ブルース・ディッキンソン「ブレイズ
・ベイリー時代の曲、楽しんでプレイ
してる」

ブルース・ディッキンソンは、彼がアイアン・メイデンを脱退していた時期、ブレイズ・ベイリーをリード・シンガーに迎え作られた曲を歌うのを楽しんでいるそうだ。
『Rock Talk With Mitch Lafon』ポッドキャストのインタビューで、1999年バンドに復帰した際、ベイリー時代の曲をパフォーマンスすることを承知したのはなぜかと問われたディッキンソンはこう答えた。
「そういったエゴをむき出しにし続けていられるほど、人生は長くないんだよ。子供じみてる。馬鹿げてる。それに実際、いくつかの曲は俺の声にマッチする。そうでないのもあるけどね。あれらの曲は、アイアン・メイデン・ファンの多くが好んで買ったものだ。とくに“Clansman”“Sign Of The Cross”は大成功したと思うし、俺は素晴らしい曲だと思った。ブレイズの声はもちろん、俺のとはかなり違う。若干低めだ。文句言ってるんじゃない。俺はその手の低いバリトンを使える。実のところ、これらの曲を歌うのを楽しんでるよ」
ディッキンソンはまた、「ブレイズのことはこの上なくリスペクトしている」と話した。「だって彼は、非常に難しい状況に足を踏み入れたんだから。何よりも、彼の声は俺のとはかなり違うのに、それらの曲を歌わなくてはならなかった。難しい状況だった。それに彼はものすごくナイス・ガイだった。いまでもすごくいい奴だ。俺は彼のことをとてもリスペクトしている」
現在、ソロ活動中のベイリーは間もなくニュー・アルバム『The Redemption of William Black - Infinite Entanglement Part III』をリリース。来月、世界ツアーをスタートする。
Ako Suzuki

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