映画『羊と鋼の森』山﨑賢人×三浦友
和、ピアノの調律に魅せられた青年の
成長物語

小説『羊と鋼の森』が山﨑賢人主演で映画化。2018年6月8日(金)に全国ロードショーとなる。
原作は、『火花』『君の膵臓をたべたい』などの話題作を抑え、2016年「本屋大賞」を受賞した宮下奈都の小説『羊と鋼の森』。「2016年 キノベス第1位」、「2015年 ブランチブックアワード大賞」も受賞し、史上初の三冠受賞を達成。さらに直木賞にもノミネートされるなど、2016年最も話題になった小説といっても過言ではない。
物語の主人公は、ピアノの調律に魅せられた1人の青年・外村直樹だ。彼は、北海道の高校に通う外村は調律師・板鳥と出会い、ピアノの調律師として生きていくことを決意する。そして、調律師、板鳥宗一郎がいる江藤楽器で働き始めるのだった。ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求める、そんな彼の成長物語を描く。
主人公・外村直樹を演じるのは、『四月は君の噓』、『斉木楠雄のΨ難』などで主演を務めた若手俳優・山﨑賢人。外村の人生を導いていく調律師・板鳥は三浦友和が演じる。また、上白石萌音上白石萌歌姉妹が、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹として起用される。
外村の勤める江藤楽器のピアノ調律師であり、一番年齢の近い先輩である兄貴分・柳伸二役には、『海賊と呼ばれた男』『忍びの国』、そして2018年の大河ドラマ「西郷どん」で主演の鈴木亮平。今まさに大活躍中の彼の演技にも注目したい。
そのほか、堀内敬子、仲里依紗、城田優、森永悠希、佐野勇斗らも出演する。
映画のラストを飾るエンディング・テーマは「The Dream of the Lambs」。スタジオジブリ作品や北野武作品の音楽で知られる、日本を代表する作曲家の久石譲が作曲・編曲を手掛け、ピアノ演奏は世界トップクラスのピアニストである辻井伸行が担当している。豪華な音楽家同士のタッグによって生まれた、感動の1曲に注目だ。
また、映画公開を記念して、辻井伸行による特別コンサートが、6月13日(水)に東京・サントリーホールにて開催される。チケットは4月28日(土)より発売。コンサートでは、『羊と鋼の森』の劇中に登場するピアノ曲が演奏される他、スペシャルゲストとして久石譲も登場する。久石譲はエンディング・テーマの指揮を担当し、ステージ上で辻井伸行との初共演を果たす。
「羊」の毛で作られたハンマーが、「鋼」の弦をたたく。ピアノの音が生まれる。生み出された音は、「森」の匂いがした―。将来の夢を持っていなかった外村は、高校でピアノ調律師・板鳥に出会う。彼が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、調律の世界に魅せられ、果てしなく深く遠い森のようなその世界に、足を踏み入れていく。調律師の先輩たち、高校生姉妹、引きこもりの青年、意地悪なバーのオーナー。ときに迷い、悩みながらも、ピアノ関わる多くの人に支えられ、磨かれて、外村は、調律師として、人として、逞しく成長していく。
【詳細】
『羊と鋼の森』
公開日:2018年6月8日(金)
原作:宮下奈都著「羊と鋼の森」(文藝春秋刊)
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ
音楽:世武裕子
出演:鈴木亮平、山﨑賢人、三浦友和、堀内敬子、仲里依紗、城田優、森永悠希、佐野勇斗、光石研、吉行和子
エンディング・テーマ:「The Dream of the Lambs」作曲・編曲 : 久石譲、演奏 : 辻井伸行
製作:「羊と鋼の森」製作委員会
■映画『羊と鋼の森』公開記念 辻井伸行 特別コンサート
スペシャルゲスト:久石譲
日時:2018年6月13日(水)19:00開演(18:15開場)
場所:サントリーホール
住所:東京都港区赤坂1-13-1
チケット料金:全席指定 S 9,000円、A 7,000円、B 5,000円
※4月28日(土)10:00よりチケット発売、価格は全て税込。

新着