Lionlimb / Maria 弦楽器のふくよか
さとクリーンなギターの調和が光る一
曲! USナッシュビル出身のデュオが
2月に新作をリリース!

USはナッシュビル出身のLionlimbが新曲「Maria」を公開しました。

LionlimbはAngel Olsenの元バンド・メンバー、Stewart Bronaughと現バンド・メンバーであるJoshua Jaegerで構成されているデュオ。同曲は2月23日(金)に〈Beyonet Records〉からリリースされるニュー・アルバム『Tape Recorder』に収録予定です。
メンバーのBronaughはツアー後にコロンビア大学でピアノの練習をしていたらしく、その時にチェロの演奏者とコラボしたことがきっかけとなり、今作はバイオリン、チェロ、クラリネットなどを導入したようです。

実際に同曲ではクリーンなギターの他に、バックで演奏されるチェロのふくよかなメロディーが曲に厚みを加えています。また、この「Maria」は聖マリア・ゴレッティ(少女の守護聖人)からインスパイアされて作曲されているとのことで、メランコリックなだけでなく荘厳な印象を与える理由はそこにもあるようです。新作からのリード曲をこのナンバーに選ぶということは、渋いを通り越して、最早達観したかのような印象さえも感じてしまいます。

さらに、『Tape Recorder』というタイトルの由来は、Brounaughの友達が昏睡状態に陥った時に、彼とクラスメイトが一緒に、友達のために歌をテープへ録音した思い出が元になっているのだとか。その経験から、希望や癒しを与える方法のひとつとして音楽を作り続けたらしく、何と言うか……もう、彼の人柄や暖かさが全面的に音に溢れ出るアルバムになるのではないかと思っています。派手さはないものの、胸の内に残る作品に仕上がっていそうです。


【リリース情報】

Lionlimb 『Tape Recorder』

Release Date:2018.02.23 (Fri.)
Label:Beyonet Records
Tracklist:
1. Clover
2. Maria 06:19
3. Star Mangled
4. Tape Recorder
5. Swallow’s Song
6. Velvet

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