ザ・ドアーズ、ライヴフィルム『ワイト島のドアーズ1970』一夜限定ライヴ絶響上映決定!

ザ・ドアーズ、ライヴフィルム『ワイト島のドアーズ1970』一夜限定ライヴ絶響上映決定!

ザ・ドアーズ、ライヴフィルム『ワイ
ト島のドアーズ1970』一夜限定ライヴ
絶響上映決定!

69年にブライアン・ジョーンズ、70年にジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンと立て続けに若き才能を失った当時のミュージック・シーン。ジム・モリソンもまたその一人。71年に享年27歳で夭折したカリスマ・ヴォーカリストであり、60年代のアメリカを象徴したセックス・シンボルでもあるジム・モリソンが在籍した事で知られ、ジムが在籍した僅か6年(1965-1971年)という短い期間にも関わらず、解散後も世界中のミュージシャンに多大な影響を及ぼした伝説のバンド、“ザ・ドアーズ”。そのバンドの中心人物であるジム・モリソン存命時の英国ワイト島でのパフォーマンスの全貌が、48年という長い歳月を経て遂に明らかになる。このライヴ映像が伝説とも幻とも言われるのは、ジムの生前に収録された最後のパフォーマンスだったからだ。

本日からちょうど1年前の昨年1月4日にデビュー50周年を迎え(世界的にザ・ドアーズの日と制定されている)、過去作品のリイシュー盤が発売されるなど、ジムの死後何度目かのザ・ドアーズ再評価熱が世界中でヒートアップ。その熱が冷めやらぬ中、幻となっていたワイト島フェスティバルでのザ・ドアーズのライヴ映像が、ワイト島フェスティバル開催50周年を迎える今年2018年に初めて世に放たれることになった。

そんな世界的に超貴重な“ザ・ドアーズ”のライヴ・フィルム『ワイト島のドアーズ1970』を3月1日(木)に、Zepp DiverCity(東京)/Zepp Namba(大阪)/Zepp Nagoyaの3大Zeppにて本邦初公開、一夜限りのライヴ絶響上映を実施することになった。

ワイト島フェスティバルは、ウッドストック・フェスティバル開催の前年68年に開催し、70年にさまざまなトラブルを抱え3回でその歴史に幕を閉じたのだが、68年のジェファーソン・エアプレイン、69年にはボブ・ディラン、ザ・バンド、ザ・フー、70年にはジミ・ヘンドリックス、ザ・フー、ジョニ・ミッチェル、マイルス・デイヴィス等今では考えられない神クラスのミュージシャンが数多く出演、中でも”歴史的~”と言われているのが、本作品の舞台である70年の第三回目のワイト島で、豪華出演者による奇跡のパフォーマンスは勿論のこと、動員数がウッドストック・フェスティバルの40万人をはるかに上回る60万人以上動員を記録しまさしく音楽の歴史に名を刻んだ。

ザ・ドアーズのライヴだが、このワイト島でのライヴの前年に、6か月の禁固刑と500ドルの罰金を課せられ北米ツアーは中止、活動の自粛を余儀なくされ(※)、ストレスフルな状況から脱して活動を再開したばかりという前置があってのライヴがこのワイト島でのライヴである。悪天候や主催者側と観客のトラブルも相次ぎ、場内は一触即発の切りつめた雰囲気の中、ザ・ドアーズがフェス最終日5日目の夜中2時に登場。演奏に絡みつく様に漆黒の闇の中に浮かぶ赤のライティングのみによる演出は、そのシンプルさ故の視覚効果が、当時神格化されていたザ・ドアーズの妖艶なパフォーマンスをより際立たせた。全米1位を獲得し、67年の全米年間ランキング2位を獲得した世界的大ヒットシングル「Light My Fire/ハートに火をつけて」を中心に、世界的名盤でありデビュー・アルバムの『The Doors/ハートに火をつけて』(1967年作品)の中から名曲「Break On Through/ブレイク・オン・スルー」、「The End/ジ・エンド」含む4曲を披露(全7曲演奏)。結果短い生涯となった稀代のカリスマ、ジム・モリソンの26歳とは思えない、円熟というか貫禄さえある圧倒的なパフォーマンスは、観ている者全てをザ・ドアーズの狂気の世界に引きずりこんだ。

そんな全容を収録した本作は、歴史的資料としても大変貴重だ。手軽に撮影ができる時代ではなかった1970年に、奇跡的に35mmフィルムで撮影し、録音。日本の地に足を踏み入れることなく、この世を去ったジム・モリソンの姿と48年の長きに渡り伝説といわれたパフォーマンスがやっとおめにかかれるということで、これは音楽ファンならずとも絶対に観ておかなければならない作品だ。本作は、オリジナル・フィルムから丁寧にレストア・色補正が施されアップグレードされた映像に仕上がっている。サウンドについてもオリジナルのマルチトラックオーディオから ミックスし直されている。ミックスは、長年ドアーズのエンジニア/ミキサー/共同プロデューサーを務めるブルース・ボトニックが担当した。監督は、映画のオリジナルディレクターでアカデミー賞受賞(R)したマレー・ラーナー。

※フロリダのマイアミで行ったコンサートで酔っ払って衣服を脱ぎ、 客の前で不適切な露出をしたとして6か月の禁固刑と500ドルの罰金を課せられた。40年後の2010年に恩赦となった。ちなみに、本ライヴ絶響上映日から遡ること、49年前の1969年3月1日に『ザ・ドアーズ マイアミ事件』(俗称)が起きた。

昨年、バンドのデビュー50周年を迎え、そして今年7月には、ワイト島フェスティヴァル50周年を迎える。ライヴ絶響上映では、世界に先駆けてW50周年を祝う。世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp。ご家庭では、決して味わうことができないライヴハウスの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』で、日本初上陸を果たす“ザ・ドアーズ”をご堪能いただきたい。次にZepp DiverCity(東京)、Zepp Namba(大阪)、Zepp Nagoyaで上映できるかわからないということで、今回の上映がまさしく、『最初が最後』の特別上映!【日本のワイト島】こと“お台場”で48年前の1970年にタイムスリップ!ジム・モリソンの神がかったパフォーマンスに、叫びそして酔いしれてほしい。ロサンゼルス市では、ザ・ドアーズのデビュー日にあたる1月4日を「ザ・ドアーズの日」と制定した。そんな本日1月4日(木)14時より、e+にてプレオーダー開始!1/15上映のマイケル・ジャクソンは、発売と同時に即完と最近ライヴ絶響上映のチケット入手が困難になってきた。今回のザ・ドアーズのライヴ絶響上映も限定数量の発売なので、お買い求めはお早めに!

□ 一般先行販売(抽選)
本日2018年1月4日(木)14:00~1月28日(日)23:59

イープラス:プレオーダー(抽選)
http://eplus.jp/zepp-de-doorswight/(PC、 モバイル共通)

■ 公式ホームページ
http://www.110107.com/zepp-de-zekk
■ インフォメーション

『すべては滅びても、 詩と歌は残る・・・』ジム・モリソン

上映予定曲|
1. Roadhouse Blues/ロードハウス・ブルース[3]※
2. Back Door Man/バック・ドア・マン[1]
3. Break On Through/ブレイク・オン・スルー[1]
4. When The Music's Over/音楽が終わったら[2]
5. Ship Of Fools/愚か者の船[3]
6. Light My Fire/ハートに火をつけて[1]
7. The End/ジ・エンド[1]

[1] The Doors/ハートに火をつけて('67年1月発表/1st/全米2位)収録
[2] STRANGE DAYS/まぼろしの世界('67年10月発表/2nd/全米3位)収録
[3] Morrison Hotel/モリソン・ホテル('70年2月発表/5th/全米4位)収録
※ワイト島フェスティバルの様子を撮影したインサート映像。
30th August 1970 @ The Isle Of Wight Festival

監督|マレー・ラーナー
音響ミックス|ブルース・ボトニック
出演|ザ・ドアーズ
ジム・モリソン(vo)/ レイ・マンザレク(key)/ ロビー・クリーガー(g)/ ジョン・デンズモア(ds)
[2018年/英国/66分/16:9/2ch/BD/カラー/日本語字幕]

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