプロフェッショナルらしく、果物の味がしっかりとするチョコレートで、中でも「柿」はイチオシ!
昨年、『サロン・デュ・ショコラ』をお休みしていた『ファブリス・ジロット』の「ニアージュ」は、色とりどりのパステルカラーでインスタ映えすること間違いなし!全部で5種類ある中から「フランボワーズバニラ」、「柚子バニラ」、「パッションバニラ」をセレクト。ニアージュ=「雲」という名の通り、ふわふわでモチモチ食感のギモーヴの間にジューシーなジュレが挟まれている。甘いギモーヴと、甘酸っぱいジュレの組み合わせが、絶妙なバランス。ひとつずつ小さい箱に入っているので、プレゼントにもGOOD。
今回が初出店となる『アンテュイション バイ ジェローム・ドゥ・オリヴェラ』を手掛けるオリヴェラ氏は、23歳の時にクープ・デュ・モンドで史上最年少優勝を果たしたという経歴の持ち主。次世代のシェフとして注目を集める彼の「ギモーヴ ア ラ ローズ」は、華やかさがパッと目を引く一品。5月に咲く瑞々しいバラの花びらを、一枚一枚丁寧に冷凍保存し、それをギモーヴに混ぜ込んでいるので、口に入れた瞬間、バラの豊かな香りが広がる。オリヴェラ氏のスペシャリテとしてフランスではとても人気のあるお菓子だそう。バラが描かれたパッケージに並ぶギモーヴは、まるで花束のよう。
2013年と2014年に「アジア最優秀パティシエ」に選出された『ジャニス・ウォン』は、アートと食を融合した芸術的な世界観で人気。日本ではあまり馴染みがない、ベトナムコリアンダーとも言われるラクサリーやココナッツの樹液を原料としたガラマラカなど、東南アジアで親しまれている食材を使ったフレーバーは独特で唯一無二の存在感を放っている。箱を開けた瞬間から心がときめく、個性的でカラフルな色合わせのショコラの中には、幼少期にジャニス氏が遊んだというカラフルなブロックを模った「アーモンド マジパン」やビターな味わいの「ピーナッツバター&ジェリー」、ひとくせあるが病みつきになりそうな「ガラマラカ」や「ラクサ レモングラス」などが並ぶ。ひと味違ったチョコレートが食べたいなら断然オススメ。
13年間フランスに滞在し、数々の国際大会で優勝、MOFグラシエ部門で外国人初のファイナリストになった浅見欣則氏が手掛ける『ヨシノリ・アサミ』の「ココレプラリネ」は、「トンドレス」と「アルページ」の2種類がセットに。真っ赤な「トンドレス」は、プラリネにホワイトチョコ、ミルクチョコ、ビターチョコを合わせたガナッシュを3層にしたチョコレートで、ナッツの香ばしい風味が口いっぱいに広がる。緑色の「アルページ」は、アーモンドのプラリネ、ノワゼットペーストにローストしたアーモンドスライスと砕いたピスタチオが入っていて、カリカリとした食感も楽しめる。安心感のあるおいしさは、日本人パティシエだからだろうか。黒い箱にツヤツヤと輝くショコラが並び、大人な雰囲気。断面の美しさにもこだわったというからさすがのひと言。
『クリオロ』の「トレゾー・プラリネ・プレミアム」は、チョコレートケーキ好きにぜひとも食べていただきたいケーキ。ヘーゼルナッツの香りとキャラメルの深いコク、ガナッシュのなめらかさとビスキュイの旨味が絶妙に調和したトレゾーは、先行販売されている新作。滑らかな舌触りのチョコレートと乾燥クレープのカリカリとした食感が楽しめる。少しずつ切り分けて、自分へのご褒美として食べたい!フランスのチョコレートメーカー『ヴァローナ社』で技術指導を行っていたチョコレートのプロフェッショナル、アントワーヌ・サントス氏が手掛けるだけあって、その実力はお墨付き。
『サロン・デュ・ショコラ』では、その場で食べられるテイクアウトメニューも楽しみのひとつで人気も高い。今や知らない人はいない世界最高峰のショコラティエ『ジャン=ポール・エヴァン』の「ショコラ ロブスト」は、葉巻型の遊び心ある見た目がGOOD。サクサクサブレの中にガナッシュが端から端までたっぷりと入っている。「フュメ キューバ」と「ドミニク」の2種類の味があり、ゴールドの巻紙の「フュメ キューバ」は、燻製の香りがぶわっと広がる。燻製チョコレートは、好き嫌いが分かれるところだが、せっかくならひと味違ったチョコレートを楽しむために挑戦してみるのはアリ。でも、無難においしくいただきたいならシルバーの「ドミニク」をどうぞ。
口紅やココットなど遊び心溢れるビジュアルのショコラが人気の『セバスチャン・ブイエ』のテイクアウトメニューは、「ホットサンド・ショコラ」。サクサクのフィヤンティーヌ入りのプラリネソースをチョコレートのブリオッシュでサンド。厚みがなく、ポロポロこぼれることもなくワンハンドで食べられるのが嬉しい。ナッツの香りが口に広がり、出来立てホカホカの温かさで、じゅわっとソースが溶けているのも美味。
『アンリ・ルルー』の「フォンダン・キャラメルC.B.S」は、ショコラをふんだんに使ったフランス菓子「フォンダン・ショコラ」に、スペシャリテ キャラメル「C.B.S」(塩バターキャラメル)を合わせたスイーツ。カリッとした食感のアーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツと香ばしいキャラメルチップがトッピングされた生地の中から、トロリとキャラメルとショコラが溢れてくる。塩キャラメル風味のソフトクリームがトッピング出来るのは、東京会場限定。冷たいソフトクリームと、温かいフォンダンが楽しめる“ひやあつ”スイーツ。
繊細な見た目の「ミルフイユ・フィンガーXIBUN」は、『フレデリック・カッセル』のもの。こだわりカカオのXIBUN(ジブン)を各層に使用。キャラメリゼしたサクサク生地に、風味の違うジブン・ガナッシュを重ね、薄いショコラをオン。パッと見、ボリューム満点に見えるが、甘すぎないビターな味わいなのでパクパクと食べられる。サクサク生地とガナッシュのハーモニーが絶妙。
ここで紹介したのは、ほんの一部。たくさんのショコラの中から自分好みの一品を探すのは至難の業かもしれないが、出会えた時の喜びは大きい。ドキドキとワクワクが止まらないショコラの魅力を巡る大冒険に出掛けてみてはいかがだろうか。

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