(左から)草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾

(左から)草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾

草なぎ剛「こんな奇跡的なことがある
んだ…」 稲垣&香取と「MEN O
F THE YEAR」を受賞

 今年最も輝いた男性著名人を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」授賞式が22日、東京都内で行われ、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が3人そろって登壇した。
 今年9月にジャニーズ事務所を退所し、新たなコミュニティーサイト「新しい地図」を立ち上げた3人は「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
 稲垣は「情熱はいっぱいですが、まだこれといった功績を残したわけでないのに、恐縮しております」と喜びのスピーチを。「まだまだこれからなので、3人で力を合わせて頑張っていけたら。これからもこの賞に恥じぬよう、1人のエンターテイナーとしても前進していきたいと思います」と意気込みを語った。
 草なぎは、トロフィーを手に「うれしくて仕方ないのですが、こんな奇跡的なことがあるんだなと思って…。人生というのはもちろん転ぶこともありますが、もしかしたら、転んでも良いものがもらえることがあるのかなという気持ち。これを機に新しいことを生み出す気持ちで、力を持って前に進んでいきたいと思います」と決意を述べた。
 香取は「新しい人生を、新しい真っ白な地図に描こうと始めたばかりなのですが、こんなにすてきな賞を頂き本当にうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。
 「自分はゼロからのスタートだと思っていたのですが、最近、ツイッターとインスタグラムを始めまして、ゼロじゃなかったんだなと…。世界中の皆さんとつながれていることをうれしく思います。ありがとう世界」と喜びを語った。
 とはいえ、SNSは3人とも始めたばかり。香取は「草なぎ剛が、大きなミスで炎上しないように見張り続けたいと思います」と宣言し、会場を盛り上げた。
 本賞にちなみ“理想の男性像”を尋ねられた3人。草なぎは「男とは、駄目なところが良く見えたらいいなと思うんです。僕は古着とかが好きなのですが、しわとかが味になるのと同じで、人間も年を取ると若い時と比べて、体も動かなくなっていったりしますが、その駄目さを自分の味として生きられる人が格好いいなと思います」と語った。
 続く稲垣は「男とは“力”だと思います。社会的な責任感などは当然のことですが、自分がつらい時、弱い時にも、人にも親切でいられる、そういう力のある人間でありたいです」とコメントした。
 その一方「トロフィーが本当に重くて…」と訴えると「男として力の無い僕は全然駄目ですね。僕は、もう少し腕力を鍛えたいと思います」と苦笑いを浮かべた。
 トロフィーの重さに苦労していたのは、他の登壇者も同じだった様子。「もう汗だくです」と弱音をこぼした香取は「男とは女性にとって大切な存在。強い女性にも“あの男の人が近くにいてくれたらホッとできる”というような…。そう思われる男でいたいものですね」と目標を語った。

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