ギャングパレードへと受け継がれる「
一体感」の秘密に迫る

グループ名改称、メンバーの脱退など困
難を乗り越え成長するアイドル

ギャングパレード(略称はギャンパレ)とは、WACK代表取締役の渡辺淳之介によってプロデュースされている7人組アイドルグループです。これまでに2回のグループ名改称を行い、初期メンバー・ミズタマリの脱退などギャングパレードとして活動するまでに幾度もの困難を経験しています。紆余曲折ありながらもこれまで続けてこれたのには彼女達の中に潜む共通するものがきっとあるはず!

今回は、昨年は集大成となるアルバム、来月には新作のリリースが決定しているギャングパレードの魅力を紹介します!BiSBiSHにも負けずとも劣らないライブパフォーマンスは必見!

ギャングパレードとは?

GANG PARADE takes themselves higher!!」ジャケット
ギャングパレードは、元BiSのカミヤサキとミズタマリによるユニットプラニメ、その後ミズタマリの脱退により、新たにオーディションによって選ばれた4名が加わり結成されたPOPを前身とする7人組アイドルグループ。メンバーは、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・マイカ、ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、アヤ・エイトプリンス(BiSからレンタルトレード中)の7人で構成されています。当初は、BiSの公式ライバルグループという位置付けでしたが、ギャングパレードとBiSの間でカミヤサキとアヤ・エイトプリンスのレンタルトレードが行われるなど、現在では当初掲げていた公式的な意味での“ライバル”関係はほとんどみられません。(尚、両者間でのレンタルトレードは2018年3月3日をもって解除されることが発表されています。)

2018年2月20日にはニューシングル「BREAKING THE ROAD」をリリースすることが決定。2ndアルバム「GANG PARADE takes themselves higher!!」から3ヶ月後のリリースなだけに驚きを隠せないファンも多いようです。

メンバープロフィール

ヤママチミキ

HMVイオンモール浦和美園さんでのリリイベありがとうございました!!

埼玉で初リリイベでした( Ꙭ )/”✳️
またきたいね!! pic.twitter.com/7uyX15kJzt

— ヤママチミキ (@mikimiki_GANG) 2018年1月8日

2015年6月1日加入で前身グループPOP時代からのメンバー。緑色の髪の毛で、メンバー1身長が小さい。歌い方に特徴がある。「#ヤママチ弾き語り」というハッシュタグでギターを弾いている。

ユメノノア

SHINJUKU LOFT PRESENTS
【新宿系ガールズミーティング 新春スペシャル】

ありがとうございました!!!
ことしもLOFTさんにお世話になります!!!2018年もよろしくお願いします!

ウイルスあっち行け☠️🤧☠️ pic.twitter.com/3zSkqcnW2l

— ユメノユア (@yua_GANG) 2018年1月10日

ヤママチミキと同じく2015年6月1日加入。赤髪で刈り上げとメンバーのなかでも個性が際立っています。代表曲の「Happy Lucky Kirakira Lucky」の作詞を務めたのはこの人。

キャン・マイカ

おやすみい~(^_^)
COSのピアスだよ今一番お気に入り✌︎
pic.twitter.com/MWixY79KdH

— キャン・マイカ (@maika_GANG) 2018年1月12日

2016年10月2日加入。ギャングパレード加入以前にアイドルとして活動していた経験がある。そのような経験を持つ彼女のダンス力は、グループの中でも随一。

ココ・パーティン・ココ

今日楽しかった毎日楽しい

明日はUNIT pic.twitter.com/fswHaJhnPL

— ココ・パーティン・ココ (@COCOpartin_GANG) 2017年12月16日

2016年10月6日加入。SiSから加入した3人のうちのひとりでギャングパレードのムードメーカー。名前が名前のためよくいじられている。好きな男性のタイプはちびまる子ちゃんの花輪くん。

テラシマユウカ

やかましいわ pic.twitter.com/Yq0EEsHEA8

— テラシマユウカ (@YUYU_GANG) 2017年12月12日

同じくSiSから加入したひとり。ハスキーボイスな彼女は、カワウソが大好きで、自身の顔もカワウソに似ているとの発言をしている。

ユイ・ガ・ドクソン

新宿LOFTガールズミーティング3マンライブありがありがありがとうございました
少しの間6人でのライブになりますが、気持ちは7人
よろしくお願いします
楽しみにしてた今日だったので、すごく楽しかった!!ありがとう! pic.twitter.com/Whas3w8RF3

— ユイ・ガ・ドクソン (@yuiGD_GANG) 2018年1月10日

SiSから加入したメンバーの最後のひとり。2017年12月30日、渡辺淳之介よりインディーズソロデビューすることが発表された。メンバー唯一のメガネキャラ。

アヤ・エイトプリンス(BiSからレンタ
ルトレード中)

新宿LOFTありがとうございました! pic.twitter.com/wRNE9otqhO

— アヤ・エイトプリンス (@AYAEiGHT_GANG) 2018年1月10日

2017年5月1日からカミヤサキとのレンタルトレードという形でギャングパレードに参加している。BiSでは美人担当として君臨。男性の筋肉が好き。

前身グループから受け継がれるギャンパ
レの代表曲で原点

GANG PARADE「Plastic 2 Mercy」MUSIC VIDEO
プラニメ時代から応援してきたファンにとっては最も思い出深い曲「Plastic 2 Mercy」、ギャングパレードといえばこの曲は外せません。どこか懐かしさを感じるEDM調の曲になっていて、一瞬彼女達がアイドルであることを忘れてしまいそうに。ここではダンスミュージックに合わせて観客がコールするというちょっと新鮮な場面を見ることができます。王道アイドルソングにおいてコールをするという行為は至って普通のことですが、EDMにコールはどうなの?と疑問に思う方も多いはず。そんな方は一度ライブ映像を見てみてください!EDMの「会場の皆を踊らせる」という要素と「ファンと一体になってライブを盛り上げる」というギャングパレードのライブに対する姿勢が絶妙な雰囲気を作り出しています。ファンと一緒に会場を盛り上げるという現在のギャングパレード原点はここから受け継がれているのといっても過言ではありません。
「Plastic 2 Mercy」ジャケット
因みにこの曲、これまでグループ名を変えるごとに歌詞を変化させてきたことはご存知でしょうか。Aメロの「ギャンパレ say hallo」、現在は「ギャンパレ」と歌われていますが、プラニメ時代は「プラニメ」、POP時代には「Period」とグループ名によって歌詞を変化させています。グループ名に合わせてただ変えただけとも受け取れますが、それにはこの曲がギャングパレードの原点であり、グループ名の変更やメンバーの脱退など紆余曲折したとしてもグループを支える“軸”はブレないという何よりの証拠になり得るのではないでしょうか。変化に寛容だとも言えるでしょう。ここまで変化に富んでいて、その変化すら吸収し自らのものへと、それでいて軸を曲げることはない。こんなアイドルグループ、他にいるでしょうか。

会場を一体に!アイドルとファンを結ぶ
ダンスナンバー“Happy Lucky Kirakir
a Lucky”

POP「Happy Lucky Kirakira Lucky」PV
こちらもギャングパレードを語る上では外すことのできない代表曲「Happy Lucky Kirakira Lucky」。MVではメンバーがカラフルな衣装を身に纏い、これぞアイドルと言わんばかりのハイテンションな楽曲になっています。担当カラーが割り振られているのも現代のアイドルらしい印象を受けます。
「Happy Lucky Kirakira Lucky」ジャケット
「Plastic 2 Mercy」と同様こちらの楽曲も実は前身グループであるPOP時代にリリースされた作品になっています。POPに改名するにあたり、グループのコンセプトに少しの変化を加えています。これまでの本格的なEDM・テクノ路線にアキバ系アイドルの要素を加えたような曲調です。よく言われていますがでんぱ組.incを思わせるところがありますね。さらに、POP改名と同時に新メンバーも加入。その新メンバーの一人ユメノユアが作詞をつとめています。歌詞もひらがなの「な」や「く」を繰り返すなど非常にユーモアがあって歌詞をみているだけで面白いですよね。それに音が乗るとなおさらこの曲の良さが際立ちます。テンポが非常に早く、コールするだけでも中々大変そうな曲なのですが、曲の開始時からライブ会場のボルテージは最高潮に達します。特に、サビの部分の手を上げ下げする動きの一体感は言葉では言い表せないものがあります。

一見したところ、紹介した2曲は対極にあるものだと思われることでしょう。改名と同時に王道アイドル路線に変更したと‥。しかし、デビュー時のコンセプトがEDMつまり会場の皆を踊らせることにあるとするならば、この「Happy Lucky Kirakira Lucky」はその延長線上に位置しています。つまり、「Happy Lucky Kirakira Lucky」によってライブ会場に作られる観客と一緒に踊る“一体感”こそがプラニメ→POP→ギャングパレードと受け継がれる遺伝子なのです。曲調やメンバーを変えても本質を変えることなく進むのは中々できることではないですよね。

個性溢れるデザインのグッズ展開

愚連隊スウェットを着用するメンバー(左からココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン)
ギャングパレードの魅力は、ライブパフォーマンスだけではないんです!個性溢れるグッズ展開もギャングパレードの魅力のひとつ。

2017年11月 20日に恵比寿リキッドルームにて行われたワンマンライブ「GANG PARADE takes themselves higher!!」で販売されたギャングパレードのグッズはモノトーンを基調としたグッズ展開でした。なかでも目を引くのはこのワンマンライブにおいて数量限定で先行発売が行われた「愚連隊スウェット」。まさに“ギャング”な彼女達に相応しい不良的な一面を覗かせています。表面の「愚」の大きなプリントがいい味を出していますよね。普段使いにするには勇気が入りますが、ライブ会場に来ていくとギャンパレファン同士の結束感が生まれそうです。

ライブに行く際には、グッズを身に纏ってギャングパレードと観客が織りなす一体感を感じてみてはいかがでしょうか。虜になること間違いなしです!


GANG PARADE公式サイト:http://www.gangparade.com/
GANG PARADE公式SoundCloud:https://soundcloud.com/gangparade

ギャングパレードへと受け継がれる「一体感」の秘密に迫るはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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