奇天烈で個性的なのに、キャッチーな肌触り。今最も気になるバンド、パノラマパナマタウンの魅力に触れる【インタビュー】

奇天烈で個性的なのに、キャッチーな肌触り。今最も気になるバンド、パノラマパナマタウンの魅力に触れる【インタビュー】

奇天烈で個性的なのに、キャッチーな
肌触り。今最も気になるバンド、パノ
ラマパナマタウンの魅力に触れる【イ
ンタビュー】

資料に記してあった「「RO69JACK」「MASH A&R」でWグランプリを獲得した注目のニューカマーがいよいよメジャーデビュー!」のキャッチフレーズに、まずは気持ちがひっかかった。
その後、1月17日に発売するデビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』を聞き、その奇天烈で個性的なのに、キャッチーな肌触りを持った楽曲にガッと心がつかまれた。
パノラマパナマタウン、気になるバンドだ。
アルバムに収録した『ラプチャー』は、アニメ「十二大戦」のオープニングテーマにも起用。年末には、「COUNTDOWN JAPAN 17/18」「MERRY ROCK PARADE 2017」にも出演していた。彼ら、今年大ブレイクしそう!?。そんなパノラマパナマタウンの魅力にさっそく触れてみた。

パノラマパナマタウン『PANORAMADDICTION』
とにかく「格好いい音楽を作る」姿勢で向かっていました
──デビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』の1曲目に収録した『パノラマパナマタウンのテーマ』の中、「メジャーのファースト これは必然」と歌っています。これ、まさに有言実行しましたね。

田村:結果、その通りなりましたね。と言いたいところですが…。 
岩渕:『パノラマパナマタウンのテーマ』自体は3年くらい前から演奏している楽曲なんですけど、言われた箇所の歌詞だけ今回書き換えてます。本当に昔からそう書いてて有言実行していたら格好良かったんですけど。そこは、今回のリリースに合わせ調整したことでした。
──でも、みなさん昔からメジャーへ行ってやるという意識は強かったんですよね。
岩渕:その意識は強く持っていました。メジャーへは絶対に行きたかったです。
──そう思っていた理由も教えてください。

岩渕:パノラマパナマタウンは他のバンドさんとは違う音楽性を提示していたし、自分らが一番格好いいことをやっている自信はこのバンドを組んだときからあったこと。でも、まわりはなかなか認めてくれなければ、評価もされないことが続いてて…。あの頃から「評価されたい」想いはすごくありました。
──かなりトリッキーな面もあるように、一筋縄ではいかない個性が理解されにくかったんでしょうか?
岩渕:それもあったのかも知れません。活動当初は、「自分らが格好いい」と思う音楽のみを追求し続けていたんですけど。前ミニアルバム『Hello Chaos!!!!』を出して以降からは、考え方も変わってきました。
──それは、どんな風に?
岩渕:「いろんな人に聞いて欲しい」意識を強く持つようになったこと。今も自分たちの演りたいように演っているよう芯となる部分は変わってないんですけど、「もっといろんな人たちに聞いて欲しい」意識を強く持つようになったことから、今回の作品から歌詞の面ではだいぶ変わってきたなと思います。

田野:以前の歌詞は、だいぶとがっていたからね。
岩渕:パノラマパナマタウンは神戸大学にある軽音楽部の仲間どうしが集まり結成したバンドのように、最初は単純に「バンド活動って楽しいなぁ」という意識から始まったんですよ。でも、神戸のライブハウスで活動を行うようになったときに気づいたのが、ライブを観に来てくれるのは大学の友達ばかりで、ライブハウスの人がバンドについてどうこうアドバイスをしてくれなければ、たまたまライブを観た人がファンになることところまでにも至らなかったという現実。
 でも、その理由もわかるんです。あの頃から僕らは「今ある音楽とは違うものを作ろう」という意識で楽曲を作っていたから、なかなか一般的には受け入れられにくかった。だけど、そんなパノラマパナマタウンの音楽性を神戸にある太陽と虎というライブハウスの方が認めてくれたんです。それが自信にもなって、デビューのきっかけにもなったオーディション「MASH A&R」に応募しました。
 自分らは独自なことをやってるけど、それを評価される経験を重ね始めてからは、それが自信にもなったんですけど。そこで、また壁にぶち当たったんですよ。
──それ、気になります。
岩渕:オーディションで優勝して今の事務所へ所属することになり、メジャーデビューを目指した活動をしていく中、前ミニアルバムの『Hello Chaos!!!!』をインディーズ盤として出しました。自分らは自信を持って作り上げたけど、自分たちの思っていた以上に世の中へ届かなかった現実があって。
その経験をもとに、改めて「自分たちの音楽を伝えるためにはどうすれば良いのか」「人の心へ届けるためには何が必要なのか」をいろいろと考えたうえで、今回の『PANORAMADDICTION』の制作へ向かいました。
──その意識の変化が、楽曲や歌詞へのアプローチも変えたということ?
田野:音楽性を変えるというよりは、より(心へ)届く歌を求めだした形でした。

浪越:活動が広がっていく中、よりたくさんの人たちに聞いてもらいたい想いが強くなっていった。だからと言ってサウンド面でも聞きやすくではなく、そこは格好良さを突き詰めれば聞いてもらえる人たちはどんどん増えていくと思っていたように、とにかく「格好いい音楽を作る」姿勢で向かっていました。
田村:そうだね。むしろ、僕たちにはその意志しかなかった。

自由に湧き出る音楽を詰め込みながら楽曲を作り始めた
──ミニアルバム『PANORAMADDICTION』へ収録した曲たちには、新曲のみならず、以前から演奏している曲たちもありますよね。
岩渕:『ロールプレイング』はこのバンドを組んで最初に作った楽曲だから、もう4年くらい前の曲になります。『パノラマパナマタウンのテーマ』は3年前頃に作った歌、あとはすべて新曲になります。
──過去の楽曲も、中に入れたかった?
岩渕:僕ら、全員が高校時代に楽器を触っていたことはあっても、ほぼ大学に入ってから本格的に始めたようにバンド初心者たちばかりなんです。それもあって、「こういうバンドになりたい」とか「こういう音楽性を目指そう」ではなく、「メンバーそれぞれのやりたいことを詰め込もう」という意識でオリジナル曲を作り始めました。
ただ、全員がオリジナル曲を作るのが初めての経験だったように、なかなか最初の楽曲を作るまでが難産で。そんな中、出来上がったのが『ロールプレイング』でした。
その頃から、今のパノラマパナマタウンの魅力となっている早口でまくしたてるスタイルを作り上げていたし、メンバーみんなの演りたい音楽性も詰め込めていたように、この曲はバンドにとっても大事な楽曲として育み続けてきました。
しかも、ずっと音源にしていなかっかたこともあって、今回のメジャーデビューを通し初めて触れる人たちに対しても、自分たちを紹介する最適な自己紹介の歌として『ロールプレイング』を入れようと収録を決めました。
──みなさん初心者から始めたからこそ、余計な概念を取り払い純粋に音楽で遊べたことも、枠に捕らわれない音楽性になった要因なんでしょうね。
田村:それはあったと思います。今でも、そこは自由にやっています。
岩渕:オリジナル曲を演る以上、他にはない音楽を作りたい意識が4人ともとても強かった。というのも、僕らがパノラマパナマタウンを組んだときに、同じサークルの先輩バンドの中にもオリジナル曲を演奏している人たちはいたんですが、正直あまり面白さを感じなかった。ライブハウスで対バンイベントへ出演していたときも、やっぱし同じ意識を覚えていて。それもあって、最初からジャンルや音楽の方向性などは一切考えることなく、とにかく他にはないという意識のもと、自由に湧き出る音楽を詰め込みながら楽曲を作り始めました。それが、結果的に他とは違う音楽性を生み出してゆく原動力になったんだろうなとは思ってます。
──その姿勢は、いまだに変わらずですよね。
岩渕:ですね。他の音楽が退屈だからこそ、自分たちで「格好いい」と思える音楽を作ってます。
──その言葉、いいですね。
岩渕:実際、今ある音楽で満足しているのであれば、その音楽を聞いてればいいわけじゃないですか。でも、僕らはそうじゃなかったんです。
よくキャッチコピーでも、「何々好きは必聴」みたいなのがあるじゃないですか。だったら、その何々を聞いてればいいわけであって。僕らは、そういう枠に囚われたくもなければ、そう言われない自分たちの音楽を胸張って堂々とやりたかった。それに相応しい作品を、今回『PANORAMADDICTION』を通して作れたなと思ってる。

『フカンショウ』の歌詞を読んだときには痛快爽快でした
──パノラマパナマタウンの魅力の一つに、心へ突き刺さる、とても共感を覚える歌詞があります。岩渕さんはいつも言葉を多く詰め込みながら、想いをぶつけてきますよね。
岩渕:個人的にHIP HOPが好きなので。
──歌詞を通して自分の想いを伝える術を得たことは、岩渕さんの中でも大きなことだったのでしょうか?
岩渕:それはありました。今は、自分が抱えている疑問や憤りを歌っていることが多いですけど、今回のミニアルバム『PANORAMADDICTION』には一貫したテーマがありました。
──それは…。
岩渕:自分は、小中高大学と割と流される人生を送ってきていて。正直、「自分で何かをやろう」「自分で努力をしてこれをつかもう」と考えことがそんなになかったんですよ。だけど、バンド活動は自分の意志で「やりたい」と思って選んだ唯一の道だったし、今でも「バンド活動をしたくて」続けています。今のようにバンドという選択肢を選んでいなかったら、きっと今頃の自分は、世の中に流されるままに過ごしてたんだろうなと思いますし。
今の時代っていろんな情報があふれていれば、それをどう選ぶかで、自分の明確な意志がなくても生きていける時代だなと思うし、自分もそうなっていたかも知れない。でも、バンドという自分を表現してゆく手段を見出したときに、いろんな疑問や考え方が生まれてきた。それを僕は歌にしているし、この『PANORAMADDICTION』という作品でも、そういう想いを歌にして届けたいなと思っていました。
──干渉してくる人たちに対して「ほっといてくれ!」と歌う『フカンショウ』からは、そんな岩渕さんの強い意志が見えてきました。
岩渕:普通に生きてても、やれ「塾に行け」とか「この企業に入れ」と言われるのに、ましてバンドをやってると、その風当たりはもっと強くなる。パノラマパナマタウンの音楽性に対しても、「もっとちゃんとメロディを歌えばいいのに」とか「なんでこんな変なことをやってるの?」と言われてしまう。ときには、その言葉に流されそうになる弱い自分も出てくるんだけど、そういう自分とは決別したかったんです。何を言われようが「ほっといてくれ!」という意識だったし、とにかく自分たちのやりたい音楽を続けたい気持ちがとても強かった。だからこそ、メジャーデビューするこのタイミングで、自分が胸に抱えていた気持ちをここへぶつけてやりました。

田野:何かに括られたり、自分たちは「こうだ」と決めつけられるのはすごく嫌なことだと思っていて。自分たちは好きなようにやりたいからこそ、「ほっといてくれよ」と思う。だから、フカンショウ』の歌詞を読んだときには痛快爽快でした。
──みなさん、大学を卒業し就職するのではなく、バンド活動で食べてゆく道を選んだように、あえてリスキーだけど、人生を賭けるに相応しい夢のある職業を選んだ人たちですからね。
田野:遠い親戚の人たちからは「なんで大学を卒業してまでバンドを」と言われたりもすれば、その人自身には関係ないことなのにそう言ってる話を耳にすると、腹も立って……。まして、「自分でやりたいと思う人生を後悔なく送りたいからこの道を選んだ」わけだから、そんなことを言われる筋合いはないなとも自分では思っています。
田村:人からあれこれ言われるのは嫌ですからね。それを言われるのが好きな人なんていないと思うんで。
──岩渕さんが歌詞に投影した想いは、メンバー全員で共有していること?

浪越:普段から、互いに気になっていることを話していれば、自分たちでも常々思っていることを歌詞にもしているように共感はしています。
岩渕:もともと『フカンショウ』は、「なんでそんなことを言ってくるんだろう?」という疑問があったのと、そういう言葉を払いのけてでも自分らのやりたいことをやるという意志を示すために書いた歌だったんですけど。それだけでは多くの人には伝わらないなと思い、そこへ自分の弱さをさらけ出す言葉を書き加え、今の『フカンショウ』を完成させました。
『フカンショウ』は、人のことを俯瞰してあれこれ言ってくる人のことをさらに俯瞰して書いた歌なんですよ。たとえば、YouTubeにアップしている映像だけを観て「このバンドはどうこう」と言ってきたり。自分のことを何も知らないくせに、「お前はバンドじゃなくて企業に就職しろ」と言ってきたり。そういう人たちに向けて最初は憤りをぶつけ書いてたんですけど。ただ、不満や憤りをぶつけていくだけじゃ、自分を俯瞰していろいろ言ってくる人と同じになってしまうと思ったし、自分の弱さもさらけ出し、それを伝えてこそ受け取る人への強いメッセージとして歌が響くと思い、自分の弱さもいろいろさらけ出した歌詞も書き加えました。
──なるほど。
岩渕:なんで人は他人のことが気になるかって、それは自分にしっかりとした軸がないからだと思うんです。自分に明確な意志がないから、それを持っている人たちに対してあれこれ言ってしまう。でも言われたほうは、そこで言い返したいことがありながらも、あえて言葉をかみ殺していたりもする。そういう人たちのためにも、「ほっといてくれ!」と叫ぼうと思ったし、自分の弱さもさらけ出してこそ、初めてその歌がメッセージを持つとも思ったんです。そういう過程を経て、この『フカンショウ』を書き上げていました。

みんなも心に秘めた想いを吐き出して欲しい
──『街のあかり』を聞いてると、どこかノスタルジーな気分に浸ってしまいます。

岩渕:『街のあかり』は、自分の地元である福岡県北九州市のことを振り返りながら書いた歌。今でこそシャッター街になってしまった地元だけど、昔はもっと栄えてて活気があり、人通りも多かったんです。今でも帰省しシャッター通りとなった街を観るたびに、昔の風景を思い出してしまう。しかも、「あの時はあーだった」と思い返すことが美しい想い出にもなるし、その想い出に浸ることが居心地良かったりもする。
その背景を知らない人から見たら、今はただの寂れたシャッター街だけど、僕には今もその風景は美しく見えるんですよね。『街のあかり』はちょっと悲しい歌にも聞こえるけど、実はとても前向きなというか、「それでも僕はこのシャッター街が好きなんだ」という歌なんです。
──アニメ「十二大戦」のオープニングテーマとしても流れていた『ラプチャー』は、音の空間美を活かした格好言い楽曲に仕上がっていません?
田野:普段は音を詰め込みたがる自分たちですが、いかに音数を抜きながら格好いい音源にしていくか、それを追求したのが『ラプチャー』なんです。音を抜くからには、どう活かした音で印象を作りあげてゆくか。このバンドは意表を突くことも好きだから、そういう要素も組み込んだドラマチックな楽曲として『ラプチャー』を作りました。
──『マジカルケミカル』の歌詞に込めた想いも、ぜひ聞かせてください。
岩渕:『マジカルケミカル』も、『フカンショウ』と同じように自分の弱さと向き合ったときに生まれた歌詞です。自分の弱さを伝えたいとき、まずは自分をさらけ出さないことには相手だって気持ちをさらけ出してはくれない意識がすごくありました。
僕は、形だけのコミュニケーションは取りたくない気持ちを強く持っています。そのためにも、まずは自分自身の心をさらけ出さなきゃいけない。自分が今、心に抱えているものとしっかり向き合いたいし、それに対して本音で話しあえる友達が欲しい。楽曲を通しても、もっともっと本音を言いたい想いが今はとても強くなっている。自分もこうやって歌を通して吐き出すから、みんなも心に秘めた想いを吐き出して欲しい。そんな想いを書いた歌です。

あれ、何をしたいのかわかりました?
──完成したミニアルバム『PANORAMADDICTION』、その手応えもそれぞれ聞かせてください。

田野:最初、メジャーからリリースになるという意識を強く持ちすぎたせいか、けっこうハードルを高く上げ、どこか縛られた作り方をしていたんですけど。自分たちは、誰かの真似事をするようなバンドし、もっとやりたいことを好きなように詰め込んだらいいじゃないかという意識に変わったし、メジャーでリリースすることで今まで以上に聞いてくれる人たちも広がるので、より自分たちの音楽に自信を持って作ろうと思いました。
結果、最初に掲げていたハードルを余裕で超える作品を作れたなという実感を持てたので、次は、さらにこれを超える作品を作りたいという意欲に今は燃えています。
浪越:すごく良いCDが出来たなと思っています。作品の中では格好いいギターフレーズをたくさん弾いたので、ギターキッズたちにたくさんコピーして欲しいなと思っています。
──『パノラマパナマタウンのテーマ』の中、岩渕さんの叫ぶ「ギター浪越」の声の後に、ものすごくぶっ飛んだギターの音でソロを弾きますよね。あそこは、かなりインパクトがありました。
浪越:よくわからないギターソロをね。あれ、何をしたいのかわかりました?
──いや、そこまでは…。あのフレーズには、どんな狙いがあったんですか?
浪越:狙いですか?。自分でもわかんないんですけど(笑)
岩渕:じゃあ、誰もわかんないよ(笑)
浪越:確かに、あのフレーズの意味は誰にもわからないです(笑)。でも、あの楽曲のギター全体の狙いとしては、緩いところから急に意味わからないところへ展開し、また緩い感じで抜けてゆく展開が面白いところにありました。
──でも、あのトリッキーな音は耳に残ります。

浪越:そうですよね。聞いてて格好いいと思わせたいというか、楽曲がより多くの人たちへ伝わるためには、ギターの音がより多くの人たちに刺さればいいなと思って弾いてますし、一聴して耳に残ることが大事だなとも思っています。あと、歌いたくなるフレーズや癖になるフレーズも意識して入れて、どの楽曲でもギターはかなり主張しています。
──でも、歌も尊重しつつ弾いてるわけですよね。
浪越:僕は、あまり気にしてないです。歌があるところでもギターフレーズを弾きまくっているように、歌に勝ちに行くというか、そこはつねに戦いです。僕はつねに、歌とギターで勝負してるんですよ。
岩渕:確かに、そこは毎回戦いだね。強いギターが入ってきたら強い歌詞を書こうと思うし、ギターに勝てるメッセージを伝えようともしていく。それくらい彼のギターはつねに表現のハードルを上げてくれるよう、そこは僕も戦いと思って向かっているところです。
浪越:お互いに高めあっていますからね。
──岩渕さん自身は、『PANORAMADDICTION』をどんな作品として受け止めています?
岩渕:今のパノラマパナマタウンが持つ力を出し切った作品であり、今、伝えたいことやリアルな想いを詰め込めたように、ここに嘘は一つもなければ、「これがパノラマパナマタウンです」と胸を張って言える作品が出来たなと思っています。
──田村さんは、どんな想いを抱いてます?
田村:表情の異なる楽曲がいっぱい揃ったように、それぞれの表情に合わせどのようにドラムを叩こうかと練り込んだように、どの楽曲もノリが違えば、1曲ごとに歌の顔つきも変わっていくんですね。
それくらい表情豊かな作品であり、それがパノラマパナマタウンというバンドの武器だなとも思っています。

深くパノラマパナマタウンの世界観を味わって欲しい
──2月からは全国を舞台にイベントライブを、4月より東名阪を舞台にした2マンライブを。そして6月には、東京と神戸を舞台にしたワンマン公演が決定しています。

岩渕:まずはライブに来て欲しいですね。ミニアルバム『PANORAMADDICTION』を手にしてのツアーでもあるように、もっともっと今の自分たちをさらけ出しながら、みんなと一緒に熱量の高いライブを共有したいなと思っています。
 自分たち自身、とても良い作品を作れた手応えを覚えているぶん、絶対にライブも良い内容になると思うからこそ、ぜひ観に来て欲しいんです。
とくに、6月に行う2本のワンマン公演では、とても濃度の濃いパノラマパナマタウンの姿を見せていくつもりのように、ぜひイベント、2マン、ワンマンという流れを通して深くパノラマパナマタウンの世界観を味わってください。
TEXT:長澤智典
Photo:片山拓

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