水森かおりが亡き恩人の墓前に紅白1
5年連続出場を報告

2017年でデビュー23年目を迎え、最新シングル『早鞆ノ瀬戸』がロングヒット中の水森かおりが12月11日、東京・大本山永平寺別院「長谷寺(ちょうこくじ)」を訪れ、亡き恩人・徳間康快さんの墓前に「NHK紅白歌合戦」15年連続15回目の出場が決まったことを報告した。

徳間さんは、水森の所属レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」の元社長で、デビューのときから水森を「いつか紅白歌手になれるよう頑張れ!」と、娘のようにやさしく励まし、温かく見守っていたという。そんな育ての親でもある恩人の徳間さんの墓前には、「鳥取砂丘」が大ヒットした2003年、念願の紅白初出場が決まった年から毎年欠かさず、紅白発表後に報告に訪れており、今年で15回目。墓前に花をたむけ、手を合わせながら「お陰さまで今年も紅白出場が決まりました。いつも見守っていてくださってありがとうございます」と感謝の気持ちを込めて頭を下げた。
「紅白出場は今年で15回目になりますが、自分でも信じられないような回数、出場させていただくことになり、今年も徳間社長の前で手を合わすことができてほっとしました。決まった瞬間は、いつも長良(じゅん)会長(故長良グループ会長)と徳間社長の顔が思い浮かびますが、今年も出場が決まって心からよかったなと思います」15回目という節目を数えるほどの紅白常連歌手になったが、「これから先も連続して紅白に出場したいですか?」という記者からの質問に「それはもちろんです。毎年、紅白を一番の目標にして大みそかに向けて頑張っていますし、応援してくださった皆さんへの恩返しができる大きなステージだと思っていますので、これからも紅白を目標に頑張っていきたいです」と、さらなる飛躍を目指した。
また、紅白の衣装と演出についての質問には「まだ発表させていただける段階ではありませんが、きっと皆さんに楽しんでいただけるような衣装と演出になると思いますので、どうぞご期待ください」と笑顔を見せた。今年1年を振り返って、「8月にブラジル公演がありまして、32時間かけて行ってきました。日系の方々は演歌が大好きでカラオケも盛んだそうですが、『日本の女性演歌歌手で一番人気があるのは水森かおりさんなので、いつかブラジルでコンサートをやってくれるのを待っているからね』と言われていたのですが、今回、やっと実現できて現地の皆さんの情熱がダイレクトに伝わってきて、来て本当によかったなと思いました。すごく貴重な経験をさせていただきましたし、その公演を通じて日本を離れて頑張っている方々に日本の情景、きれいな風景を歌でお届けできるようなコンサートを世界各国でやってみたいという大きな夢が持てた、そんな1年でした。来年は、また墓前報告ができるような充実した1年を過ごすことができたらいいですね」と話していた。
(提供:サンニュース)

アーティスト

全日本歌謡情報センター

歌謡曲・演歌に特化したエンタメ情報サイト

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着