「泣き歌」として高い支持を得ている『Don't you say~いまはもう…。~』で5IGNALのメンバーTJがソロデビュー!【インタビュー】

「泣き歌」として高い支持を得ている『Don't you say~いまはもう…。~』で5IGNALのメンバーTJがソロデビュー!【インタビュー】

「泣き歌」として高い支持を得ている
『Don't you say~いまはもう…。~
』で5IGNALのメンバーTJがソロデビュ
ー!【インタビュー】

しっかり歌を届けることを心がけています
──TJさんは、ダンスヴォーカルユニット「5IGNAL」(シグナル)のメンバーとしても活動中。以前から、ソロとしても動きたい気持ちを持っていたのでしょうか?

TJ:5IGNALのメンバーになって3年ほどなんですけど、その前からソロとして活動をしていたように、5IGNALと平行する形でソロとしても動きたい気持ちはありました。そんな中、今回のソロデビューのお話をいただけたのは、とても嬉しいことなんです。
──5IGNALでは歌とダンスの両面を魅力を据えています。ソロ活動では、歌を軸に据える形になるのでしょうか?
TJ:5IGNALでも歌をしっかり届けることを心がけていますが、ソロ活動に於いては、そこへより重点を置いていきたいなと思っています。
──ソロデビューの話をいただいたとき、どんな気持ちでした?
TJ:5最初は、正直実感が沸かなかったです。ただ、メジャーデビューはずっと目標として掲げていたことでしたから、それがソロという形で実現したのは本当に嬉しいこと。今は、周りの人たちからも「おめでとう」と言ってもらえる機会も増えていますしね。
──TJさんに関わる人たちも、着実に増えているんでしょ。
TJ:そうなんです。これまでにも、いろんな人たちに協力をしてもらってきましたけど。同時に、何をやるにもまずは5IGNALのメンバーでゼロから立ち上げ、自分たちの手で作り上げる経験を重ねてきました。だけど、メジャーへ進みいろんな面でサポートしてくださる方々が増えたことで、僕自身、よりアーティストとしてのパフォーマンスへ集中出来る時間や環境が増えたように、とてもありがたいことだなと実感しています。
──音楽の制作や表現活動へ没頭していけるのは大切なことですからね。
TJ:すごく嬉しいことだなと感じています。これまでは、すべて自分たちでクリエイトしてきましたけど。今は信頼出来るチームと一緒に表現の幅を増やしていけてるように、それがとても楽しいですからね。

バラードへ比重を強く傾けてゆく形になりそうかな
──デビュー曲『Don't you say~いまはもう…。~』の印象も、ぜひ聞かせてください。

TJ:『Don't you say~いまはもう…。~』は、ソロデビューする話が生まれた時期に制作し、その頃からライブを通し半年くらいは歌ってきた曲なんです。しかも、レコーディングを通しアレンジも具体的に煮詰めきったことで、完成したときは胸にズシッと響く手応えを感じていました。
──デビュー曲の『Don't you say~いまはもう…。~』は、とても切なさを持ったバラード。ソロとしては、バラードを中心に表現してゆくスタイルなのでしょうか?
TJ:デビューシングルのC/Wへダンスチューンの『SPEED OF LIFE』を収録したよう、バラードに限らずダンスチューンやミディアム系のナンバーなど、いろんな音楽スタイルを表現していくつもりだし、そういう曲たちも手元にはあります。ただ、歌の比重を強めたい気持ちもあるように、TJとしての活動に於いては、バラードへ比重を強く傾けてゆく形になりそうかな!?という予感はしています。
──1stシングルに収録した『Don't you say~いまはもう…。~』と『SPEED OF LIFE』は両極端な表情のように、そこへもTJさんの持つ表現の間口の幅広さを感じました。
TJ:まさに『SPEED OF LIFE』は、『Don't you say~いまはもう…。~』とは真逆な世界観を持った楽曲ですからね。もちろん、バラードは大切にしていきたいんですけど。僕自身がライブ活動を中心にしてきたよう、TJとしてもライブを軸に据えたい気持ちを強く持っています。なので、ライブで活きる楽曲はこれからも表現してゆくつもりです。ただ、TJを知ってもらう入り口として、まずは「人の心へ響く歌」を前へ押し出していく気持ちでいます。

歌うたびに泣いてくれるお客さんがいる
──すでにインストアライブやキャンペーンイベントも数多く行っています。みなさん、どんな反応を示しています?

TJ:オケを使ってはもちろん、たまにトークの合間を縫う形でアカペラで『Don't you say~いまはもう…。~』を歌うこともあるんですけど。『Don't you say~いまはもう…。~』を歌うたび僕の歌声に興味を示し人が集まるように、「歌が届いてるな」と実感できる経験を重ねられてることは本当にありがたいなと感じています。
──TJさんの歌う『Don't you say~いまはもう…。~』は「泣き歌」として評価も高く、「泣き歌」好きな人たちからも強い支持を得ています。そう評価されてることについて、本人はどんな受け止め方をしているのでしょうか?
TJ:とても嬉しく受け止めています。ライブで歌うたびに泣いてくれるお客さんがいるのは、僕としても嬉しいこと。僕自身、歌っているときは想いを必死に届けようと歌うことへ集中しているから、正直客席を客観的に見まわす余裕は持ててないんですけど。
同行してくださるスタッフの方々から、「どこそこの辺りで泣いてた人がいたよ」という報告を受けるたびに、とても嬉しくなります。その報告を『Don't you say~いまはもう…。~』を作った制作チームにも伝えるたびに、チームの仲間たちからも喜んでもらえています。
──世の中には切ない歌はたくさんあります。その中でも、涙を流すほど心揺さぶる歌なのも、それだけ『Don't you say~いまはもう…。~』がリアリティを持った、人の心に刺さる歌だからなんでしょうね。
TJ:そうであったら嬉しいです。僕自身は、離れた恋への切ない気持ちを、等身大な一人の男性が持つ想いとして有りのままに書きました。今も、この切なさが刺さればいいなと思いながら歌っています。だからこそ、男性女性どちらの立場だろうと自分の気持ちに置き換え聞いてもらえているのが本当に嬉しいことなんです。

どのように解釈するのか
──TJさんの楽曲は、作詞/作曲ともTJさんと一緒に作る方がいるように共同で制作してゆくことが多いなと感じました。TJさん自身、そのスタイルを求めているからなのでしょうか?

TJ:楽曲制作に関しては、僕の伝えたい想いを一緒に制作してくださる方へしっかりお伝えしたうえで形作ってもらえれば、それを、さらにアレンジャーさんと一緒に煮詰めていくように、みんなと一緒に作り上げてゆく形を大切にしています。
──いろんな人たちと共に制作してゆくことで、伝えたい想いがより具現化していく形だ。
TJ:まさに、そうです。とくに、今ご一緒させていただいてるチームは、僕の気持ちをしっかり汲み取ってくれるように、身を預けて制作していける環境なのが嬉しいんです。
──楽曲が出来上がるたびに嬉しい手応えを??
TJ:覚えれば、1曲生まれるたびに「あっ、そう来たか」という新しい発見も覚えています。
──『Don't you say~いまはもう…。~』の歌詞の中、「ここがポイント」というところも教えてください。
TJ:『Don't you say~いまはもう…。~』はサビ歌始まりのように、冒頭とサビを飾ったブロックに投影した、切ないメロディと想いをストレートにぶつけた言葉の数々へはぜひ耳を傾けて欲しいです。僕自身そこの歌詞は、気持ちを真っ直ぐに毎回歌っています。
それともう一つが、落ちサビのところ。『Don't you say~いまはもう…。~』は恋愛の歌なんですけど。そこに綴った「もう振り向かないで 君の笑顔を奪いたくないから」の歌詞を聴いた人がどのように解釈するのか次第で、この歌に対するその人の物語の受け止め方も変わっていくように、そこも歌詞のポイントとして注目して欲しいなと思っています。
──C/Wに収録した『SPEED OF LIFE』には、かなり強い言葉を並べました。
TJ:5楽曲も歌詞も歌声も、かなりパワーにあふれています。『Don't you say~いまはもう…。~』が今のTJの代表曲にはなりますが、『SPEED OF LIFE』はステージ映えしてゆく曲のように、この歌を通しても僕の持ち味が見えてくると思います。
──それにしても、本当に両極な表情を1枚の中へ並べましたね。
TJ:別人じゃないかというくらい、ぜんぜん異なる表情を持った2曲になりました。聞いてくださった方にも、嬉しい衝撃を与える曲たちになれたらなと思います。

まずは手にした一つ一つの楽曲へ気持ちを込める
──シングルには、『Don't you say~いまはもう…。~』(English & Tagalog ver.)も収録しています。

TJ:自分がフィリピン人と日本人のハーフということもあって、今回のバージョンを出せるのはとても嬉しいことでした。もちろん日本にも、応援してくれてるフィリピンの家族や仲間がたくさんいますけど。フィリピンの地にも、同じよう僕の活動を応援してくれてる家族や仲間たちがいる。
日本には、フィリピンから働きに来ている人たちもたくさんいれば、僕のようにフィリピン人と日本人のハーフとして生まれた人たちも多くいます。正直、今でも差別的な問題や境遇はあること。そういう人たちに僕の存在を知ってもらい、少しでも励みになってもらえたらなと思い、今回の『Don't you say~いまはもう…。~』(English & Tagalog ver.)を収録しました。
この歌を、ひと足早くお母さんへ聞かせたときには、お母さんが「タガログ語のところで泣いた」と言ってくれたのも嬉しかった。この歌はきっとフィリピンの人たちにも届くだろうし、みんなが「また頑張ろう」と思えるきっかけになってくれたら嬉しいなとも思っています。
──TJさんのファンは、フィリピンのみならず中国にもいますよね。
TJ:はい。5IGNALとして日本で活動をする前に、僕は2年弱ほど中国のグループに所属して活動をしていました。じつはそのときに知り合ったのが、今の5IGNALのメンバーであるU3。彼との出会いが5IGNALへ繋がり、5IGNALとしての活動がTJソロとしてメジャーデビューへも繋がったように、中国での活動がなければ、今の僕はここには存在していなかったと思います。しかも中国には、今でも僕のことを応援してくれてる人たちがいる。何時か中国のファンたちにも恩返しが出来るよう、TJとしての活動を頑張っていきたい気持ちは強く持っています。
──一つ一つの点を線にしていけてる活動がいいですね。
TJ:一つの出会いから、また新しい出会いが生まれ、次へ繋がってゆく。つねに出会いは大切にしていけたらなと思っています。
──TJさん自身、アジアを舞台に活動をしていきたい気持ちも強いのでしょうか?
TJ:今は目の前のことを。TJの歌を目の前で触れてくれる人たちを増やしたいし、そこで出会った方々との関係を大切に育んでいきたい気持ちでいます。もちろん、今の活動の先にアジア展開が広がるのであれば嬉しいなとは思っていますけど。まずは、手にした一つ一つの楽曲を、気持ちを込めしっかり届けていくことが何よりも大切だと思っています。

声が出なくなるくらい歌を通し想いを伝えてゆく活動へ
──完成した1stシングルの『Don't you say~いまはもう…。~』、今のTJさんにとってどんな1枚になりましたか?

TJ:本当にズシンと重みを感じる作品になりました。今は、まだまだお世話になった方へ甘えている環境ですが。これからは、『Don't you say~いまはもう…。~』を手に、僕の歌を通してお世話になった方々はもちろん、いろんな人たちに感謝の想いを返していけたらなと思っています。
──今年のTJさんは、どんな展開を描いてゆく気持ちなのかも教えてください。
TJ:歌を届ける、TJというアーティストを届ける…今は、純粋に歌うことへ没頭しながら、日々真剣に向き合い続けていたいなという気持ちです。先の結果がどうこうと考えるくらいなら、声が出なくなるくらい歌を通し想いを伝えてゆく活動に没頭し続けていたいです。まぁ、声が出なくなったら洒落にならないので、そこはしっかりケアをしながらですけど(笑)。
──確かにね(笑)。最期に、改めてひと言お願いします。
TJ:まずは、『Don't you say~いまはもう…。~』をたくさんの人たちに聞いていただきたいです。この歌は、今まで幸せだった恋人どうしが、ある日とつぜん別れることなり、失ったときに初めて相手の大切さ、これまで当たり前にあった時間や、当たり前に隣にいた人の存在の大きさに気づくという歌です。MVも、歌詞の世界観がストレートに伝わる内容のように、ぜひ映像も合わせ、少しでも『Don't you say~いまはもう…。~』に込めた僕の想いが届いたら嬉しく思います。
──別れても相手のことを優しく思いやる、そこがTJさんの優しさですよね。けっして「ふざけんなよ!!」とは思わないんですね。
TJ:優しさだけじゃない感情だって、僕も人間ですから出てくることはありますよ。そこは『SPEED OF LIFE』を通して感じてもらえたら(笑)。そんな僕の心の中にある二面性も、今回のシングル盤を通して感じてください。
TEXT:長澤智典
Photo:片山拓
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