高橋真梨子の最新ツアー、元旦に全曲
ノーカット放送決定

「桃色吐息」など、高橋真梨子がヒットソングを歌い上げる最新ツアー<Mariko Takahashi Concert vol.41 2017 PRELUDE>が、元旦にWOWOWにて全曲ノーカットで放送されることが決定した。

ソロシンガーとして活動を始め40年、年齢を重ねるごとに歌い手としての存在感を増している高橋真梨子。大晦日には「第68回NHK紅白歌合戦」に出場することが決定したが、毎年行う全国ツアーでも、その歌声が多くの人の心を揺り動かしている。そんな高橋の最新ツアーより全国36公演の最終公演、東京国際フォーラム ホールAにて11月25日・26日の2日間行われたうちの25日のライブの模様が2018年1月1日に全曲ノーカットで放送される。

これまでドラマや映画にも主題歌を提供してきた高橋は、サスペンス・ドラマ枠の主題歌「ごめんね…」、連続ドラマの主題歌「はがゆい唇」など、数々のヒット曲が映像作品を彩ってきた。それらの楽曲を収録したアルバム『Dramatic Best~ドラマ・映画主題歌集~』を2017年5月に発表。コンサートツアー<Mariko Takahashi Concert vol.41 2017 PRELUDE>では、同アルバム収録曲を中心に、新旧の名曲をたっぷり披露した。
ライブ当日、国際フォーラム ホールAは約5,000人の観客で満員。ツアータイトルにもなっている「PRELUDE」(「前奏曲」の意味)と書かれた幕が上がると、華麗なロングドレスを着た高橋がステージ奥に登場し、横顔のまましっとりと「裏窓」を歌った。この日は7月以来の国際フォーラム公演で、高橋は「今日は本当に『ただいま』という気持ち。ここまでツアーをやってきて、疲れたりしても、みなさんの顔を見ると元気をもらえるんです」そうあいさつすると、圧倒的な声量で代表曲「ごめんね…」を熱唱。さらに、ペドロ&カプリシャス時代の名曲で、昭和を代表する作詞家・阿久悠が書いた「ジョニィへの伝言」と「五番街のマリーへ」を歌いあげた。さらに、カバー曲「夢の途中」(来生たかお)、「ワインレッドの心」(安全地帯)も披露。「ワインレッドの心」は、高橋が「桃色吐息」をリリースした1984年、同時期にヒットしたファンにもおなじみの曲だ。歌謡界華やかなりし頃の昭和の名ナンバーを立て続けに歌い、“バラードの女王”としての実力は健在であることを証明した。
後半は、ギターソロから始まるロックテイストのステージへと雰囲気を変え、黒のシックなドレスに着替えた高橋は、夫であるヘンリー広瀬が率いる“ヘンリーバンド”と共に軽快にステップを踏みながら「オレンヂ」などを歌い、観客を楽しませた。高橋の代名詞とも言える「桃色吐息」では、スクリーンに万華鏡のような模様が投影された幻想的なステージで、舞台美術が高橋の作り出す“大人の世界”をさらにブラッシュアップする。そこから「はがゆい唇」「フレンズ<Prelude version>」とヒット曲を次々に披露した。「今日はみなさんが私に元気をくれたので、幸せです。心から『ありがとう』」と言ってライブでの定番曲「ありがとう」につなげ、大きな拍手を受けながら歌った。
アンコールではピンクのドレスで再登場し、「第68回NHK紅白歌合戦」でも歌唱予定の「for you…」は、スポットライトを浴びながら熱唱。そして、長い年月を共に過ごしてきたファンに「生きていきましょう」と力強く語りかける「ランナー」でコンサートを締めくくった。今こそ味わっておきたい“本物の歌”と音楽の楽しみに満ちた演奏、スタイリッシュな演出と小粋なパフォーマンス。新年の幕開けはぜひ、この極上のライブを楽しんでほしい。また現在、番組のライブダイジェスト動画が番組サイトにて公開されているので、こちらもチェックしよう。
※高橋真梨子の「高」は、「はしごだか」です

「高橋真梨子 コンサート2017 -PRELUD
E-」

放送日時:2018年1月1日(月・祝)19:00~
放送局:WOWOWプライム
収録日・場所:2017年11月25日 / 東京・東京国際フォーラム ホールA

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