『美女と野獣』じゃない!『美女の野獣』なんだ!アップアップガールズ(仮)は!

『美女と野獣』じゃない!『美女の野獣』なんだ!アップアップガールズ(仮)は!

『美女と野獣』じゃない!『美女の野
獣』なんだ!アップアップガールズ(
仮)は!

このグループはグループ名どおりアッパーな曲が多いのが特徴。2015年の『美女の野獣』も、そんなアプガらしさにあふれた一曲です。
元ネタである『美女と野獣』は、もともとはフランスの小説。ディズニーがアニメ映画化し、これが大ヒットを記録しました。2017年の春には実写映画版も公開され、こちらも好評です。『美女と野獣』というタイトルがあまりに有名で、このタイトルのパロディがいたるところに存在しますね。アプガの『美女の野獣』というタイトルには、いかなる意味が込められているのでしょうか。
アプガは、2012年に発表した『アッパーカット!』という曲で注目されるようになります。代表曲である『アッパーカット!』は、アップテンポで勢いのある曲。この曲が、その後のこのグループの方向性を決めました。アスリートアイドルという道です。
アプガ アッパーカット!
歌いだしから「I’m a beast」とスタートする『美女の野獣』。タイトルは、自分達は「美女であり、かつ野獣である」意味なんですね。

「格好ばかりで中身がなければ ただのお人形でしょう?」というフレーズが登場。自分達はただのお人形ではないことを伝えています。アイドルが、えてして「格好ばかりのお人形」であると見られがちなことに対する反抗でもあります。
「燃えるような心、身体、瞳」身体という表記がアプガらしいところ。このグループは運動量が多く、まさに身体を燃やしているからです。
日ごろから鍛えているアスリートアイドル
「鍛えぬいた躰 野獣のように」この歌詞どおりに非常に鍛えているグループです。富士山頂ライブや駅伝後ライブなど、体力勝負の企画が多いアプガ。「I’m a beast」と歌うだけあり、日ごろから鍛えているアスリートアイドルなんですね。

「誰にも真似できない世界へ」が佐保のパートなのもポイント。空手有段者である佐保は、板割り、瓦割り、バット折りを披露してきました。2016年の武道館公演では、なんと氷柱割りにも挑戦しています。少なくとも日本のアイドルでこれを真似しようとする人は、なかなかいないでしょう。Twitterでやたらたくさんの「!」を使う人としても知られています。『美女の野獣』の歌詞も「!」がいたるところにつきますが、こういった「!」がたくさんつくような勢いを象徴するメンバーとも言えます。
『美女の野獣』であるアプガ
『美女の野獣』であるアプガは、アイドルフェスの常連。しかし、『美女と野獣』に比べるとはるかに知名度が低いこのグループは、おそらくいまだにハロプロとの関係もよく理解されていないでしょう。アプガのメンバーは全員ハロプロエッグというハロプロ研修生の前身出身ですが、ハロプロに入れなかった人達です。だからこそ、独自の道を歩みました。このグループが「不屈の精神で」「世界を変えるまで」と歌うのは、困難な状況を自分達の精神力で変えていく意味があります。
このグループが様々なことに挑戦する精神は結構すごいので、もっと存在が知られるといいですね。

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