ヤバT!岡崎体育!愛scream !邦ロ
ックの新たなトレンド、お笑い芸人系
バンドブーム

富、名声、力・・・この世のすべてを手に入れたコミックバンド王 ザ・ドリフターズ
彼らが放った一言は、人々をフェスへかり立てた。

「オレの財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世のすべてをそこへ置いてきた!!」

男たちはバズを目指し、夢を追い続ける。
世はまさに、お笑い芸人系バンド時代!

ヤバイTシャツ屋さん

重大発表と言った束の間『「ヤバみ」ジェネレーター』を発表することで話題のヤバイTシャツ屋さん。
はちゃめちゃな活動をしすぎて、むしろ何割がボケじゃないのか分からないくらいボケてくるバンド。
ちなみにツッコミ担当はヤバTのTwitterフォロワーです。

メロコアをふんだんにいじり倒す割になぜかあまりアンチがいず、ついにはオリコン2位という衝撃の快挙を達成する愛され具合。

コミックバンド王になれる日もそう遠くないはず。

岡崎体育

バズといえば岡崎体育。ボケとしても相当ネタが面白いが、音楽評論家とかから音楽的に評価されていることが一周回って一番面白いですマジで。
代表ネタには、
がある。

数々のフェスやミュージックステーションでも話題をかっさらい、今一番ノリに乗っているといっても過言ではない芸人さんです。

ちなみに、ネタ曲ばっかりで油断していると何故か泣けてくる名曲も出してくる策略家。恐るべし。

キュウソネコカミ

あるあるネタソングの帝王。ハイテンションなライブパフォーマンスと皮肉った歌詞がそれはそれはウケました。社会風刺的なスタイルが確立していて、普通にライブはカッコ良いし曲も良いし半分芸人半分ロックバンド。

ヤバTと一緒に語られることも少なくないけれど、キュウソの毒っ気は一度塗られるとなかなか落ちない。
名前を聞くことが少し減ってきてはいますが、もしかするともしかするのかもしれない。窮鼠猫を噛むだ。

打首獄門同好会

生活密着型ラウドロック芸人。
個人的には『米』のインパクトが強すぎてもはや『米』という印象しかないんですが、バンド名とは裏腹にめちゃくちゃ可愛らしいテーマの楽曲ばかり。
うまい棒の曲で観客がうまい棒を振り上げるパフォーマンスの姿が面白い。

2018年には武道館ライブが決定しています。ヤバイ。

四星球

実はキュウソネコカミよりも前の2002年から活動をしている、日本一泣けるコミックバンド 四星球
白ブリーフと法被がユニフォームで、メジャーデビューというボケをかましました。

伝統的なコミックバンドの流派を汲んだような振り切った楽曲が多くて、四星球聴くと元気がもらえますってファンの方が多い様子。
という10-FEETの「RIVER」を10秒だけカバーした出オチネタがおそらくお笑い芸人系バンド時代で最速の高速ネタです。(たった2小節)

PAN

1995年に結成し、ついに結成22年を迎えた大阪で人気のバンド芸人。
現在までに5枚のシングルと4枚のミニアルバム、4枚のアルバムを発表している超大御所です。

全国的な知名度は前述のバンドよりもやや劣りますが、ライブを観たライブキッズが虜になるほどの盛り上がりを見せます。曲がとにかく明るくて楽しくてノリノリなこのポップさが妙に癖になりますねん。

バックドロップシンデレラ

『ウンザウンザ』というダンスロック系の音楽ネタを擁し、完全セルフプロデュースを貫くバンド芸人。
「フェスだして」からの
という鉄板のWネタが爽快。

これから良い勢いで来そうなバンド芸人です。

オメでたい頭でなにより

『オメでたいコア』略してオメコアというネタで活動する、日本一オメでたくて汗だくで騒げるバンド芸人。
ニコニコ動画で歌い手をしている赤飯を中心に結成した5人組で、赤飯は『七色の声』と称される男声から女声までの声が自在に出すことができるという声芸を持っています。

ふざけた歌詞なのに毎度サビとイントロがイカしてます。

愛scream 

『でんでんででん、I LOVE おでん〜』

こちらは10代期待のバンド芸人。自称王道青春ロックバンドの愛scream。

ヤバイTシャツ屋さんとキュウソネコカミを混ぜて半分したくらいのおふざけ度。おでんの歌なのに普通にキャッチーだしメロディのセンスがめちゃくちゃ良くてカッコ良い。

この感じで行くと、バンドに振り切るのか?半分芸人半分バンドで行くのか?芸人になるのか?超気になるバンド芸人。

『でんでんででん、I LOVE おでん〜』

フェスウケとロックと

今は頭の中がおでんでいっぱいですが、お笑い芸人系バンドブームが良い勢いで来やがってます。
オリコン2位まで登りつめたヤバイTシャツ屋さんを筆頭にファンに相当愛されて拡大している印象です。

つい突っ込んでしまいたくなるようなネタ加減とSNSやミュージックビデオで伝わる身近さっていうものが若者の心にドンピシャなようで、邦楽ロックっていうものがどう変化していくのか楽しみと不安が交錯しています。

ダンスロックがフェスウケしたようにお笑い芸人系バンドもフェスウケしているので、この先もお笑い芸人系バンドは盛り上がっていって欲しいところです。

『でんでんででん、I LOVE おでん〜』

mic

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