【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名
曲ライブラリー】#21 萩原健一「ララ
バイ」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

「ララバイ」

昭和55年7月発売
歌:萩原健一
作詞:速水清司
作曲:速水清司
レーベル:bourbon

金子正次脚本・主演による完全自主制作の伝説的ヤクザ映画『竜二』(昭和58年)の主題歌。金子は、「この唄に出会わなければこの映画を作れませんでした」と語っている。「ララバイ」が収録されているアルバム『DONJUAN LIVE』は、萩原健一(ショーケン)がグループサウンズ時代からのミュージシャン仲間とともに作り上げた名盤。作詞・作曲の速水清司は、井上堯之バンドのギタリストであり、ショーケンの盟友である。離れて暮す幼い子供への想いを歌った曲で、映画に登場する娘役の「あや」は、金子の実の娘である。「♪離れてみりゃ 不思議なものよ 逢いたくて気がめいる オモチャあるかい 泣いたりするかい せめて唄うよ My Baby ララバイ」。映画『竜二』に心動かされた人や幼い子を持つ親にとっては、涙なくしては歌えない。『竜二』は大ヒットを記録するも、金子正次は公開期間中に胃癌性腹膜炎により、松田優作らに看取られて33歳で死去。

解説:卯村

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