ライター・ノザタツが振り返る 2017
年のダンスMVベスト10

正月三が日も過ぎまして、新たな年の幕開けです。とは言え、まだこたつでダラダラしたい……。ダンスを愛し、ダンスカルチャーを普及させるために筆をとるライターのノザタツさんによる2017年のベストダンスMVをみながら、もうすこしだけのんびりしましょうか。海外勢のMVを入れだすとキリがなくなるので、今回は日本のアーティストでランキングを組んでます。が、レベルの高さに正月ボケも吹っ飛びそう!

第10位 ℃-ute / ファイナルスコール

今年解散したハロプロきってのパフォーマンスグループ・℃-uteのラストシングルです。この曲の振付は、彼女たちがインディーズから踊り続けてきた楽曲の振付が随所に散りばめられているのですが、これってアイドルにしかできないパフォーマンスだと思うんです。

歴史あるアーティストだからできる振付。常に新しい振付を生み出すプロダンサーには絶対にできない振付です。

第9位 SKY-HI / Marble

ダンスに特化したMVではないですし、SKY-HIもダンスアーティストではなくラッパーですが、このMVで見せるSKY-HIの踊りは非常に魅力的です。
所謂、振付ではありませんが、リリックとサウンドに身を任せて、心の内を全部出すような動きが、人の心をゾクゾクさせるダンスになっていると自分は思います。

第8位 青山テルマ / 一生仲間

原宿の街を仲間と踊りながら歩いていく。まるでダンサーのイメージMVにありそうなシーンです。青山テルマだからできる演出だなとも思いました。一緒に踊ってるのは、クリス・ブラウンと共演したこともあるRIEHATAが出ています。こんなに彼女のグルーヴ感あるダンスをアーティストのMVで長く見られるのはレアですね。

第7位 欅坂46 / 風に吹かれても

「不協和音」と迷いましたが、笑顔解禁ということでこちらを選びました。

実はダンスに関してはAKB系が全く刺さらないタイプだったのですが、欅坂46はその概念を変えてくれた存在です。ここではAKB系が刺さらなかった理由と欅坂46が刺さった理由は割愛しますが、自分の価値観に衝撃を与えたという点で感謝したいMVですね。

第6位 Da-iCE / トニカクHEY

s**t kingzのoguriが振付したMVです。全体的にカッコいい振付なのですが、サビの「ト・ニ・カ・ク・HEY」のところで、ファンも真似しやすい手振りが採用されています。本当に誰でも真似できる振付なのですが、ものすごくかっこよく見えるのが、さすがプロの仕事だと感心しますね。
Da-iCEは来年もかなり面白い存在として音楽シーンを賑やかしてくれると思います。

次ページでベスト5を発表!

ライター・ノザタツが振り返る 2017年のダンスMVベスト10はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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