中山美穂「役どころじゃなくなってし
まった…」 高岡早紀、中山とは「気
心知れた面白い関係」
本作は、谷崎潤一郎の名作『細雪』を、バブル崩壊後の平成時代を生きる女性たちの物語に置き換えて描く。平成を生きる蒔岡家の四姉妹を演じた中山らは着物姿で登場した。
亡くなった母親から、家族を背負って生きることを託された長女・鶴子を演じる中山は「とても大役だと思います。蒔岡家の長女というか、母親のような役割として描かれているので、重要な役だなと思いました」と話した。
撮影現場の印象については「下の妹たちに支えてもらって、撮影中も長女が成り立っていた感じなんですけど、撮影が終わってからも、この四姉妹がずっと続いていけばいいなあという錯覚をもたらしてくれる現場でした」と振り返った。
次女・幸子を演じる高岡は「大先輩方がたくさん演じられてきたすてきな作品に、次女として参加させていただける喜びは大きくて、中山さんをはじめとする女優さんの中でどう存在できるかなということを楽しみにしていました」と話した。
また「中山さんとは去年1本楽しい作品をやらせていただいて、前回は姉妹のような関係の役だったんですけど、今回は本当の姉妹をやらせていただけて、気心が知れたすごく面白い関係性でした」と感想を語った。
「役作りで苦労した点は?」と聞かれると、中山は「船場言葉が本当に難しくて、覚えてしまったことを途中から直すのが本当に難しくて、役どころじゃなくなってしまった瞬間が何度もありました」と明かすと、高岡も思わず「本当に難しかったねえ」と同意した。
ドラマは2018年1月7日、午後10時からBSプレミアムで放送。
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