SHINeeジョンヒョン“死去”…良いボ
ーカルでありアーティストだった28歳
の若すぎる死

 1990年4月8日生まれのジョンヒョンは、2008年5月25日に5人組男性アイドルグループSHINee(オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミン)のメンバーとして1stシングル「Replay -君は僕のeverything-」を発表してデビューした。

 コンテンポラリーアイドルというコンセプトでデビューしたSHINeeは、既存のアイドルには見られなかった独特なファッションと感覚的な音楽、パフォーマンスで注目された。SHINeeは「Love Like Oxygen」「JULIETTE」「Ring Ding Dong」「LUCIFER」「Hello」「Sherlock」「Dream Girl」「Why So Serious?」「View」「1 of 1」など数多くのヒット曲を残した。
 SHINeeのメインボーカルだったジョンヒョンはデビュー7年目の2015年1月に1stミニアルバム『BASE』をリリースしてソロデビューした。彼は本人が作詞作曲を引き受けた「Deja-Boo」と作詞に参加した「Crazy (Guilty Pleasure)」の2曲をダブルタイトル曲にして活動した。
優れたボーカルという評価を受けると同時に、勤勉な創作者だったジョンヒョンは着実に自作曲を発表してきた。
 2015年9月に発売された小道具集『物語Op.1』は彼がどれほど着実に曲を書いてきたかを証明する。2014年2月3日にスタートしたMBC FM4U「青い夜ジョンヒョンです」のプロジェクト・コーナー「青い夜作詞、その男作曲」に登場して良い反応を得た自作曲を再編曲したアルバムだった。ジョンヒョンは同アルバムで全曲作詞作曲はもちろん構成とディレクティングにも参加してシンガーソングライターとしての姿を遺憾なく発揮し、アルバム発売記念の小劇場コンサートも進めた。
 ジョンヒョンは本人とSHINeeの曲だけでなく、IUの「憂鬱時計」、イ・ハイの「BREATHE」、EXOの「PLAYBOY」、キム・イェリムの「No More」、ソン・ダムビの「Red Candle」など他の歌手への曲制作も持続的に行った。
所属事務所SMエンタテインメントで最も忙しい一年を送ったはずだと“牛”というニックネームがつくほど彼は活発に活動した。昨年と今年2年間に日本フルアルバム、ドラマOST参加、SMステーション(特定曜日に音源発表するプロジェクト)、ソロフルアルバム、SHINeeフルアルバム、小道具集などをリリースして活動を止めなかった。
 ジョンヒョンは今年上半期にSMTOWN SMTOWN COEX ARTIUMで小劇場コンサート「ガラス瓶手紙(The Letter)」を開催した。自殺までわずか10日もならない今月9、10日にはソウル市松坡区(ソンパグ)オリンピック公園SKオリンピックハンドボール競技場で「JONGHYUN SOLO CONCERT “INSPIRED”」を開催して今年の公演記録だけで22回に達した。他のメンバーがドラマ、ミュージカル、バラエティなど多方面で活動したのと違い、ジョンヒョンは音楽作業にだけ集中してきた。彼はMBC FM4U「青い夜ジョンヒョンです」を進行して、2015年にMBC放送演芸大賞ラジオ優秀賞を受賞したことがある。
 一方ジョンヒョン急死の便りが届いたなかで、これといった公式コメントを出さなかったジョンヒョンの所属事務所であるSMエンタテインメントは、今月18日午後に公式報道資料を通じてジョンヒョン死去に対する哀悼を表わした。
 SMエンタテインメントは今月18日夕方に「SHINeeのメンバーであるジョンヒョンが突然私たちの傍から離れた」として「エスエム・エンタテインメントのアーティストたちおよび従業員みな、あまりにも大きな衝撃と悲しみの中に故人を追悼しております」「デマや憶測報道は控えていただけますよう、懇切お願いいたします」「葬儀は可能な限り静かに行わせていただく予定です」と明らかにした。
次はSMの公式サイト発表(全文)
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エスエム・エンタテインメントです
あまりにも胸が痛み、悲痛な訃報をお伝えすることになり、申し訳ございません。
12月18日、SHINeeのメンバーであるジョンヒョンが突然私たちの傍から離れていきました。
故人はソウル清潭(チョンダム)の宿泊施設で倒れたまま発見され、近くの大学病院に運ばれましたが、18日の夕方に死亡判定を受けました。
最愛の息子と弟を亡くした遺族の悲しみとは比較できませんが、長い時間を共に過ごしてきたSHINeeのメンバーたちと私たちエスエム・エンタテインメントのアーティストたちおよび従業員みな、あまりにも大きな衝撃と悲しみの中に故人を追悼しております。
ジョンヒョンは誰よりも音楽を愛し、常にベストを尽くしてステージに立つ最高のアーティストでした。
ジョンヒョンに惜しみない愛を送ってくださったファンの皆様に悲しい報せをお伝えすることとなり、さらに胸を痛めております。
突然すぎる悲報に大きな悲しみの中にある遺族が故人を敬虔に追悼するために、デマや憶測報道は控えていただけますよう、懇切お願いいたします。
遺族の意に沿って、葬儀は家族親族と会社の同僚たちが参加し、可能な限り静かに行わせていただく予定です。
もう一度、故人の最期の逝く道に深い追悼の意をお送りいたします。
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