「LA・LA・LA LOVE SONG」は、女性の望んでいる愛され方、そのものだった。

「LA・LA・LA LOVE SONG」は、女性の望んでいる愛され方、そのものだった。

「LA・LA・LA LOVE SONG」は、女性
の望んでいる愛され方、そのものだっ
た。

久保田利伸は、1985年に大学を卒業後、音楽プロデューサーとして音楽業界に入り、1980年代には20代前半という若さで多くの歌手、アイドルに楽曲提供をしていた。
もうありとあらゆるミュージシャンが久保田を崇拝している。
その証拠に、久保田の曲は日本のミュージシャンだけにとどまらず、世界のミュージシャンたちにカヴァーされている。
様々な国の言葉で、様々な音域で歌われるありとあらゆる「LA・LA・LA LOVE SONG」は、それぞれに心地いい。
久保田が歌う「LA・LA・LA LOVE SONG」は、イギリスのモデルだったナオミ・キャンベルとコラボした曲。
なんでも、ニューヨークに住んでいた久保田とナオミ・キャンベルが同じマンションに住んでいて、偶然同じエレベーターに乗り合わせたことがきっかけらしい。
なんでも、キッカケになるんだなあ。
トップモデルが、日本のミュージシャンとセッションするなんて、到底考えられないことを、久保田は当たり前のように、サラッと実現させてしまう。
久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」
出だしのこのフレーズだけで、もう世界はニューヨークの夜。男と女の熱い思いが曲のあちこちに湧き出ている。
とびきりセクシーで甘い歌詞

止まらない恋、追いかけても、気持ちが通じ合っても、まだ物足りない。
どれほど愛すれば気持ちが止まってくれるんだろう。こんなに深い恋愛があるのだろうか、と思わせてくれる曲だ。
久保田はナオミ・キャンベルを想って描いた詩なんではないかと勘ぐってしまうくらい、甘い歌詞だった。
日本人同士の恋愛はこんなに激しくも甘いはずもない。こんなにセクシーな曲を書ける久保田利伸はきっと、いい恋をしているんだろうな。
何度も繰り返し聴きたくなる「LA・LA・LA LOVE SONG」

宇宙の見えない夜ってなんだろう?宇宙って、何を表しているんだろう?自分自身?
君は輝く星ならば、僕はそのすべてを受け入れる宇宙ってことなんじゃないかな。
そんな風に愛されてみたい。全てを受け入れてくれて、女性はひたすら輝き続ける。
雲っていようが、雨が降っていようが、大丈夫、そこに輝く君は見えているよ。素敵だよって言ってくれている。
曲の歌詞のように、甘く切ない思い。そしてどことなくファンキー。
女性ならば誰もが望む愛され方が、歌の中で久保田利伸が叶えてくれている。もう一回、もう一回と、聞きたくなる曲。
TEXT:tommy.Y

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着